[ 山陽本線 大竹-和木間 ]

27日の「
サロンカーなにわ」は、
呉線経由で
山陽本線の宮島口までの運転です。
その後、
岩国まで回送されることになっていました。
LMたちは、その回送に目をつけ、
忠海の冠崎公園で撮影した後は、山陽本線方面へ向かいます。
呉線で追っかけをすることも考えましたが、丘の上にある冠崎公園から撤収するのにやや時間がかかるうえ、
呉線内のダイヤを見てもあまり余裕のあるものではなかったので、断念したのでした。
撮影場所は、まだ九州方面へのブルートレインが現役で活躍していたころ撮影地として知られたという山陽本線の
大竹-和木間にある小瀬川橋梁です。
ただ、
朝方にこの地を通過したはずの下りブルートレインの撮影地として適切ということは、
夕方にここを通過する「サロンカーなにわ」撮影時には逆光になることを意味します。
リスクのはっきりしている撮影地ではありますが、他に撮影地も思い浮かばないので、そこに決めました。

途中、少し手間取ることがあって、遅れて到着。
すると・・・狭い川岸の道路に、いるわいるわ
同業者の大群(汗)。
幸い、川岸で、撮影範囲は広いので、LMたちも何とか潜り込むことができました。
本来、ブルートレインの時代から撮影に向いている場所は橋の東側ですが、何分こちらは逆光になるのがハナから分かり切っているため、大半の同業者は橋の西側に構えていました。
LMたちは、とりあえずKを動画用カメラと共に順光側に送り出すことにして、
LMは逆光覚悟で橋の東側に立ちました。
複線区間なので、
万一、対抗列車が来て「サロンカーなにわ」を隠してしまうと最悪であるため、それに備えての配置でした。

「サロンカーなにわ」が橋梁に差し掛かったとき、完全ではないものの若干太陽が雲に隠れ、少し陽が陰りました。
そのため、
モロ逆光にはならずにすんだようです。
「サロンカーなにわ」は、撮影者にチャンスを与える(笑)かのように徐行して走ったため、たくさんコマを稼ぐことができました。
Kの方の撮影成果。
アングル的にはLMが撮影した側に劣りますが、夕方はこちらが順光なので仕方ありません。
警笛がどことなく旅情を誘います。
この列車で、どこか遠く旅に出たいなぁ・・・。
[ 山陽本線 岩国駅 ]






岩国駅にて。
岩国駅の入線シーンは当然間に合いませんでしたが、側線押し込み、機回し作業が連続して行われ、見所満載。
行った甲斐がありました。
動画用のカメラも持っていくべきでした・・・(涙)。
機回し後の連結作業では、何故か一度目でうまく連結できなかったらしく、二度連結作業が行われるというおまけつき。
撮影する方としてはありがたいサービスですが、何か問題が起きたのではないかと不安になる瞬間でもあります。
幸いにも、二回目の連結作業は正しく運んだようで、その後さらに側線を移動し、機関車がパンタグラフを下ろすまで、もれなく見届けました。

パン下げを見届け、これ以上の動きがないことを確認した後、帰路につきます。
大好きな「サロンカーなにわ」を心行くまで見ることができ、満足な一日でしたが・・・。
もう十分に見届けたにも関わらず、何となく「サロンカーなにわ」の傍を離れがたく感じ、何度も後ろを振り返り「サロンカーなにわ」に別れを告げたのでした。
やはり、
LMは根っから「サロンカーなにわ」が好きなようです(笑)。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2013/07/30(火) 00:00:01|
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