2014.11.27(Thu):鉄道旅行

[ 羽越本線 酒田駅 ]
東北旅行記(39)
ここから先、まだまだ長い列車の旅となるため、酒田駅では物資の仕入れに走りました。
食料・飲料等を補充した後、再びホームに戻り、553Mに乗り込みます。
車両は701系ですが、この車両、シートが通勤型のロングシートなんですよね~。
単なる移動手段として鉄道を利用しているときは別にいいのですが、今回のように車窓を楽しみにしながら旅しているときに鉢合わせするのはありがたくない車両です。
「これから先、まだまだ海が見えるのに、これじゃあ見にくくてしょうがないじゃないか」とブツブツ文句を言いながらの乗車です。

東北旅行記(40)
とはいうものの、出発時、酒田はどんよりと曇っていました。
この夏は天候不順でしたが、この旅行もモロにその影響を受けていたのです。
幸い、車内は空いていました。
そのお陰で、ロングシートながら何とか最愛の人の遺影に海を見せることはできそうなのですが、この空模様では・・・。
彼女の遺影と顔を見合わせながら「せっかく日本海の夕暮れが見れるのに、こんな天気で残念だね」と嘆いていました。
すると、まるでLMの気持ちを彼女が汲み取ったかのような事態が現出してくることになるのです。

[ 553M 車中 ]
東北旅行記(41)
吹浦駅を過ぎると、車窓に再び海が戻ってきます。
そして、その頃には、天気が急速に回復し、太陽が見えてきたのです。
まだ雲が多く、完全な青空には程遠い状況ですが、太陽が姿を見せてくれただけでも御の字です。
LMは大いに喜んで、最愛の人の遺影と共に、波間に煌めく太陽の光を眺めていました。

東北旅行記(42)

東北旅行記(43)
時間は17時を過ぎ、夏の太陽もいよいよ黄昏始めるトワイライトタイム――。
ロングシートでゆっくり見れないのが難点ですが、そんなことも忘れるくらい、暮れゆく太陽を見つめていました。
煌めく太陽が奇跡を起こしているかのように、最愛の人の遺影はLMの目の前で優しく微笑んでいました。
まるで、目の前に座って、LMと一緒に海を見ているかのように。

東北旅行記(44)
18時を越え、さすがに陽もかげってきました。
また、秋田が近づくにつれ乗客が多くなり、しまいには立ち席も出る状況に。
このため遺影は胸ポケットに戻しましたが、この時見た日本海の黄金色に染まる景色は、今でもLMの記憶に焼き付けられています。

[ 奥羽本線 秋田駅 ]
東北旅行記(45)
18:22、553Mは暮れなずむ秋田駅に到着しました。
「はるけくも秋田まで来たなぁ」という実感を味わう暇もなく(汗)、次の列車の乗り換えホームへと急ぎます。
今度は、秋田を18:37に出発する1685Mです。
鉄道の旅に慣れたLMも、さすがに疲れてきました(汗)。

[ 奥羽本線 東能代駅 ]
東北旅行記(46)

東北旅行記(47)
すっかり日も暮れ、夜の帳の下りた19:35、1685Mは東能代のホームに滑り込みました。
旅行3日目は五能線の旅になるため、2日目のうちにその始発駅である東能代に達する計画であったので、この日の目的はこれで達成されたわけです。
ここで下車しても良かったのですが、次の能代駅五能線)まで行った方がホテルに近いため、この日のうちに1区間だけ五能線に乗車することにし、225Dのお世話になりました。

[ 225D 車中 ]
東北旅行記(48)
19:54、能代駅着。
旅行2日目の長い長い列車の旅は、ようやく終わりました。
明日以降2日間は、いよいよ今回の旅のメインとなる五能線を旅することになります。



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