【最後の挨拶】さよなら、そしてありがとう、愛すべき駅たち

［　　石北本線　下白滝駅　］


［　　石北本線　旧白滝駅　］


［　　石北本線　上白滝駅　］

旅から戻りました。
全国番組等で取り上げられたせいか訪問者が異様に多く、なかなかゆっくりとはいきませんでしたが、予定どおり大好きな白滝の３駅を巡り、別れを告げてきました。
特に、これまでたくさんの思い出を築いてきた下白滝駅との別れは辛く、涙がこぼれ落ちるのをどうすることもできませんでした。
しかし、別れを告げた後、不思議に心が落ち着き、どこか悟れたような気がしたのも事実です。
死ぬことしか望めず、暗い洞窟の中を進んでいるような時代に、ＬＭに「生きよう」という希望の光をもたらしてくれた下白滝駅。
その後も何度となく、この駅からは教えられることがありました。
そして、下白滝から受け取ったメッセージは「前を向いて進め」ということ。
長い訪問の間に下白滝駅から受け続けた支えを無にしないためにも。
最愛の人の遺影とともに「前を向いて進む」ことを約束したのでした。
そしたら、心が軽くなりました。
今は、北海道から帰ったとき、いつも感じていたような寂寥感はありません。
ただ、明日からの人生を（ＬＭなりに）頑張っていこうという意志を新たにした旅となったのでした。