2017.02.28(Tue):鉄道旅情

少し間が空いてしまいましたが、【2016.08 北海道旅行記】の続きです。
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[ 留萌本線 藤山駅 ]
北海道201608(50)
藤山駅に降り立つ。
随分久しぶりの訪問だ。

北海道201608(51)
藤山駅は、LMにとって、留萌本線で最も大切な駅だ。
以前はこの駅こそ、LMにとって北海道で見つけうる最高の駅であるように思えた。
しかし、その後、より素晴らしい下白滝駅(現信号場)と出会う。
その後はそちらを優先するようになり、藤山駅を訪問する機会はなくなった

北海道201608(52)
この駅では、以前、親戚のおじさんが亡くなったという知らせを受けている
お世話になったそのおじさんの枕元にすぐにも駆けつけたいのに、距離が離れすぎていたため、それはかなわなかった。
それどころか、通夜にも葬式にも出席できなかった
あの時感じた無力感と、その後も旅を続けた罪悪感のようなものは、長らくLMの心の中で尾を引くことになる。
その時の悲しい記憶が、何となくこの駅を避けさせていた部分もあるかもしれない。

北海道201608(53)
以前の訪問は、二度とも冬に訪問している。
冬に見た藤山駅は、心が洗われるほど美しい駅だった。
今回は初めて夏に訪問することになったが、その魅力は少しも色あせない。
むしろ、この駅の新しい魅力を発見したような気分になる。
その素晴らしい光景が、LMの悲しい過去を忘れさせてくれた。

北海道201608(54)
LMと共に駅を眺める最愛の人も、満足しているようだ。
というより、この駅を再訪したのは、彼女のすすめもあった。
下白滝駅が失われた今、その次に印象に残った藤山駅を訪問しようとLMの背中を押してくれたのだ。
彼女のすすめに従って、本当に良かったと思う。

北海道201608(55)
藤山駅には、ほぼ午前中いっぱい滞在した。
3時間強ほどの滞在時間中、心躍らない時間は少しもなかった。
11時頃になると気温は30℃を超えたが、湿度が低いのと涼しい風のお陰でそれほど暑苦しさは感じない。
駅を包むさわやかな空気同様、LMの心の中にもさわやかな思い出が積み重ねられていった。

北海道201608(56)
峠下駅と同じく、この時LMはまだ知らなかった。
数カ月後、この駅が廃止検討の駅の中に入ってしまうということを。
それは、この駅を愛しながらも他の駅に心移りして長く訪問しなかったLMに対する、痛烈なしっぺ返しだったのかもしれない。



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