[ 山口線 宮野~仁保間 ]

今回は、
以前チラとふれた「
SLやまぐち号」の記事について。
山口線に、久しぶりに「SLやまぐち号」が帰ってきました。
あの
悪夢のような大雨の被害以降、
「SLやまぐち号」は長らく運休していました。
その後、単発のSL列車が何度か運転されましたが、「やまぐち号」としてではありませんでした。
しかし、今回、久しぶりに「SLやまぐち号」として復活することになりました。
大雨の被害がまだ完全には復旧していないため、まだまだ仮復活というところですが。
このため、
・運転区間は新山口~地福間。
・SLは、これまでの単発列車同様、
C56 160と
DD51の重連
・返しとなる上り
9522レは、DD51が先頭になるため「
DLやまぐち号」として運転
など、通常の「SLやまぐち号」と比べるといろいろ変則的な面はありますが、復旧は嬉しい限りです。
3月の3連休がファーストランでしたが、この時はいろいろ都合が悪くて行けずじまい。
(精神的に落ち込んでいたせいもあります)
そこで、翌週の3月30日に撮影に行くことにしました。

この日は生憎の雨模様。
この天候と、ファーストランの翌週ということもあってか、人影はまばら。
LMが選択した撮影地は、以前紹介されてからすっかりお気に入りの撮影地になった
18.6kmポスト。
ここは撮影地としては知られている方ですが、この日はLMとKの2人だけ。
いささか寂しい撮影ですが、場所を広く自由に使えるので、贅沢な撮影でもあります。

SLがゆっくりと木々の陰から姿を現しました。
通過時間は雨が止み、明るさも少し改善したのは何より。
シャッターにかけた指に力が入ります。


最初は若干スカ気味でしたが、途中から徐々にいい感じの煙に。
勾配を越えるために必要だったのでしょうが、まるでLMたちのために煙を吐いてもらっているようで嬉しかったです。
(撮影者が少なかったため、あるいは本当にサービスだったのかも)
ただ、汽笛がなかったのは少し残念。

今回は、前々回、前回の撮影とは異なり、線路沿いの下段から撮影。
上段には上段の良さがありますが、下段は下段で迫力のある絵が撮れます。
勇壮に近づいて来るSLの勇姿を、夢中になって撮影していました。
こんな風に、何かに夢中になるのも北海道以来です。
北海道旅行以来、この日の撮影まで、実に
2カ月近くカメラをほとんどさわっていませんでした。
撮影対象はいろいろありましたが、
精神的に疲れていたので、撮影する気力が湧かなかったのです。
西相知駅の一件以降、精神的な疲労は
鬱状態に変わり、ますますやる気が失われていましたが・・・。
この日、力強いSLの走りを見て、
鬱々した気持ちもだいぶ吹き飛び、精神的にも安定しました。
この日の撮影がなければ、4月上旬の地獄の忙しさは乗り切れなかったかもしれません(汗)。
この日も下りだけで撮影を終えましたが、(写真の出来はともかくとして)とても充実した撮影でした。
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2014/04/29(火) 00:00:01|
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