[ 山陰本線 折居~三保三隅間 ]

8月、猛暑の続く頃、ふと思い立って
山陰本線沿線へと向かいました。
特に理由という理由もない撮影でしたが・・・。
何となく、季節を感じる写真、つまり“
夏らしい写真”――青い海・青い空・白い雲――を撮りたかったのです。
殊に、この頃は、LMの大好きな海にかなり長い間ご無沙汰していました。
そのため、無性に海が恋しくなり、とにかく海を絡めた写真を撮りたかった、という事情もありました。

休み前にいろいろ検討した結果、山陰本線の折居~三保三隅間で撮影することに決定。
この場所は、
山陰本線でも屈指の有名撮影地で、LMにとって、ここでの撮影は以前から憧れでした。
しかし、この付近には割とよく行くのに、なかなか機会に恵まれず、今回が初の訪問となりました。
撮影場所に出立したのは、前日の真夜中。
天気予報は何とかなりそうだったものの、当日、果たして望み通りの「青い海・青い空」になるかは不確定でした。
天気予報って、外れることも少なくないですからねぇ。
まあ、曇りでも撮れはするでしょうが、イマイチな写真になるのは間違いないですし・・・。
しかし、当日、現地に立ったLMの前には、
抜けるような青い空と海が待っていてくれました。

この撮影地は、道の駅「
ゆうひパーク三隅」の敷地内にあります。
そのため、
飲食のための売店、駐車場、トイレが完備しており、撮影に困ることは全くありません。
光の加減は、
午前中が順光と聞いていたので、朝8時くらいから待機していました。
初めて来たこの場所――それは、
想像していたよりずっと美しい眺めでした。
夏らしい景色が広がる海岸の浜辺では、海水浴の人々のさざめきが遠くかすかに聞こえていました。
そんな長閑な景色の中で、LMはゆったりと構えて撮影を続けました。
撮影自体も楽しいですが、目の前の景色を見ていると、
心が洗われるような気がします。
優しい景色に心を癒されながらの、快い撮影になりました。
もっとも、
ギラギラ降り注ぎながら肌を焦がす日差しの暑さは閉口モノでしたけど(汗)。
でも、これも夏の風情だから、致し方ありませんね(苦笑)。
何より、この
恵みの太陽あってこそ引き立つこの景色なのですから、文句はありません。

やって来る列車と、この光景との取り合わせはとても絵になるのですが・・・。
贅沢を言えば、この近辺を走るのがほとんど
ステンレス系の車両なのは残念でした。
国鉄色や首都圏(タラコ)色の
キハ58系や
キハ40系等が走ってくれたら、なお良かったのですが・・・。
まあ、そこまで贅沢を追求するのはやめにしときましょう(苦笑)。
日差しは大変厳しかった(汗)ですが、ここでの撮影はとても心の和む撮影でした。
8時から撮影を始めて、昼過ぎくらいまでいましたが、全然退屈しませんでした。
機会があれば、また撮影したいものです。
P.S.
今回はかなり長く御邪魔させて「ゆうひパーク三隅」にお邪魔させてもらいましたので・・・。
御礼と言っては何ですが、御土産もたくさん買わせていただきました;
もちろん、食事もここの食堂を利用させてもらいました。
「ゆうひパーク三隅」、本当にいい所です。
(2011.08.13)
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2011/09/28(水) 00:00:01|
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