2017.03.27(Mon):鉄道旅行

[ 留萌本線 石狩沼田駅 ]
北海道201608(66)
タクシーを石狩沼田駅で降りると、早速トイレに駆け込んだ。
途中、だんだんお腹の具合は悪くなり、本当にギリギリのタイミングだった(汗)。
タクシー代は高くついたが、命の恩人(?)だから、これは仕方ないだろう。

北海道201608(68)
お腹もスッキリしてホッと一息つくと、改めて石狩沼田駅を見回す。
本来、この駅は訪問予定になかった。
しかし、せっかく縁あって訪問したのである。
この駅も探訪してみようと、カメラを手に取った。

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石狩沼田駅は、沼田町の中心駅だ。
駅から少し歩けば町の中心街があり、留萌本線の駅の中では駅前が賑やかな方だ。
駅の歴史は古く、1910(明治43)年に、留萌本線の深川-留萌間開業に伴い営業を開始した。

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現在の駅舎は、1972(昭和47)年に改築されたものらしい。
留萌本線の駅の中では立派な方で、町の中心駅としての風格がある。

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簡易委託駅となっているが、営業時間は短いようだ。
簡易委託駅として(無人駅とならないよう)存続するためにも、駅の利用をしてほしい、と促すお知らせには、どことなく悲壮感さえ感じる。

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この駅で忘れてならないのは、かつて札沼線との接続駅であったことだ。
札沼線の語源は、本来、起点駅・“幌と終点・(石狩)“”田から来ていた。
路線としての起点駅は桑園駅だが、全列車の発車が札幌であるなど運転系統上の起点が札幌にあるため
1931(昭和6)年、札沼線(開業時は札沼北線)が延伸して石狩沼田駅に接続。
だが、新十津川-石狩沼田間は、1972(昭和47)年、駅舎が改築されるのを待たずして、早くも廃止されてしまう。
この区間は、よほど運用成績が悪かったらしい。

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元は分岐駅だっただけに、かつては交換可能な駅であったらしい。
往時は、駅舎側のホームと島式ホームによる2面3線の配線だった。
他にも側線や引込線、転車台も有していたという。
だが、1994(平成6)年に交換設備が撤去され、1面1線の寂しい配置になってしまった。
駅舎がなまじ立派なだけに、1本しかない線路がアンバランスに感じる。

北海道201608(74)
駅を探索しているうちに、何となく物悲しい気持ちになったのは、暮れかけた日や寒さすら感じる風のせいばかりではなかっただろう。
町の中心駅であるにも関わらず、駅には活気というものが感じられなかった
それでも、列車が到着する時間が近づくと、乗車客がチラホラ姿を現し始める。
留萌本線では、途中からの乗車客があまりいないだけに、珍しい光景ですらあった。
これからも、留萌本線がこれらの人々の足であり続けられることを祈って、LMは再び車中の人となった。


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