2013.09.12(Thu):山口線(SL関連)

[ 山口線 津和野-船平山間(白井の里) ]
山口線被災(2)
まだ「岡見貨物撮影記」の途中ではありますが・・・。
以前紹介した山口線の大雨による被災の現状について、この目で確認してきました。
TV等の報道だけでは分からない実情があったので、ここで報告します。

[ 在りし日の白井の里① 2012.09 ]
サロンカーなにわ201209(6)
あの大雨による山口線被災から1カ月ほど経ったある日・・・。
LMとKは、白井の里へ赴いていました。
ここを撮影するために来たわけではなく、他の撮影の帰りに立ち寄ったのです。

[ 在りし日の白井の里② 2010.10 ]
やまぐちあすか(7)
大雨の前は美しい景観を見せていた白井の里。
しかし、今度の大雨でかなりの被害を受けたと聞き、居ても立ってもいられなくなったのです。
被災された方もいる中で、余所者の私たちが乗り込むのもどうかと随分悩みましたが・・・。
このブログの黒幕からたっての頼みがありましたし、LM自身としてもどうしても現状を確認しておきたくなり、今回少しだけ時間を作って訪問したのでした。

[ 在りし日の白井の里③ 2013.06 ]
岡見貨物201306(28)
広島までの撮影の帰りに立ち寄ったため、到着時はすでに17時過ぎ。
今回は徳佐側から白井の里に向かっていきましたが・・・。
その途中から、既に酷い惨状でした。
護岸が崩れた川、流された橋、大量の土砂崩れ、崩壊した道路・・・。
そんな光景が、一カ所でなく、次から次へと広がっていくのです。
あまりにも凄まじい自然の猛威。
まるで大地震の後のような、ニュースで見たよりもはるかに酷い光景。
写真に撮るのさえ躊躇われるほどの惨状に、LMはだんだん心配になってきました。
白井の里は・・・白井の里はどうなのだろう?
そして、ついにその白井の里が眼前に広がったとき、LMは愕然としてしまいました。

[ 白井の里・現状 2013.09 ]
山口線被災(3)
(安全な場所から撮影)

「・・・」
ショックのあまり、言葉が出ません。
馴染み深い白井の里――
しかし、今、眼前に広がるのは、どこか別の場所ではないかと思えるほど、無残な光景でした。
道路は剥がれ、河岸には土砂や流木が散乱。
周囲の見慣れた家の並びがなければ、とてもここを白井の里とは認識できないほどの惨状です。
その家々にも氾濫した水が入り込んだらしく、正視できないほどの状態でした。

山口線被災(4)

山口線被災(5)
(安全な場所から撮影)

鉄路を探せば、あるものは路盤を失って垂れ下がり、あるものは無残に引きちぎられ、惨憺たる有様。
カメラを向けるのさえはばかられる状況ではありますが、記録のため、鉄道関係を主体に何枚かシャッターを押します。
しかし、あまりにも精神的な衝撃が大き過ぎ、カメラを持っている手がガタガタ震えだしてしまい、10枚も撮らぬうちにシャッターを切るのが耐えられなくなり、撮影は中止
何度も写真を撮影した思い出の場所だけに、ショックは大きく、涙があふれてきました。

山口線被災(1)
(安全な場所から撮影)

被災当初、山口線の復旧は1年くらいかかると言われていました。
しかし、最近は「2年くらいかかるのではないか?」という声もチラホラ・・・。
実見した感想を言うなら「2年くらいかかる」というのも納得いく壊滅的な状況でした。
JRが「全力で復旧目指す」と表明しているのが救いですが・・・。
一刻も早く、この地にあの安らかで美しい光景が戻ってきてほしい。
この地に住む人々が安心して暮らせる状態になってほしい。
そう願いつつ、早々に白井の里を後にしたのでした。


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