2018.07.20(Fri):廃線探訪

特記なき限り、写真はGW(ゴールデンウィーク)撮影のものである。
※写真を詰め込み過ぎたので、今回は区間短めで。

[ 旧三江線 浜原駅(おまけ) ]
三江線廃駅訪問(72)
(7月撮影)
今回はタイトル通り粕淵駅からになるのだが、おまけとして浜原駅の直近の写真を掲載する。
写真は7月のもので、以前アップした写真(GW撮影時)に比べると夏草が格段に増加し、廃駅の雰囲気が強まっていた。

三江線廃駅訪問(73)
(7月撮影)
人気はなく、ひっそりしていた。
廃止直前の人の多さが嘘のようだった。
夏草や 鉄道ファンが 夢の跡

[ 旧三江線 粕淵駅 ]
三江線廃駅訪問(54)
駅近くの跨線橋から粕淵駅を臨む。
「立入禁止」の立札の方が違和感を感じるくらい、三江線の鉄路は変わっていなかった。

三江線廃駅訪問(55)
粕淵駅の駅舎も全く変わっていない。
まあ、美郷町商工会館と合築なので当然ではあるが。
この駅は当面そのままの姿を残してくれるのではないだろうか。

三江線廃駅訪問(56)
きっぷ売場も当然しまっているが、LM訪問時はほぼ閉まっていた(営業時間が平日の日中だったため)ので、あまり違和感は感じない。
バスの定期券等も取り扱うというから、窓口自体は今後も使われるのだろう。

三江線廃駅訪問(57)
ホーム上は立入禁止なので、ギリギリまで柵に近づいて撮影。
現役の頃とほとんど変わらない光景なのに、列車が来ないのはやはり寂しい。

[ 旧三江線 明塚駅 ]
三江線廃駅訪問(58)
最初見た時、公衆便所と思ってしまった明塚駅の待合所は健在。
ただし、現在はかなり夏草が絡みついている(写真はGW時)。

三江線廃駅訪問(59)
こちら側から見ると現役の駅にしか見えない(語彙力貧弱ですみません)。
ただ、駅名板がないところに、小さな違和感がある。

三江線廃駅訪問(61)
どんなに現役の頃と変わらないように見えても、現役の頃とはやはり隔絶されているのだ。

三江線廃駅訪問(60)
おまけ1。
GWの頃は、小さな花々が小さな鉄路を彩っていた。

三江線廃駅訪問(74)
(7月撮影)
おまけ2。
明塚駅の直近の写真で、7月撮影のもの。
夏草がかなり生い茂り、草むらに沈んでいるのがうかがえる。
こうして、だんだんと廃駅らしい光景になっていくのだろう。

[ 旧三江線 石見簗瀬駅 ]
三江線廃駅訪問(62)
LMの好きな駅のひとつだった石見簗瀬駅
LMが愛してやまなかった木造駅舎は、今も健在だった。
漏れ聞く話では、7月の西日本豪雨の際、一部冠水被害を受けたようだが、幸い大した被害ではなかったらしい。

三江線廃駅訪問(63)
駅舎は立入禁止で、正面からは駅構内に入れないが、回り込めば駅を臨む位置に立てる。
構内は一見変わっていないように見えるが、駅名板は当然失われている。
この景色もいつまで見れるのだろう。
あの駅舎は、いつまでその姿を見せ続けてくれるのだろう。
写真を撮っていて、そんなことばかりが心をよぎった。



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2018.07.13(Fri):廃線探訪

[ 旧三江線 宇都井駅 ]
三江線廃駅訪問(48)
この時期(GW=訪問時)の宇都井駅は田植えの時期と重なる。
そのため、タイミングが良ければ駅の姿が田の湛水に映え、美しい水鏡が撮れる。
この日、田植えは既に終わっていたが、まだ十分に水鏡の写真が撮れた。

三江線廃駅訪問(49)
宇都井駅も、廃止前と状況はほとんど変わっていない。
ただし、建物の中は立入禁止になり、階段を登ることも、ホームに出ることもできなくなり、天空の景色は拝めなくなった。
駅のトイレも便器が取り外され、使えなくなっている。

三江線廃駅訪問(52)
廃止されたにも関わらず、来訪者は途切れずにあり、賑わっていた。
まるで廃止されたのがどこか別の世界の話のように。

三江線廃駅訪問(51)
廃止のしばらく前から、駅前にはちょっとしたお店が出ていたが、この日も露店が出ていた。
これは「江の川鐡道準備会」によるもので、旧三江線の口羽-宇都井間にトロッコを走らせるための資金を少しでもねん出するため、有志で活動されていた。
スタッフの一人に話を聞いたが、いろいろ難しい問題もあり、先行きは厳しいと思われた。
だが、もしこの活動が実り、トロッコが運転できるとなれば、再び天空の駅のホームに登れるようになり、天空の景色も望めるようになるだろう。
一日でも早く、そのような日が来ることを願ってやまない。

三江線廃駅訪問(50)
駅正面は田植えが終わっていたが、裏側はこの日が田植えだった。
長閑な景色の中に、宇都井駅の階段塔だけがやけに存在感を見せつけている。
以前は違和感を感じたが、最近は慣れたのかすっかり景色と馴染んで見れるようになった。

三江線廃駅訪問(53)
色々と思うことはあるが、やはり宇都井駅はLMが子供の頃から憧れ続けた、大好きな駅だ。
多少形態は変わっても、このまま存続してくれることを祈りたい。



2018.06.21(Thu):廃線探訪

※本区間にある宇都井駅については、改めて別枠で紹介したい。

[ 旧三江線 伊賀和志駅 ]
三江線廃駅訪問(30)
今回、廃駅となった各駅を写真で撮って回ったが、過去何度も撮影した中で今回が一番良く撮れたというのが何枚かあった。
好天に恵まれたこと、カメラの性能向上(LMの写真技術向上は0)といろいろ理由はあるが、廃線になった後でベストショットが撮れるのはマヌケな気がするし、複雑な気分になる。

三江線廃駅訪問(31)
伊賀和志駅も、悲しいことに今回が一番きれいに撮れた駅だ。
廃止される前はあまり見向きもしなかったが、しばらくこの駅に向き合うと、実に恵まれた環境にある駅だと痛感する。
現役の頃、もっとこの駅とも向き合っていれば・・・と軽い悔恨の念が募る。

[ 旧三江線 石見都賀駅 ]
三江線廃駅訪問(35)
石見都賀駅は、築堤の上にホームのある駅で、地上とは地下道でつながっていた(左のリンク先参照)。
その地下道の入口を塞がれたら、これ以上の探索はできない(涙)。

三江線廃駅訪問(32)
築堤の下、地下道入口脇の待合所は健在だ。
中にも入れたので少しゆっくりしたかったが、時間的な余裕がないので諦めた。

三江線廃駅訪問(34)

三江線廃駅訪問(33)
石見都賀駅ホーム及びホーム上の待合室。
中に入れないので、近くの田んぼから撮影してみた。
駅名標がなくなった以外は、ほぼ現役の頃と変わっていないようだ。

[ 旧三江線 伊賀松原駅 ]
三江線廃駅訪問(36)
石見松原駅も、残念ながら今回撮影した写真がベストショットになるだろう。
この駅は坂を上った先にあり、静寂に包まれていて雰囲気はとてもよかった。
いつか、この駅の待合室でゆっくり本を読みたいとかねがね思っていたが、ついにその機会を得ずに廃止されてしまった。

三江線廃駅訪問(37)
ホームに入れないのが残念。
駅全体で見るとあまり感じないが、近くに寄ってみると、やはりこの区間の待合所はコンクリの無機質な感が強調される。

三江線廃駅訪問(38)
ホームは立ち入り禁止だが、その外側からホーム上を撮影。
いつかも美しい花を咲かせていた花壇は、この日も駅を彩っていた。
誰かが管理しているのか、廃止前に植えた花が今花開いているのか、そこは分からなかったが・・・。

[ 旧三江線 潮駅 ]
三江線廃駅訪問(39)
LMの大好きな駅のひとつだった潮駅
廃止前日にも訪問し、それから日も経っていない(訪問日はGW)ので、廃止されたという実感が乏しかった。

三江線廃駅訪問(40)
この駅は桜の頃が一番美しいが、それ以外の季節も美しい駅だと思う。
新緑に萌える駅も美しかった。
それだけに、ホームに上がるための階段が「立入禁止」の立札で塞がれていたのは残念だった。

三江線廃駅訪問(41)
ホームには登れないが、どうしても潮駅とその目の前を流れる川を合わせて撮りたかったので、近くの(立入禁止でない)土手を上って、ホームの外側から撮影してみた。
天気に恵まれたせいもあるが、素晴らしい絶景だった。
この写真を現役の頃に撮れなかったのを残念に思う。

[ 旧三江線 沢谷駅 ]
三江線廃駅訪問(42)
今回紹介した区間は、交換施設のある駅(浜原、石見都賀)と宇都井駅以外はほとんど同じ造りの待合室(&トイレ)になっている。
沢谷駅もご多分にもれない。

三江線廃駅訪問(43)
ホーム上は立入禁止だが、それ以外は入れそうだったので反対側から撮影してみた。
無機質で画一的な造りだが、どこか個性があるように見えるのは、背後の豊かな自然のお陰だろうか。

[ 旧三江線 浜原駅 ]
三江線廃駅訪問(44)

三江線廃駅訪問(47)
浜原駅を三次側、江津側それぞれから望んでみたが、この写真だけ見て廃駅と判断するのは難しいだろう。
撮影した当のLM自身でさえ、撮影日と前後の写真を見なければ間違ってしまうかもしれない。
少し雑草が茂っているようにも思えるが、このくらいは現役の頃も茂っていた気がする(苦笑)。

三江線廃駅訪問(45)
駅舎自体も現役の頃と何も変わらずに残っていて、とても廃駅には見えない。
トイレもきちんと機能しているし、別の目的で駅舎は利用されているのだろう。
待っていればそのうち列車が来そうな錯覚を覚える。

三江線廃駅訪問(46)
待合室からホームに出る扉の先には「立入禁止」の札が立ち、それでようやく現実に呼び戻される。
逆に言えば、浜原駅の現役時代と廃止後を明確に区分しているのは、それだけだった。
それなのに、もうこの駅が二度と列車を迎えることはないのだと思うと、不意に悲しい気分になった。



2018.06.15(Fri):廃線探訪

[ 旧三江線 香淀駅 ]
三江線廃駅訪問(19)
香淀駅も、以前からあったログハウス調の駅舎が健在だ。
式敷駅同様、廃止後もトイレが現役で機能しているのは、バスの待合室として使われているためだろう。

三江線廃駅訪問(20)
ホームに入れないのは相変わらずだが、柵外からホームを撮ると、現役の頃とホントに何も変わっていない。
三江線が廃止になったのは夢なのではないかと思えてさえくる。
それが本当に夢であれば、どれだけいいことか・・・。

[ 旧三江線 作木口駅 ]
三江線廃駅訪問(21)
駅の入口にドンと置かれた「立入禁止」の札が、三江線廃止の現実を伝えている。

三江線廃駅訪問(22)
・・・けど、逆にそれさえいれなければ、ほとんど現役のままだ。
駅名板がないのが若干目をひくが・・・。

三江線廃駅訪問(23)
作木口駅でしばし佇む。
駅の周辺は静寂そのもの。
(時々、LMと同じ目的で駅を撮影する人がいる程度)
改めて駅に向き合うと、思いのほか川に近い駅だったことに気づく。
静かな駅の環境と合わせて、現役の頃にもっと来ておけば・・・と後悔した。

[ 旧三江線 江平駅 ]
三江線廃駅訪問(24)
江平駅も、LMには思い出深い駅だ。
何度か写真を撮りにも来たし、駅自体も好きだった。
ホームにはのぼれなかったが、駅の入口を今年も花が彩っていた。

三江線廃駅訪問(25)
元の踏切側から。
駅名板が失われている以外、現役とほとんど変わらないのは他と同じ。
ただ、今までこのアングルでは撮影したことがないので、この画面は新鮮だった。
夢中で撮影していたとき、LMの心の昂りを示すかのようにつむじ風が吹き荒れ、枯草や落ち葉を空に舞い上げた。

[ 旧三江線 口羽駅 ]
三江線廃駅訪問(27)

三江線廃駅訪問(26)
口羽駅では、以前から試してみたかった俯瞰の構図で撮影してみた。
このアングルはずっと前から気づいていたが、なかなか撮影する機会がなく、ついに現役の頃には撮る機会がなかった。
廃止してからやっと撮影するというのも間抜けなものだが、このアングルは予想以上に素晴らしかった。
ここまで良い光景と分かっていれば現役の頃、何が何でも撮りに来たのに・・・と、またも後悔の念が湧いてきた。
失くしてからその大切さに気付くのは、LMのいつもの悪い癖だ。

三江線廃駅訪問(28)
この駅も静かで、ゆっくりと駅に向き合うことができた。
この駅にいるとき、LMは妙な感覚を覚えた。
LMは、「三江線が存続している(廃止されていない)世界」から突然「三江線が廃止されてしまう世界」に落ち込んでしまった――
そんな小説やアニメのような平行世界(パラレルワールド)感を覚えてならなかった。
それもこれも、駅や鉄路といった何もかもが現役の頃とほとんど変わらず残っているせいだろう。
三江線廃止」という言葉が、遠い別次元の言葉に思えた。

三江線廃駅訪問(29)
赤瓦が印象的な口羽駅駅舎。
ここも現役と変わらない光景だ。
駅舎内も相変わらず清潔で、とても安らぐことができた。
・・・もし、この駅と宇都井の間で鉄道公園化が可能になるなら、LMの幻想が現実になり、この駅に列車(とは呼べない代物かもしれないが)が戻る日があるかもしれない。
それが現実になる日を願って、次の駅へと旅立った。


2018.06.08(Fri):廃線探訪

5月のGWに、廃止された三江線の廃駅巡りに行ってみた。
廃止されたばかりで、駅もほぼそのままとなっており、現役時と大した変わりはなかったが・・・。
今回は尾関山~式敷間を紹介したい。
(三次駅は現役であるので、今回は省いた)

[ 旧三江線 尾関山駅 ]
三江線廃駅訪問(1)
現役時代と変わりのない姿を見せる尾関山駅の駅舎。
ただし、駅舎内には入れない。

三江線廃駅訪問(2)
ホーム側から見た駅舎も、現役時代と大差ない。

三江線廃駅訪問(3)
ホームには入ることができなかった。
これは、他のどの駅にもほぼ共通している。

[ 旧三江線 粟屋駅 ]
三江線廃駅訪問(4)
現役時代、残念ながらあまり訪問する機会がなかった粟屋駅
でも、二度ほどこの駅から三江線の列車に乗って鉄道旅を楽しんだので、思い出はある。

三江線廃駅訪問(5)
線路は、ほとんどそのままになっていた。

[ 旧三江線 長谷駅 ]
三江線廃駅訪問(6)
LMの大好きな駅だった長谷駅
この日は、とりわけ美しい姿を見せてくれた。
現役の頃と何も変わらない。
違うことと言えば、ホームに入れないことくらいか。

三江線廃駅訪問(7)
愛すべき待合室も生き残っていた。
残念ながら、中には入れなかった。
今回は変わりなかったが、いつまでこうして残していてくれるだろうか。
先行きが心配になる。

[ 旧三江線 船佐駅 ]
三江線廃駅訪問(8)
船佐駅の待合所も健在だった。
こちらは、これまでの駅と異なり、中に入ることができた。
代替バスのバス停が真横にあり、その待合所として活用されているからだろう。
便所も現役で大いに助かった。

三江線廃駅訪問(9)
ホームは立ち入り禁止だが、特別変わった風はない。
明日からでも現役復帰できそうな雰囲気だった。

[ 旧三江線 所木駅 ]
三江線廃駅訪問(10)
立ち入り禁止の立札が、廃駅であることを示している。が・・・。

三江線廃駅訪問(11)
立ち入り禁止の立札を写さないと、現役の頃の写真と言われても分からないような光景だ。

[ 旧三江線 信木駅 ]
三江線廃駅訪問(12)
信木駅もLMの好きな駅だった。
初めて来た頃に比べると、対岸の道路が整備され、その光景はすっかり変わった。

三江線廃駅訪問(13)
ホームには入れないが、ホーム端から回り込むことは可能だ。
線路もそのままだし、立ち入り禁止の札もないので、どうみても現役の駅にしか見えない。
人気が少ないのは昔からだし(笑)。
敢えて言うと、駅名標がないことで廃駅と判定できるくらい。

[ 旧三江線 式敷駅 ]
三江線廃駅訪問(14)
式敷駅の特徴的な縦に長いログハウス調の駅舎は健在だった。
写真左に停車しているのが代替バスで、三次~式敷間を結ぶ。
代替バスでこの先に行くには、ここで乗り換えなくてはならない。
駅舎はバスの待合室として使用されており、トイレも現役のままだ。

三江線廃駅訪問(15)
ホームも何も変わりのない姿を見せている。
ホーム上の待合所の椅子が心地よさそうだったので座りたかったが、ホーム上は立ち入り禁止なのでできなかった。

[ 旧三江線 沿線 ]
三江線廃駅訪問(16)

三江線廃駅訪問(17)

三江線廃駅訪問(18)
三江線の廃線跡全般に言えることだが・・・。
廃止されて日が浅いこともあり、まだ駅も線路もほとんどそのままだった。
ただ、立ち入り禁止の札だけが、この路線が廃止されていることを教えてくれる。
ただ、踏切については、警報機の「×」の部分と、遮断機の遮断桿は取り払われていた。

他の駅も、紹介する時間があれば、ボチボチ紹介していきたい。