2014.08.02(Sat):駅探訪

蔵宿駅cafe_cotori(1)
松浦鉄道 蔵宿駅
松浦鉄道最古、国鉄時代の木造駅舎が現存する、LMお気に入りの駅です。
この木造駅舎に、最近ちょっとした変化がありましたのでご報告します。

蔵宿駅cafe_cotori(2)
その変化とは、駅舎内喫茶店「蔵宿駅cafe cotori」がオープンしたことです。
全国的によくあることですが、無人駅の木造駅舎を改造して飲食店が入ることがあります。
駅に詳しい人なら、有名な北海道の北浜駅川湯温泉駅など、様々な事例を挙げられると思います。
蔵宿駅も、そういう形態の喫茶店だと思っていいでしょう。
元々、蔵宿駅の駅舎のうち、駅員の事務室区画は会社の事務所として使われていましたが、この事務所は閉鎖。
その後、松浦鉄道がこの駅舎事務室の有効活用を募っていたところ、地元の有志の方がここに喫茶店を開くことになり、開業したものです。
この情報については、当ブログと相互リンクいただいている「西海すてーしょん」(管理人:門ハイ様)から得たのですが、その時には、喫茶店への改装に当たり駅舎がどのように改変されたのかが不明だったため、「あの風情ある木造駅舎が大きく改造されてしまい、雰囲気が壊されたのでは・・・」と不安になり、自ら現地調査に行くことを決めたのでした。

蔵宿駅cafe_cotori(3)

蔵宿駅cafe_cotori(4)

蔵宿駅cafe_cotori(5)
しかし、現地に行ってみると、それは杞憂に終わりました。
以前と比べても、外見上の変化はほとんどなし
どうやら、外見的にはほとんど手を入れられなかったようです。
これにはホッとしました。
ホーム側から見ても、喫茶店の小さな看板が加わった程度で、ほとんど変化はありません。
むしろ、「もう少し看板出した方が良くないか?」と心配しないといけないくらいでした。
駅員室には豆電球らしき明かりが灯り、レトロな感じが出て、逆に雰囲気がよくなったように感じたくらいです。

蔵宿駅cafe_cotori(6)

蔵宿駅cafe_cotori(7)
駅舎内部。
切符販売窓口はもちろん営業していないわけですが、窓口は解放され、しかも室内に明かりが灯っているため、雰囲気的には良くなった気がします。
待合室内にはテーブルが新設されていましたが、これも喫茶店絡みなのでしょうか。

蔵宿駅cafe_cotori(8)
ホッとしたところで、少し小腹がすいたので、喫茶店(旧駅員事務室)の内部調査を兼ねて店内にお邪魔します。
まず、駅員事務室から少し突き出た位置にある切符販売窓口を内部から撮影。
これまでは撮れなかった構図です。
アンティークな置物と、レトロな調光で、実に良い風情が出ています。

蔵宿駅cafe_cotori(9)
喫茶店(旧駅員事務室)室内。
全体的に元の雰囲気を壊さない店づくりとなっており、現役の頃の駅員事務室内部を偲ぶことができます。
こうした店づくりには大変好意が持てます。
先にも述べたレトロな調光に加え、机もアンティーク、時計も現役のころからあったのかと思うほど違和感のない代物。
ついでながら、この時期、外の探査は熱波で大変ですが、室内はクーラーがよく効いており、暑さからの待避所としても最高です(笑)。

蔵宿駅cafe_cotori(10)
注文したのを椅子に座って待つ間、列車が入線。
その際、「ゴトンゴトン」というジョイント音と共に、列車がレールを叩く心地よい衝動が伝わってきました。
昔はきっと駅員も感じていたであろう列車の鼓動。
そして、それを、コーヒーと共に味わえる贅沢。
そのとき、「ああ、ここは駅なんだ」と改めて実感でき、感動したのでした。

蔵宿駅cafe_cotori(11)
LMが注文したシフォンケーキ(チョコ)、700円也。
写真を見ると小さい感じでしたが、実際に来てみると思ったよりも大きなケーキで、少しビビリました(苦笑)。
シフォンケーキは、コーヒーと共にここの名物だそうです。
中にはアイスが入っており、大変おいしかったです。
この店では、コーヒー、シフォンケーキやパンナコッタといったスイーツ類のほか、カレーやハンバーグといったランチ類も提供されているので、松浦鉄道を訪問される方はぜひ訪問させてはいかがでしょうか。
なお、営業時間は11:00~18:00(ラストオーダー17:30、日曜定休)とのことです。

蔵宿駅cafe_cotori(12)
予想以上に良い店が入って下さり、LMとしても安心しました。
こういう元の雰囲気を壊さない駅舎の“有効活用”ならLMも大歓迎です。
これからも末永く営業を続けてもらい、松浦鉄道を旅する人に憩いを与えてくれる店になってくれることを期待します。


スポンサーサイト

Secret