今回の旅路:音威子府~糠南~稚内(北海道)[ 3日目/糠南駅 ]

行程3日目にして、ようやく合流したLMとK。
これでようやく
写真撮影に専念できます。
もちろん、
重い荷物類はKに託しました(苦笑)。
ともあれ、合流した2人が目指したのが
糠南駅です。

ここも、
昨日訪問した北星駅同様、
板張りホームが特徴的です。

待合室(?)もなかなか特徴的(笑)。
(糠南駅の詳細は、後日掲載の駅紹介で行います)
あれこれ駅の写真を撮っていると、踏切の警報機が鳴り始めました。
カーブの向こうから現れたのは特急「
サロベツ」です。
狭い板張りホームのすぐ脇を高速で列車が通過していくのは、なかなか怖いものがあります(汗)。

この
とってもステキな駅(笑)には、1時間半ほど滞在。
まだ16時を少し過ぎたばかりなのですが・・・。
陽はほとんど暮れかかり、辺りは薄暗くなってきます。
一面の銀世界でも、やはり陽があるとないとでは体感温度が全然違うもの。
恵みの太陽が姿を隠すと、グッと冷え込みが強まります。
そんな寒さの中で待つことしばし、ようやく救援(?)の列車(
4334D)がやってきました。
この糠南駅も通過列車が多く、
普通列車もポンポン通過(泣)。
なかなか訪問者泣かせの駅です。
この4334Dは、貴重な糠南駅停車列車になります。

4334Dでいったん南下し、
天塩中川駅に到達。
ここから特急「
サロベツ」に乗り換え、再び北上します。
当初の予定では、後続の普通列車(
4331D)で帰る予定だったのですが・・・。
昨日も無理して体力を浪費したので、今日も無理をせず、早く宿に帰って休むことを優先しました。
やはり、冬の(秘境駅系の)駅訪問は、
厳しい自然と向き合わねばならないため、結構体力を浪費します。
まして、この日は重い荷物を背負っての行軍でしたしね・・・。
途中からKが荷物の大半を面倒みてくれたので、だいぶ楽にはなりましたが・・・。
しかし、やはり寒さが体に堪えました。
寒さには結構耐性のある方だと思うLMにとっても、この訪問はかなり厳しいものでしたね。
とは言え、全般的に天候には恵まれ、当初予想していた大雪や吹雪は免れたのは幸いでした。
もし、
吹雪だったりしたらどうなっていたことか・・・(((( ;゚Д゚)))
それでも、雪に覆われた駅は魅力的で、「また来てみたい!」と思うのですから・・・。
LMもつくづく
懲りない人間です(苦笑)。

18:11、
日本最北端の駅、稚内に到着しました。
LMは何度もこのホームに降り立っているので、
ある意味で見慣れた景色です。
このホームに降り立つと、「ああ、最北端まで来たんだなぁ・・・」と感じます。
ところで、LMは稚内駅には何回も来たことがありますが・・・。
九州に住んでいるというのに、
最南端の西大山駅には一度も行ったことがありません(汗)。
やっぱり変ですかね、これって・・・(T-T)


「
日本最北端の駅」の標柱と2番線ホームの光景。
この写真が、ほんの2カ月後の今となっては貴重な記録写真になろうとは・・・。
残念ながら、この時のLMとKは理解していませんでした。
この景色は、
現在はもう見られません。
その詳細については、次回の記事でふれたいと思います。

この日は早めにホテルに入り、体をゆったり休めました。
旅行はあと2日間あるものの、残りは帰るだけの行程になります。
しかも、明日14時台には「トワイライトエクスプレス」に乗るので、
北海道滞在は実質明日までになります。
旅行を計画している時、そして旅立つ前は長い行程だと思いましたが・・・。
実際に旅してみると、
あっという間に3日間が過ぎてしまった気がします。
厳しい自然の前に、いろいろ教訓を得た冬の北海道の旅。
でも、厳しい中に、
とても魅力的な景色を見ることができた旅でもありました。
つらい部分もあったけれども、本当に楽しかった北海道の旅。
そんな楽しい旅も残りわずか、いよいよラストスパートに入ります。
(つづく)
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行
- 2010/02/22(月) 00:00:01|
- 鉄道旅行
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| コメント:2
とにもかくにも がまんできない ・・・ 行きたいな
いい旅してますね 旅の原点みたいだね
彷徨そして充実 また最果ての駅に立ったのですか ・・・ 記事と写真が眩しいですよ
- 2010/03/06(土) 09:25:43 |
- URL |
- 前期高齢者(sirainosato) #-
- [ 編集 ]
前期高齢者(sirainosato)様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
久しぶりにコメントいただけて嬉しいです(苦笑)。
> とにもかくにも がまんできない ・・・ 行きたいな
まあ・・・行くにしても、まずは原資が必要ですな(苦笑)。
それさえどうにかなれば、御案内はしてもいいですよ。
まあ・・・私たちの旅は、結構行程がきつきつで大変ですがね(笑)。
> 彷徨そして充実 また最果ての駅に立ったのですか ・・・ 記事と写真が眩しいですよ
最果ての駅は、最後の記憶として魂に刻むため、どうしても行きたかったですね。
最果ての駅の景色は大きく変わってしまいます・・・。
詳しくは次回の記事で・・・。
- 2010/03/06(土) 23:58:38 |
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