2015.05.26(Tue):駅探訪

肥前竜王駅_2015(1)
思いのほか仕事が早く終わった日。
少し寄り道して、最近噂の”あの駅”に行ってみた。

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あの駅とは、長崎本線肥前竜王駅(佐賀県白石町)のこと。
片方は市街地が広がっているけど、片方は田園光景が広がる、長閑な田舎の駅。
そんな田舎の駅に、ある日突然”事件”が起きた。
マスコミが殺到し、普段は閑静な駅の上空にはマスコミのヘリまで飛び、大騒ぎとなった。

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その事件とは・・・
JR長崎線で特急同士があわや正面衝突 93メートル手前で緊急停止」(qBiz 西日本新聞経済電子版)
この事件に関する記事はこちら → 肥前竜王駅 特急誤進入トラブルの記事

リンク先のニュース等でも報じられているとおり、特急「かもめ」19号・20号同士がニアミス、つまり、本来あってはならない同じホームに2つの列車が入り込む事態となった。
幸い、走ってきた特急の速度が遅かったのと、運転士が気づいて緊急停止させたため、衝突という事態は最悪の事態は免れたが、少し間違えば特急同士で正面衝突してしまうところだった。
もし事故が起きていたら・・・と思うと、ゾッとする。

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この構図を、テレビやネット等でご覧になった方もいるかも。

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実際に現地を踏んでみると、写真とかで思っていた以上に距離が近い。
これで衝突を回避でき、死傷者もなかったのは僥倖だと思う。

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肥前竜王駅は2面2線だが、一線スルー方式を採り、特急は上下とも写真左手の線路を高速で通過していくことになっている。
当日も、本来この駅で行き違いする予定ではなかったが、遅れが影響したため急遽当駅で交換することになっていた。

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余談。あくまで推論。
この事故については、現在、運輸安全委員会が調べているようだが・・・。
新聞等を見ると、どうも「思い込み」が影響した可能性が否定できないような気がする。
というのも、運転士と司令員で意見が食い違い、お互い「思い込み」による認識の相違があったようなのだ。
LMは「事故の鉄道史」「続・事故の鉄道史」等の鉄道事故調査本やネット資料を読んで、鉄道事故についてはそれなりに学んできたが、その中でも「思い込み」、つまり「・・・だろう」という認識から事故に発展したケースは少なくない。
同じようなことは航空事故でも起きているし、自動車事故でもそうした事例はたくさんあるだろう。
「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」が鉄道車両の運転でも大切という事なのだろうか。
今回、事故にならなかったのは幸いだったが、これを教訓にJR九州には安全運転の意識を新たにしてほしい。
せっかく「ななつ星」等でJR九州が培ってきたブランドイメージを一瞬で地に堕とさないためにも。
と同時に、自分の車の運転も「思い込み」による「だろう運転」は廃さねばならないと自戒した。


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