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2018.03.02(Fri):駅探訪

[ 三江線 宇都井駅 ]
宇都井駅201802(1)
嗚呼 やはりこの駅は 私と最愛の女性の聖地なのだ――
今更ながら実感した 酷寒の宇都井駅の夜

宇都井駅201802(3)
三江線に久しぶりに出向いた
三江線は豪雪により被害を受けたが、ちょうど復旧した日だった
当然、宇都井駅にも行く予定ではいた
しかし、復旧したばかりで訪問客が多いと予想されたので、さっさと離脱する予定だった

宇都井駅201802(2)
ここ最近、宇都井駅にはあまり時間を割いていない
最早、宇都井駅にはゆっくりと静かに過ごす環境がない――
そう思って、行く前から諦めてしまうのだ
今から思えば薄情だった

宇都井駅201802(4)
しかし、宇都井駅は待っていてくれた――
LMが今まで一度も見たことのない雪景色をまとって
その清冽な景色に、思わずLMは固まった

宇都井駅201802(5)
LMにとって、宇都井駅の雪景色を撮ることは悲願だった
とはいえ、雪になると車での訪問は難しくなる
LMもKも九州人なので、雪道走行用のタイヤ、雪道を走る技術は双方ともに持っていない
鉄道利用するにしても、今回のような運休があり得る
今回の訪問も雪景色が目当てだったが、道中、雪はだいぶとけていたので、正直、宇都井駅も期待してはいなかった
宇都井駅も確かにだいぶとけてはいたが、目の前は美しい白銀で未だ覆われていた

宇都井駅201802(6)

宇都井駅201802(7)

宇都井駅201802(8)
最早、人がいようといまいと関係ない
この初めて見た雪景色――それを1枚でも多く記録に残しておこうと写真を撮りまくった
その時、最愛の女性の声が聞こえた
『きっと貴方が来るこの日まで、宇都井駅は雪を残して待っていてくれたのよ』と――
不覚にも涙がこぼれた
泣きながら写真を撮っていた
実際、この日、撮りながらも雪はどんどん融雪が進んでいた
この日は、貴重なチャンスだったのかもしれない

宇都井駅201802(9)
列車が行ってしまうと、不意に静寂の時間が訪れた
人がいなくなった頃合いを見計らい、宇都井駅の階段を上る
そして、宇都井駅に詫びた
『今まで訪問できなくてゴメン』と
宇都井駅はLMを優しく包み込んでくれているかのように感じた

宇都井駅201802(11)
結局、この日は予定を変更し、ほぼずっと宇都井駅にいた
黄昏時から夜の帳が下りるまで、ずっと駅にいて写真を撮り続けた
寒さは増してきたが、LMにとっては幸せだった
宇都井駅の雪景色、それも夜の光景を撮れるとは思っても見なかったからだ
最愛の女性と共に、感動を写真に記録し続けた

宇都井駅201802(12)
別れの時、宇都井駅の無機質なコンクリートに手を当てた
LMと同い年生まれ(宇都井駅の方が早生まれだが)だけに、やはり特別な愛着がある
三江線が廃止となるまでに、また必ず来る――
だから「さよなら」ではなく、「また今度」と述べた

宇都井駅201802(10)
この雪景色を、最初ではあっても“最後”にしてほしくない
地元の有志の方も、宇都井駅を「鉄道公園」として残す道を模索されているようだ
それが実現してほしい
またいつか、この景色を(列車と一緒は無理としても)見せてほしい
そう思いつつ、宇都井駅を見上げて言った
『俺より長生きしろよ、お前は俺より体が頑丈なんだから』
――宇都井駅が心なしか苦笑いしたように感じた

LMが生きているうちは元気な姿を見せていてほしい――
心からそう願った夜だった


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