[ 函館本線 朝里~銭函間 ]
朝里~銭函間での撮影も無事に終わり、残すは「
トワイライトEXP」でゆったり帰還するのみ。
ところが、ここから
まさかのトラブルが多発することになります。
[ トワイライトEXP(イメージ) ]

この時、北海道は晴れていたのですが、
東北は大荒れだったようで・・・。
その影響をまともに受け、
下り札幌行「トワイライトEXP」は大幅遅延。
それでも何とか運行は続けていたのですが、ついに函館で力尽き、そこで運転打ち切りに。
この車両は、折り返し上り大阪行「トワイライトEXP」に運用されます。
このため、下り「トワイライトEXP」が函館で運転打ち切りになったとなると、
上り「トワイライトEXP」も函館発となってしまうのです。
この連絡を駅員から聞いたとき、LMもKもひどく落胆してしまいました。
せっかく北海道の旅の余韻を楽しみながら帰るはずが、まさかこんな事態に遭遇しようとは・・・。
[ 函館本線 函館駅 ]

↑函館駅(イメージ)

ともあれ、まさかの事態に、急遽LMたちも函館に急行しました。
発車時間が不明だったので、少し時間に余裕を持って行ったのですが、実際には随分と遅い発車になってしまい、結果として函館駅でかなり待たされました・・・。
仕方がないので、風情のある函館駅のホームを発着する列車を撮影しながら時間を潰していました。

さて、とんだトラブルはありましたが、これは
逆にチャンスでもあります。
通常、
函館駅には出入りしない「トワイライトEXP」を撮影することができるのです。
普段は行われない、
頭端式ホームに入線する「トワイライトEXP」をワクワクしながら待っていました。
やがて、
DE10の後押し(
推進運転)で、非常にゆっくりとした入線してきた「トワイライトEXP」は、カーブがかったホームとも相まって、何とも風情がありました。
DE10が切り離され、今度は
ED79が連結されます。
作業員が手を振る中を近づいて来る機関車は、何とも旅情にあふれ、一方では
哀愁を誘う光景でもあります。

こうして、ようやく出発準備の整ったトワイライトEXPは、函館駅を静々と発車しました。
普段なら、冬でも明るい時間帯に発車するトワイライトEXPですが、この日は夜の出発。
夜行列車としての雰囲気は最高ですが・・・。
いつもなら明るい北海道の大地をトワイライトEXPの車中から眺めながら、名残を惜しみつつ北の大地とお別れできるのに、この日は既に夜、しかも函館からの発車なので、すぐに青函トンネルに入ってしまうため、
ろくろく名残を惜しむ暇もありませんでした。
何となく後味が悪くなった帰りの旅路。
しかし、その先には、さらに
旅の思い出を台無しにするハプニングが待ち受けていたのです。
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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行
- 2013/06/27(木) 00:00:01|
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