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2018.12.24(Mon):廃線探訪

三江線廃駅巡りシリーズもいよいよ最終回。
本日は川平-江津本町間をお届けしたい。

[ 旧三江線 川平駅 ]
三江線廃駅訪問(102)
川平駅駅舎は、廃止直前とほとんど変わらぬままに残っていた。
駅前は、三江線大体バス展開のため、きれいに舗装されている。
当初、この駅舎も存続に不安があると言われてきた。
しかし、どうやら地元の農事組合法人の事務所として存続できるようだ。
この駅舎を、最早“駅”とは呼べなくなってしまっても、今後とも見ることができるのは本当にありがたいことだ。

三江線廃駅訪問(103)
この駅を撮影中にも、地元の人と話す機会があった。
実は、石見川越駅同様、この川平駅周辺も、今年の西日本豪雨で、江の川氾濫による被害を受けた。
駅はそれほど被害が大きくなかったようだが、地元は少なからぬ被害を受けたという。
それによって、さらに過疎化が進むのではと、石見川越駅で地元の人がされたのと全く同じ心配をされていた。
鉄道が失われ、今、地域の絆までもが失われようとしている――
日本の地方が置かれている状況は、どこまでも厳しい。

三江線廃駅訪問(104)
駅舎は無事だが、工事車両が駅に張り付いており、ホーム上に立っていた電柱等が一部切り倒されていた。
今後、線路も剥がされることがあるのだろうか。

三江線廃駅訪問(98)
千金駅も、かなり久しぶりに訪問する駅だ。
実は、三江線全駅紹介の時に訪問して以来、訪問していない。
お陰で場所さえ忘れかけていた。

三江線廃駅訪問(97)
この駅の両隣の駅である江津本町、川平駅がLMのお気に入りであったため、この双方の駅ばかり訪問して千金駅は通過することが多かったこと、車で訪問すると、千金駅は主要道から少し外れた所にあるので、わざわざ訪問するのが面倒、というのが理由にあったかもしれない。

三江線廃駅訪問(99)
駅は、既にかなり草に沈みかけていたが、往時の雰囲気は十分に残していた。

三江線廃駅訪問(100)
この日は晴れていたこともあり、千金駅はとても良い雰囲気だった。
川は見えないけれど、山に囲まれ静かで、素晴らしい環境と言えた。
LMは後悔した。
もっと現役の頃、ここを訪問しておけば……と。
もっと訪問していれば、この駅のことをLMはもっともっと好きになり、大好きな駅となっていたかもしれない。

三江線廃駅訪問(101)
千金駅の反対側、江津本町へ伸びる鉄路。
廃止されて半年以上、既に大半が草木の下に沈んでいた。

三江線廃駅訪問(96)
江津本町の手前、以前は踏切があった場所から。
踏切こそ撤去されているが、鉄路はまだ維持されている。

三江線廃駅訪問(91)
最後の訪問駅となる江津本町駅は、昔となんら変わることのない姿をLMに見せてくれていた。
ただ、ホーム内は実質立入禁止なので、写真撮影はかなり限られた範囲しかできなかった。

三江線廃駅訪問(92)
以前は待合室の壁面に掲げられていた「江津本町駅」の駅名標は、既に剥がされている。

三江線廃駅訪問(93)
ホームからは、現役の頃と同じように、江の川の雄大な流れを見ることができた。

三江線廃駅訪問(94)

三江線廃駅訪問(95)
ホームの中に入れないので、身を乗り出すようにして撮影。
草の繁茂も少しずつ多くなっている。
いつかは、この駅も草木の下に沈んでしまうのだろうか。
いつまで、現役の頃の姿を、僕らは見ることができるのだろうか。



とりあえずこれで廃駅巡りは完了した。
まだ廃線から1年経っていないこともあり、どこもほぼ廃止時そのままの状態で残されている。
だが、いつまでもそういうわけにはいかないだろう。
いつかは、駅舎・待合室の解体やホーム等の施設解体等が始まるかもしれない。
どこまで目をかけれるか分からないが、今後も三江線跡には注意を払っていきたい。