[ 石北本線 白滝駅 ]

泣く泣く下白滝から離れ、白滝まで戻ります。
この日は、この後に
特急「オホーツク」に乗って宿泊地である遠軽に帰る行程が残るのみ。
その晩は、心地よい疲労がドッと押し寄せ、ぐっすり眠れました。
[ 石北本線 遠軽駅 ]

翌日、早くも遠軽を発ち、白滝の大地にも別れを告げます。
たった1日しかいれなかったのが少し心残りです。
もう少し白滝での時間を増やしておけばよかった・・・と少し後悔しました。
なお、遠軽も、他の道中も、写真のように概ね曇天でしたが・・・。
最愛の人の遺影と共に、
車中から見送った下白滝駅はこの日も晴れでした。
他は全て曇天だったのに、不思議と白滝近辺だけは晴れ。
何とも言えない因縁を感じずにはいられません。
[ 石北本線 上白滝-白滝間 ]

白滝の美しい景色の中を駆け抜けていく特急「オホーツク」。
名残惜しいLMの気持ちを断ち切るように、白滝の景色はどんどん流れ去っていきました。
[ 石北本線 奥白滝信号場 ]

途中、LMが座っている側にある
奥白滝信号場を撮ろうと思ったのですが・・・。
ズーム的に限界があり、
見事に失敗しました(死)。
撮影しているのは、現在は保線詰所ですが、以前は駅舎でした。
そう、この奥白滝信号場も、
前述した中越信号場と同じく
以前は駅だったのです。
しかし、ここも
2001(平成13)年に廃駅となってしまいました。
この辺りは人口希薄地帯であり、
白滝駅や
上白滝駅はまだ周辺に人家があるものの、
旧白滝駅や
下白滝駅となると周囲に人家が乏しいため、これら
愛すべき駅もいつか廃駅になるのではないかという不安が少なからずあります。
[ 石北本線 安足間駅 ]

途中、運転停車した
安足間駅。
この綴りで「あんたろま」と読む、難読駅名のひとつです。
漢字で書くとそうでもないのですが、平仮名にすると何となく間の抜けた駅名のような駅名になるのは気のせいでしょうか(苦笑)。
[ 函館本線 旭川駅 ]

再び睡魔に襲われ、気づくと旭川の高架上でした。
石北本線の旅は、こうして終わりを告げました。
旭川を越え、LMは深川まで乗車します。
ここから先は、今回の北海道旅行の主目的となる廃線探訪が始まることになります。
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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行
- 2013/10/26(土) 00:00:01|
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