[ 石北本線 下白滝駅 ]

北海道旅行もいよいよ4日目、残すはこの日と次の日の2日のみとなりました。
昨日と同じ、上川06:16発の
4621Dに乗車します。
この日は何とか寝坊せずに済みました(苦笑)。
この日は宿を発つため、寝坊していたらシャレになりませんからね。
この日の目的地は
下白滝駅でした。
下白滝駅に最も早く到着(07:21)する4621Dで降り立ち、最終の
4628D(20:00)で離脱する、滞在時間を最も有効に使えるプランです。
下白滝駅は何度も書きましたからあまり詳しくは書きませんが、簡単な一言とともにその情景をお届けします。


厳寒の朝の下白滝駅は、言葉にできないくらい神々しく、清々しかった。
最愛の人と共に、その美しい光景を満喫する。



この日、下白滝駅は晴れ渡った。
太陽に照らし出された白銀の世界は、いつもLMの心を浄化してくれる。


この日はよく晴れたけれど、寒かったうえに風が異様に強かった。
最愛の人の遺影をかざしたり、写真を撮ったりしていると、手が凍えそうになるのには参った。
しかし、これこそ自分が望んでいた光景だと思う。

伸びた影に、どことなく哀愁が漂う。

晴れてしまうと陰になる駅舎正面。
個人的に、この駅舎正面は撮るのが難しくて、あまり撮ることができていない。
撮り方が下手でごめんよ、と駅舎に頭を下げた。

暗くなった世界の中で、駅の灯が一際暖かく見える。


暗くなる前に一瞬だけ見られる、蒼い魔法が世界を包みだす。

蒼に染まる世界に、小さく姿を現した月。
雲が多いせいで、なんだか妖しい世界に感じた。


蒼の魔法は、下白滝駅を不思議な世界に変える。
何度撮っても撮り飽きない、好奇心あふれる世界。
これからももっと撮り続けたかった・・・。


やがて蒼の魔法は跡形もなく消え去り、夜の帳が下りてくる。
寒さを増す一方の空気が、別れの近さを告げていた。

たくさんの思い出を残してくれた下白滝駅。
たとえ廃止されても、ここでの思い出は一生、僕の心に刻み込まれることだろう。
ありがとう、そしてさようなら、愛しの下白滝駅。
P.S.
3月25日、いよいよ下白滝駅は最後の日を迎えます。
その日にこの記事が間に合ってよかったと思います。
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テーマ:駅の写真 - ジャンル:写真
- 2016/03/24(木) 00:00:01|
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