[ 筑肥線 肥前長野駅 ]
北海道旅行記を始めたばかりですが、地元のネタを少し。
昨年、
西相知駅で謎の工事が行われていることについては既報しておりました。
少し遅くなりましたが、
その後の状況調査に行ってみました。
駅入り口から見る光景は一見変わりないように見えますが――。
駅の唐津側には、明らかな変化があります。
駅の入り口から右手にドンと立ちふさがる門扉と、

ホームまで伸びたフェンス。



そして、その奥に積まれた大量の
コンクリート(PC)枕木。

完成した光景は、概ね
前回予想したとおりのものでした。
前回の時点で、門扉部分以外はあらかた形ができていましたしね。
また、今回見た限り、その工事目的も概ね前回の予想どおりと思われます。
つまり、こんな辺鄙な駅に、わざわざ整地したりフェンスを立てたりと手を加えたうえ、これだけ大量のPC(プレストレスト・コンクリート)枕木を置いているところを見ても、どうやらこの場所を
本格的に保線用の資材置き場として運用するのではないか、ということです。
予想どおりとはいえ、
この駅の景観にはあまり似つかわしくない光景。
確かに、JRとしては、遊休資産の有効活用として必要な策かもしれませんが・・・。
ひなびた駅、そして秘境駅としての風情を宿すこの駅の雰囲気を、あまり壊してほしくありません。
何より、LMにとって思い出のこの駅の光景を、これ以上変えてほしくないのです。


唐津側を撮影すると・・・。
それほど目立つものではないとはいえ、やはり若干気になります。
また、待合所の椅子に座って景色を眺めると、椅子が線路とは反対側に設置されているため、どうしても
フェンスと積み上げられたPC枕木が目障りになってしまいます。
以前のような開放感がなく、何となく落ち着かない感じというか・・・。
ホーム側にフェンスがないのと、撮り方によってはフェンスをかわせるのがせめてもの救いです。

伊万里側の光景はほとんど変わっておらず、それがせめてもの慰めです。
しかし・・・。
思い出深い木造駅舎は早々に失われ、その後も引き込み線跡や待合所、細かいところでは駅名版や電柱など、西相知駅は多くのものが変わってしまいました。
学生時代の西相知駅と、今の西相知駅は、もはや
7割以上違う存在だとさえ言えます。
時の流れゆえ仕方のないことですが、無常を感じざるを得ません。
せめて残されたわずかな過去の光景だけは変わらずに残ってほしいと思うのでした。
(予告)
北海道旅行記をお待ちの方には大変申し訳ないのですが・・・。
次回まで
筑肥線関係の話題を続けさせていただきます。
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テーマ:駅の写真 - ジャンル:写真
- 2014/02/04(火) 00:00:01|
- 駅紹介・筑肥線編
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