筑肥線シリーズ、今日は
肥前久保駅を紹介しましょう。


肥前久保駅ホームから大川野・伊万里方面を望む。
ホーム上には屋根付きの待合所が設けられています。
下の写真では、ちょうど唐津行きの普通列車(
キハ125-6)が入線してきました。
この地は、江戸時代の有名な侠客・
幡随院長兵衛(塚本伊太郎)の出身地とされています。
この幡随院長兵衛は実在の人物で、非常に
男伊達であり、芝居等でも取り上げられているそうです。
もっとも、LMは詳しいことを知らないのですが・・・。
この駅も、1935(昭和10)年の開業当時は「
幡随院駅」という厳めしい名前でした。
1937(昭和12)年、国鉄買収時に現駅名になったそうです。


山本・唐津方面を望む。
上の写真では、訪問したのが11月初旬だったことから、周辺にはまだ秋の野花が彩りを添えています。
下の写真は、12月になってからの訪問です。
花は枯れていますが、冬らしい澄んだ青空が印象的です。
さて、山本駅で分岐する唐津線と筑肥線ですが、この駅はまだ唐津線に近く、
松浦川にかかる印象的な
トラス橋を望むことができます。
その写真↓

この駅から山本方面に向かうと、すぐに
唐津線が近づいてきます。
途中、近づいたり遠ざかったり交差したりしながら、分岐駅・山本に向かうのです。

ホームの傍には、小さなトイレ付の待合室と、駐輪場があります。


その待合室・・・「駅舎」と言っていいかどうか分かりませんが、この建物は「
さくら館」と名づけられています。
下の写真は、その内部。
「館」と呼べるほどの建物ではありませんが、小さなこの駅には十分な建物でしょう。

おや?
線路脇に猫がいますね。

のんきにレールの上を歩いていきます。
ローカル線ならではの、のどかな光景です。

別の機会にKが訪ねてみると、またもいました。
いい日和なので、日向ぼっこでしょうか?
他にも数匹猫が寄り付き、“猫駅”と化しています。
人よりも猫の来訪者が多いかも(笑)。

そして、またもや悠々とレールを伝って去っていく猫。
このレールは、もはや“
猫の通り道”になってしまっているようです(苦笑)。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2008/12/21(日) 00:00:01|
- 駅紹介・筑肥線編
-
-
| コメント:6
こんばんは。
駅のホームの幅が結構狭いんでね。
そしてこの黄色い125系、湊線の3710型と同型なんですね!
愛着を感じました笑
そしてレールを歩く猫、色々な方のブログやHPでよく見ます。
もしかすると、レールのような細いところを歩くのがすきなのかもしれません。
- 2008/12/21(日) 23:04:12 |
- URL |
- コスモス #8k04Lhow
- [ 編集 ]
いらっしゃいませ、コスモス様。
いつもコメントいただき、感謝しております(TvT)
> そしてこの黄色い125系、湊線の3710型と同型なんですね!
これ、私も調べてみるまで知らなかったのですが・・・。
どうも、同じ系列(兄弟形式)みたいですね。
キハ3710は、コスモス様や他のブログでよく見ているつもりなんですが、全く気づきませんでした・・・。
猫については、確かに細い道を行くのが好きなようですね。
猫が駅長になっている駅もあるくらいですし、案外駅と相性がいい生き物なのかもしれません。
- 2008/12/22(月) 00:00:41 |
- URL |
- LM #-
- [ 編集 ]
こんばんは。
筑肥線で使われている車両はキハ125系とキハ40系だけですか?。筑肥線は無人駅が多いそうに見えます。
- 2008/12/22(月) 22:03:52 |
- URL |
- キハ40系330番台 #vkBXlXLU
- [ 編集 ]
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
基本的に、筑肥(西)線はキハ40とキハ125みたいですね。
もっとも、個人的な感想では、最近見るのは キハ125ばっかりですね。
筑肥(西)線は無人駅ばかりです。
有人駅と言えるのは、終点の伊万里くらいじゃないですかね・・・。
佐里駅など、簡易委託駅もあるにはありますが・・・。
- 2008/12/23(火) 00:55:21 |
- URL |
- LM #-
- [ 編集 ]
旧国鉄時代、佐賀の親戚のところに行く際の交通手段は唐津線でした。そのなかで個人的な白眉スポットが、本牟田部を出てからの唐津線と筑肥線の立体交差、立体交差を過ぎてすぐの超短トンネル、松浦川にかかるカーブしたトラス橋…。立体交差で筑肥線の下をくぐる時、必ず上を見上げ、伊万里行きのディーゼルカーが来ないかなぁと願ったものです。肥前久保駅は、立体交差を過ぎてすぐの駅で、後年伊万里に行く際、利用しました。朧げに、跨線橋から駅全景を見下ろした記憶があります。
- 2016/09/22(木) 14:51:18 |
- URL |
- からつっこん #qDOLe0hc
- [ 編集 ]
からつっこん 様
こんばんは。
ようこそ当ブログへ、コメントありがとうございます。
レスが遅れに遅れて申し訳ありません。
コメントに気付くのが遅れたうえに、仕事が忙しくて二度も寝落ちしたため、レスが遅れてしまいました。
> 旧国鉄時代、佐賀の親戚のところに行く際の交通手段は唐津線でした。
> そのなかで個人的な白眉スポットが、本牟田部を出てからの唐津線と筑肥線の立体交差、立体交差を過ぎてすぐの
> 超短トンネル、松浦川にかかるカーブしたトラス橋…。立体交差で筑肥線の下をくぐる時、必ず上を見上げ、伊万里
> 行きのディーゼルカーが来ないかなぁと願ったものです。
懐かしいという事は、最近はこの光景をご覧になっていないのでしょうか?
今でもその景色は変わりません。
確かに、相手側の路線に列車が来ないか探してしまいますね。
以前乗った時、伊万里行と佐賀行が本牟田部付近で半ば並行するように走ったこともありました。
> 肥前久保駅は、立体交差を過ぎてすぐの駅で、後年伊万里に行く際、利用しました。
> 朧げに、跨線橋から駅全景を見下ろした記憶があります。
そうですね。
今でもその景色は見ることができますよ。
国鉄時代からすると、駅舎は変わりましたけど。
- 2016/09/25(日) 01:08:02 |
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