[ 旧三江線 宇都井駅 ]

旧三江線・宇都井駅とその周辺をイルミで照らし出すイベント「
INAKAイルミ2018@おおなん」が、今年も11月23~24日に開催された。
三江線の廃止に伴い、このイベントの今後も危惧されていたが、関係者の奔走により無事継続されることになった。


この日、宇都井駅では
トロッコも走り、賑わった。
満席続きで、LMたちは残念ながら乗れなかった(T^T)
しかし、一方で、昨年と比較するとイルミの撮影者は大幅に減ってしまった。
23日だけの印象なので、24日は賑わったのかもしれないが……(同イルミは23~24日に開催)。

昨年で見納めになるかと思った光景を今年も見れただけでも幸せだった。
しかし、こうして今年も見れたのなら、やはり来年もこの光景を見たい。
関係者は大変と思われるが、頑張ってほしいと心から思う。
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- 2018/11/27(火) 00:00:01|
- 駅紹介・三江線編
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[ 三江線 潮駅 ]
三江線の最終列車は、当初の予定通り、
午前中に撮影した俯瞰撮影地で撮影することにした。
その前に何枚か練習撮影。
何枚も写真を撮るのだが、なかなか満足いく一枚は撮れなかった。
たくさんの光と桜に包まれた潮駅の夜景は、LMのド下手な写真では到底表現できないくらい美しかった。

撮り方を変えると、また少し違う印象の光景になる。

待つことしばし、ついに最終便となる
9432Dが滑り込んできた。
しかし、この肝心なときに、LMは
写真撮影を失敗(滝汗)。
設定ミスのため、光のラインが途中で切れてしまった。

駅で停車中の9432D。
こうして見ていると、これが最終列車ということを忘れそうになる。
明日もまたこうして走ってきてくれるのではないかと。
そうであればどんなにか嬉しいだろう。
だが、明日、もう列車はこの鉄路を走ることはなく、潮駅に列車が来ることもないのだ。
9432Dが吹した、普段とは違う長い警笛が、そんな寂寥感をいや増す。






9432D撮影後、潮駅に立ち寄ってみた。
最後のお別れをいうために。
駅には誰もおらず、静寂に包まれていた。
昼間の喧騒が嘘のようだった。
最愛の女性と共に、
潮駅の最後の晴れ姿に見入っていた。
……不意に風が吹き、桜たちを揺らした。
それと同時に、遺影の中の彼女がふと目の前の光景に溶け込み、その美しい髪が風に揺られる……そんな幻のような光景が目の前に浮かんだ。
それは、潮駅の最後を飾る、この日見てきた中で最も美しい光景だった。
(三江線 the Last Day・了)
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- 2018/05/24(木) 00:00:01|
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[ 三江線 潮駅 ]

最後の日の最後の締めは、やはり
潮駅でしたいと思い、潮駅まで戻ってきた。
最終的には
午前中に撮影した場所で最終列車を撮ろうと考えていたが、その前に、俯瞰だけでなく目の前で潮駅の桜を見たいと思い、潮駅に立ち寄った。




潮駅周辺の桜は、ほぼ大半の桜が満開を迎え、駅はまさに「
桜の園」と化していた。
その光景は、「2日前まではほとんど咲いていなかった」という同業者の言葉を到底信じられないほど圧巻のものだった。
潮駅の最後の花道を飾ろうとする、駅の桜たちの“執念”のようなものだろうか。
よくぞ最後の日に、ここまで咲いてくれたと思う。
満開に花開く桜たちに、この大切な日に、美しく咲き誇ってくれたことを、心から感謝した。
まだまだ仕事が忙しく、なかなかブログに向き合えずにいます。
もう少しすればある程度落ち着くはずなので、申し訳ありませんがしばらくお待ちください。
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- 2018/05/23(水) 00:00:01|
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[ 三江線 鹿賀駅 ]
三江線数ある駅の中でも、
鹿賀駅はLMにとって五本の指に入る大好きな駅だ。
桜の季節の美しさはいうまでもないが、それ以外の時期でも、この
駅の待合室でくつろぐとスーッと疲れが取れていくような、
LMの大切な聖地の一つだった。
そんな鹿賀駅の営業も、この日で終わってしまう。
鹿賀駅も大量の撮影者であふれていたが、人が減ったタイミングを見計らって、ようやくその姿を眼前にできた。
昨年同様、駅は美しい桜模様を見せてくれた。

入線してくる
9427D。
何となく右上にあるお寺の桜も入れたくて広角で撮影してみたが、
構図的には失敗だったかもしれない。
でも、LMは満足できた。



地元の人を始め、大勢の見送りの人々に見送られ、9427Dはゆっくりと駅を離れていく。

その数分後、駅は誰もいなくなった――。
先ほどの歓声が幻であったかのように。


駅に飾られていた「
ありがとう三江線」のホワイトボード。
これを見ると、改めて三江線は今日が最終営業日なのだと痛感させられた。
この日撮影していて、どの駅も賑わっているし、普通に列車も走っているので、どこか「この日が最終営業日」という事実を忘れ(意図的に考えないようにしていたかもしれない)、華やかな桜の光景もあって、気分が高揚している自分がいた。
だが、このホワイトボードが、LMの気持ちを急に現実に引き戻した気がした。
――
三江線の鉄路を列車が走る時間は、あとわずかしかないのだと。
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- 2018/04/30(月) 00:00:01|
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[ 三江線 川戸~田津間 ]
因原駅で撮影後、どこで撮影するか迷いながら北上した。
どこも撮影者が物凄い多さで、正直うんざりした。
しかし、桜の時期には外せない川戸駅の踏切周辺には幸い撮影者がいなかった。
直近の9426Dは後追いになるというのもあっただろうが。
だが、あえて後追い覚悟で、この慣れ親しんだ場所で撮影することにした。

撮影者はほとんど
川戸駅のホームに集結しているようだ。
しかし、LMの周辺にも次第に人が集まり始め、最終的にはそれなりの集団になった。
同業者もいたが、最終日の列車を見届けに来た地元の人も多い。
数年前は、LMとKの2人で寂しく撮影した場所は、今は賑やかな歓声に満ちていた。
やがて、桜の園に列車が滑り込んできた。

目の前を流れていく列車が、まるで幻のように美しく思えた。
窓ガラスにも桜が反射して、奇跡的な美しさを見せていた。
残念なのは、その美しさを
LMがしっかり写し撮る技術を持っていないことだった。

ヘッドマークに刻まれた「
ありがとう三江線」の文字。
それが、LMのこの日の気持ちの全てだった。
ありがとう、三江線。
最後の最後まで、あなたは私を魅了し続ける路線だった。

みんながこの日の熱気を忘れ、三江線を記憶の彼方に忘却しても、LMはずっと三江線のことを忘れない。
桜咲く美しい三江線のLast Dayは、
LM人生屈指の忘れがたき名シーンとして、いつまでも心に残ることだろう。
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- 2018/04/20(金) 00:00:01|
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