[ 石北本線 上白滝駅 ]

上白滝駅に到達。
早速撮影を開始・・・ですが、その前に撮影したいものがあったので、荷物を駅に置いて、駅近くの陸橋に急ぎました。
[ 石北本線 上川~上白滝間 ]


撮りたいものとは、LM訪問時(2月)に季節的に運行されている「
流氷特急オホーツクの風」です。
その道中、たまたまこのブログのリンク先である「
Mint Jam・・・しらたき徒然草」のjam様とお会いしたので、御一緒に撮影しました。
しかし、LMの写真は、撮影場所の選定ミスのため失敗(汗)。
[ 石北本線 上白滝駅 ]

撮影後、しばしjam様と雑談に話を咲かせました。
お別れした後は、しばらく
雪かきに励みます。
もちろん、駅周辺の除雪はていねいにされていました。
しかし、この日は雪が激しく降ったため、除雪した上に結構雪が積もっていたのです。
雪が降り積もると一番困るのがトイレで、雪が邪魔になってトイレのドアが開かない状態(外開きのため)になってしまうのです。
そのため、トイレ付近の除雪を重点的に行いました。

除雪が終わると、徒歩行軍と併せてさすがに喉が乾いてきたので、駅前の自販機でジュースを購入。
すると、「
ジョー○ア」の
当たり缶をゲット。
こういう運にはとことん見放されているLMには珍しいことでした。
駅を除雪した
ご褒美でしょうか(笑)。
ちなみに中身は、携帯やMP3プレイヤーに接続できる小型のスピーカーでした。




除雪も終わったので、しばらく写真撮影に専念します。
以前撮影したときに比べると、
駅舎に補修が加えられていました。
その補修も、決して感じの悪いものではなく、駅舎の様式に沿ったものになっていました。
補修されていたこともあり、「今後も使ってくれる予定なんだな」と安心していたのですが・・・。
まさかその年に
廃止のニュースが出るとは・・・。

撮影が終わると、後は
最愛の人との“2人きり”の時間を楽しむだけです。
一日1往復(!)しか列車の止まらない駅ですから、利用者も来ないので、LMの気持ちをシンクロさせるのには最高の環境。
遺影を前にしていると、いやしていなくても、彼女がいつもそばにいてくれるようで、LMにとってはとても幸せな時間でした。
駅を通過する列車以外、滅多に音さえしないほどの静寂の中で、酷寒の待合室はLMにとって“
聖地”となったのでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、Kが
4624Dに乗って下白滝を出発した旨のメールが入りました。
Kは、下白滝を発った後、白滝まで4624Dで移動し、その後はLMと同じように徒歩で上白滝に来る予定なのです。
たくさんの素敵な思い出を作ってくれた上白滝駅ですが、Kにこの場所を明け渡さねばなりません。
そのため、直ちに携帯から
タクシーを頼みます。
駅とはいえ、
朝と夕方しか列車が停車しないので、日中の列車での移動は無理。
特に、遠くに移動するときは、どうしてもタクシーが必要になります。
タクシーに乗り込み、告げた行先は「
下白滝駅」。
残り少ない北海道での時間を、少しでも長く大好きな場所で過ごすため、LMは車中の人となったのでした。
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行
- 2015/12/11(金) 00:00:01|
- 鉄道旅行
-
-
| コメント:2
こんにちは。
石北本線の超閑散区間は行くだけでも厳しいですが
上白滝駅が来年3月で廃止になるのは本当残念です。
駅舎も補修されてる話を聞いてもしかすると
訪問のチャンスは少なからずあるんじゃないかと
思ってますが1日1往復しか停まらない駅であっても
先代から続いてる駅を死なせないで欲しかったです。
白滝の雪量が冬の北海道の厳しさを物語ってますね。
実は年末年始に北海道に旅をしますが
今回石北本線の遠軽まで行って戻る途中白滝訪問し
運良くタクシーに乗れたら上白滝に行こうか計画してます。
これが最初で最後になるかもしれませんが
目に焼き付けるチャンスが来る事を
当日楽しみにしてます。
- 2015/12/15(火) 05:35:35 |
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- burning s #-
- [ 編集 ]
burning s 様
こんばんは。
ご無沙汰ばかりで申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
> 石北本線の超閑散区間は行くだけでも厳しいですが
> 上白滝駅が来年3月で廃止になるのは本当残念です。
> 駅舎も補修されてる話を聞いてもしかすると
> 訪問のチャンスは少なからずあるんじゃないかと
> 思ってますが1日1往復しか停まらない駅であっても
> 先代から続いてる駅を死なせないで欲しかったです。
> 白滝の雪量が冬の北海道の厳しさを物語ってますね。
本当ですね。
廃止は残念無念です。
しかし、乗客がほとんどいないうえに、冬になると除雪等の手間が毎日必要な駅を維持するのは、やはり難しいのでしょう。
それでも、これまで維持され続けた駅が、合理化のもとになくなるのは、これまで北海道の大地に残されていた優しさが消えていくようで悲しいです。
> 実は年末年始に北海道に旅をしますが
> 今回石北本線の遠軽まで行って戻る途中白滝訪問し
> 運良くタクシーに乗れたら上白滝に行こうか計画してます。
> これが最初で最後になるかもしれませんが
> 目に焼き付けるチャンスが来る事を
> 当日楽しみにしてます。
良い旅が出来ますことをお祈りしております。
しかし、暖冬とはいえ、北海道は厳しい自然の待つところですから、準備は万全でなければなりません。
白滝のタクシー会社は1軒しかなく、白滝駅の眼前にありますが、タクシーが1台しかないうえに休みの日があるため、その場合はタクシーを拾えません。
なので、事前に連絡して、予約しておくことをお勧めします。
「白滝ハイヤー」で調べれば、電話番号がわかるはずです。
なお、白滝から上白滝の間は3km程度なので徒歩でも踏破可能ですが、くれぐれも無理はなさいませんよう。
- 2015/12/16(水) 01:26:02 |
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