[ 国道九四フェリー 佐賀関港 ]

先週の土曜日、
伊予鉄道(愛媛県)と
伯備線(鳥取・岡山県)の撮影に行きました。
金曜日の夜に出て、土曜日の夜(日曜の早朝)に帰るという強行軍。
しかも、
実質1日しかないのに、愛媛県と鳥取・岡山県の撮影を両立なんて無茶すぎます(汗)。
しかし、
黒幕からの依頼(命令?)を受け、旅費(一部)まで渡されては行かないわけにもいかず、やむなくこの強行軍を実行に移すことになりました。

この滅茶苦茶なプランでは、どうしても車で行くしかないわけですが、今回は少し趣を変えました。
これまで、四国というと、
瀬戸大橋か
しまなみ海道経由で行っていました。
しかし、今回は大分の
佐賀関港からフェリーに乗るプランを選択しました。
何故、今回はフェリーにしたかというと、単に
グーグルのナビで検索すると、このコースが距離も時間も短かったからです。
船旅が好きなLMは、喜んでこのプランに乗ることにしました。


今回利用したのは
国道九四フェリー。
大分県の佐賀関港(大分市)から愛媛県の
三崎港(伊方町)を結ぶルートです。
正直、今回利用するまで、
こんなルートにフェリーがあるなんて知りもしませんでした。
九州~四国を結ぶフェリー便は他にもあるのですが、少なくとも松山方面に行く限り、
このルートが最短のようです。
ただ、港が主要都市の市街地から外れた場所にあり、インターからも遠いので、車でだいぶ走らなければなりません。


ごく普通に撮れていますが、実際は暗すぎて、通常ならまともに撮影できる環境下ではありません。
しかし、LMの新しいカメラ、
D7200の誇る高感度能力により、12800 という馬鹿みたいに高いISO値で撮影できました。
[ 国道九四フェリー 佐賀関~三崎間 ]

いよいよ出港です。
わずか70分の乗船ですが、
やはり船旅は楽しいものです。
LMはほとんど船室にいず、外に出て暗い海をひたすら眺めていました。
できることなら明るい時間帯に乗りたかったのですが、夜の海もいいものですね。
途中までは灯りがありましたが、港を離れると、周囲はたちまち闇に包まれます。
まさに「
暗夜“航”路」でした。
往く手に見える灯台の灯りが唯一の道標。
夜に海を行く船にとって、
灯台がいかに大切な存在であるかが分かる瞬間です。
[ 国道九四フェリー 三崎港 ]

楽しい船旅はあっという間に終わり、三崎港に入港します。
港の堤防の景色が何とも印象的だったのでパチリ。


短いけれど、とても楽しい船旅でした。
機会があれば、また乗りたいですね。
今度は晴れた、明るい時間帯に乗りたいな。

一方で、同行したKはといえば・・・
たまたま、この日は風が非常に強く、波が荒かったせいもありますが、波浪で揺れる船にすっかりバタンキュー、具合が悪くなって寝込む始末。
多少揺れても全然平気で、ピンピンしていた(むしろ普段より元気な)LMとは対照的でした。
おまけに、下船の際、
トイレに財布を置き忘れ(!)、船員の皆様に迷惑をかける始末。
とんだハプニングでした。
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テーマ:旅行日記 - ジャンル:旅行
- 2015/07/03(金) 00:00:01|
- その他写真(非鉄)
-
-
| コメント:6
おはようございます。
私も数年前このフェリーを佐賀関から乗り四国に渡りました。昼間だと豊後水道で関アジ、関サバの釣り船を見る子tができいいところだと感心しました。
昼間の松山までの道のりもいい感じですよ。ちと距離がありますが。
- 2015/07/03(金) 08:57:21 |
- URL |
- 気まぐれpapa #r0n3ENrY
- [ 編集 ]
ISO12800ですか…。
自分の旧式初級機なんか1000を超えるとノイズが酷くて見れません(苦笑)
それにしても九州から一日で伊予鉄と伯備線とはまた無茶な(笑)
そして豊後水道を渡る船旅はイイですね。
70分で着いてしまうとなると、ゆっくり寝たりはできませんけど、
体力の温存には効果があるのかも…?
- 2015/07/03(金) 09:06:43 |
- URL |
- ねじまき #-
- [ 編集 ]
気まぐれpapa 様
こんばんは。
ようこそ当ブログへ、コメントありがとうございます。
お話をうかがって、いよいよ昼間にも乗船したいという気持ちが高まってきましたね。
それも、できれば晴れの日がいいですねぇ。
雨や曇りの日なら、夜に乗船した方がまだましかと(苦笑)。
松山まではホント、遠いですよね・・・。
船は楽しめたんですが、単調な道のりの松山までのドライブはさすがに参りました。
海が見えるはずなんですが、夜なので真っ暗でしたし。
こちらは、間違いなく昼間の方が楽しめそうです。
- 2015/07/04(土) 00:22:47 |
- URL |
- #-
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ねじまき 様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
> ISO12800ですか…。
> 自分の旧式初級機なんか1000を超えるとノイズが酷くて見れません(苦笑)
常用感度ISOが25600まである、化け物みたいなカメラですからね・・・。
粒子の荒れが目立つようになるものの、無理すれば何と6桁(ISO 10万台)も可能ですよ!
凄い世の中になったものです。
私も、以前使ってたカメラはISO 4桁は論外だったんですがね(苦笑)。
それ以前に、フィルムの一眼レフ使っていた頃は、ISO 800のフィルムでさえ論外だと思っていました。
フィルム時代は、何とか粒子の荒れが目立たず取れるのはISO 400くらいまでで、800は、フラッシュの使えない環境下で
暗い所で撮る時に例外的に用いるフィルムでした。
今や、800なんて当たり前に使いますからね・・・。
でも、ねじまき様はいいんです!
だって、そんなカメラでもとても素晴らしい写真を撮れるんですから!
私なんて、どんなにいいカメラを持っても、まともな写真が撮れないからダメダメです(死)。
> それにしても九州から一日で伊予鉄と伯備線とはまた無茶な(笑)
仕方ないのです。
これは命令(脅迫?汗)ですから。
> そして豊後水道を渡る船旅はイイですね。
> 70分で着いてしまうとなると、ゆっくり寝たりはできませんけど、
> 体力の温存には効果があるのかも…?
体力温存になりますかね(苦笑)。
かえってゆっくり眠ったほうが体力温存(回復)になると思いますけど。
比較的近いルートのフェリーで、同じように深夜に進発する他の会社のものは、早朝まで船内で眠れるサービスをやっていますよ。
- 2015/07/04(土) 00:35:17 |
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- #-
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タブレット 様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
> 若さですね 無謀です(笑)
> 僕がそこにいたらまさに“死国”行きです
もう若くないですよ。
もうすぐ四十路突入なんですからね(滝汗)。
確かに、あなた様からすればまだまだですが。
にしても、あなた様がこんなことを言いますか。
私たちでさえ行くのにヒーコラ言う出雲方面とかにも、積極的に出かけているじゃないですか(笑)。
しかも、私たちなら線路端での撮影がほとんどですけど、あなた様は山を登られるのでしょ?
私たちがやったら、まさしく死にますよ(笑)。
あなた様がこちらの行程でやられても、多分問題ないと思うんですがね(^^;)
- 2015/07/04(土) 00:40:27 |
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