［　松浦鉄道西九州線　金武駅　］







松浦鉄道で貴重な木造駅舎の残る蔵宿駅。
以前はその駅舎を活かして喫茶店が開店していたが、短い期間で閉店した。
今回行ってみると、前回とは別の喫茶店「薪の宿から」という店が開店していた。
この日は駅周辺の桜が咲いているためか、来客が多く賑わっていた。




駅構内は桜で美しく彩られていた。






桜と発着する列車、そして歴史ある駅舎が揃う贅沢な駅舎。
この日、ＬＭたちは喫茶店を利用しなかったが、ここでコーヒーでも飲んでいたらさぞかし贅沢な気分になれただろう。
しかし、貧乏性のＬＭはもっとたくさんの駅の桜を撮りたいと先を急いだのだった（汗）。

［　松浦鉄道西九州線　金武駅　］

金武駅は桜が美しく彩り、春の優しい風が吹いていた。


この駅の待合室で列車を待つのは、春には特に心地よい。






駅はもちろん、列車をも美しく彩る、金武駅とその周辺の桜たち。
春風がその花びらを舞わせ、芳香を運ぶ。
豊潤な桜の色香に、身も心も酔ってしまいそうだった。

［　筑肥線　駒鳴駅　］

今年も桜の季節になった。
例年に比べ数は少なくなったものの、駅と桜の情景を今年も撮ることができた。
その情景をこれから少しずつ紹介していきたい。








初回は駒鳴駅。
例年美しい景色を見せてくれる駒鳴駅は、今年も桜吹雪舞う中、美しい光景を見せてくれた。

当ブログでも何度かご紹介した、長崎県雲仙市千々石町のイベント「観櫻火宴」。
松明を片手に桜咲き誇る町内、そして橘公園を練り歩く、県下でも最大級の火祭りである。


個人的に大好きなお祭りなのだが、ここ数年間コロナのために中止を余儀なくされてきた。
今回、実に４年ぶりに開催された。
ＬＭも仕事が忙しい中ではあったが、この祭りだけは外せないので、何とか都合つけて“出陣”した。

残念ながら、今回「肥前千々石鉄砲隊」の火縄銃演武はコロナで隊員一部離脱のため中止となったらしい。
夜の火縄銃演武はとても貴重なだけに、非常に残念。


千々石海岸の福石公園から橘神社まで、２km弱ほどの道を松明をかざして歩く。
150名近くの松明の列は、“炎の大蛇”と称されるに相応しい。
では、いざ出陣！











色とりどりの灯りに照らされて、妖しくも艶っぽい美しさで咲き誇る桜たち。
まるで異世界に飛び込んだような幻想的な景色。




その幻想的な景色を、さらに幻想的に彩る松明に照らされた鎧武者の行軍。
松明の焦げ付く香りと、ほの温かい熱気が心地よい。








幻のような武者たちを見送った後、改めて桜たちを鑑賞した。
何度見ても、ここの桜たちは言葉に尽くせないくらい美しかった。
この桜を見るためだけに来る価値のある、素晴らしく美しい、夢幻のような、異世界に迷い込んだような美しさ。
この夜、ＬＭは炎と桜で身も心も酔いしれていた。

以前紹介した記事（コチラ→　■　■　■）の動画編です。
写真だけでは分かりづらい雰囲気を、動画で感じてください。