
年末年始北国紀行15回目の今日は、
日高本線の
新冠駅を紹介します。
久しぶりに駅を紹介する気がします(;´-`)
前に紹介した、
判官館の最寄駅です。

新冠駅駅舎・・・と言っていいのでしょうか。
というのも、建物には「出会いと憩いのセンター」という名前が掲げられているので・・・。
駅を示す看板さえ掲げられていませんし・・・。
駅名板とホーム、近くを走る線路がなければ、駅とは分からないくらいです(笑)。

新冠駅は、その名の示すとおり
新冠町の玄関口であり、主要駅になります。
ちなみに新冠とは、アイヌ語の「ニカプ」(ニレの木の皮)からきたとされています。




駅舎内部。
内部もきれいに整備され、心地よく利用できます。
ただ、駅舎の天井付近に
監視カメラがあり、時折首を振っているのが気になりました。
やっぱり、
監視されているといい感じはしませんよね(苦笑)。
無人駅ながら暖房が備えられており、判官館の撮影で凍えつきそうなほど冷え切っていたLMたちにとっては、大変ありがたかったです。
先のカメラに連動しているのか、それとも別に赤外線センサーがあるのかは分かりませんが、自動でオンオフが切り替わっているようでした。
また、新冠町のMAPや特産品などが並ぶショーケースなどもあります。
時間があればちょっと観光でもしたいのですが、厳しいスケジュール(苦笑)のため、そういうわけにもいきませんでした。

新冠駅の歴史を記した
記念碑(?)。
駅から少し離れた踏切沿いに立っています。
新冠町教育委員会が立てたもののようですね。
駅の歴史を調査している時、こういうものがあると大変助かります。
それによれば、1926(大正15)年に厚賀~静内間が開通した時に開設(開設当時は日高拓殖鉄道)され、最初は「
高江駅」と名付けられていました。
これは、当時、この辺りが
高江村であったことから、その地名にちなんでつけられたもののようです。
新冠駅と改名したのは1948(昭和23)年になってからのようです。


新冠駅ホーム。
上の写真の左手奥が判官館になります。
この辺りは北海道でも割合温暖な地域で、雪もそれほどは積もらないそうです(あくまでも“北海道の基準では”でしょうが)。
だからというわけでもないでしょうが、この日は雪がほとんどありませんでした。
ここから苫小牧に向かうにつれて、雪も少しずつ深くなっていきました。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2009/01/25(日) 00:00:01|
- 駅探訪
-
-
| コメント:4
こんばんは。
駅の名前が「お酒」みたいですね。
今の世の中のせいでしょうか、無人駅にも監視カメラですか・・・
でも無人駅だからこそ、人の目がないのでしょうがないのかもしれませんね・・・
- 2009/01/25(日) 21:51:13 |
- URL |
- コスモス #8k04Lhow
- [ 編集 ]
いらっしゃいませ、コスモス様。
コメントありがとうございます。
> 駅の名前が「お酒」みたいですね。
その発想はありませんでしたね∑(>_<)
でも、言われてみればそんな気もします(笑)。
北海道って、アイヌ語の影響か「××カップ」という表記が多い気がしますね。
> 今の世の中のせいでしょうか、無人駅にも監視カメラですか・・・
> でも無人駅だからこそ、人の目がないのでしょうがないのかもしれませんね・・・
まあ、ショーケースとかもあるので、荒らされたり壊されたりするのを防ぐためでしょうね。
・・・と頭では理解しても、感情的に気持ち良くないのは仕方ありません(苦笑)。
- 2009/01/26(月) 02:13:06 |
- URL |
- LM #-
- [ 編集 ]
こんにちは。
その地域の中の中核駅さえ無人であることが珍しくなくなった今、こちらのような地元が整備した公共施設に駅への入口が併設されているだけのこともよく見かけるようになりました。
日高本線の高潮被害での運休が長引き、すでに1年を超えました。
この路線がいつ復旧されるのか、全く目処が分かりませんが、もう一度終点の様似駅まで列車で行ける日を待ち望んでいます。
海の近くを走る列車の情景は、いつまでも記憶に残るものです。
このまま失われてしまうのは、あまりにも無念です。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記:
http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc
- 2016/01/23(土) 16:02:13 |
- URL |
- 風旅記 #O7xVy9HA
- [ 編集 ]
風旅記 様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
風旅記様からは度々コメントいただいておりますのに、こちらからはなかなかコメントどころか訪問もできずにすみません。
足跡がないため、なかなか再訪が困難なので・・・。
> その地域の中の中核駅さえ無人であることが珍しくなくなった今、こちらのような地元が整備した公共施設に駅への入口が
> 併設されているだけのこともよく見かけるようになりました。
そうですね。
公共施設に駅舎が併設というのは最近よく見るローカルな駅(ローカルな中でも、比較的町や集落の中心部に近い駅)の光景です。
駅舎が公共施設として使われている駅もあったりしますけどね。
> 日高本線の高潮被害での運休が長引き、すでに1年を超えました。
> この路線がいつ復旧されるのか、全く目処が分かりませんが、もう一度終点の様似駅まで列車で行ける日を待ち望んでいます。
> 海の近くを走る列車の情景は、いつまでも記憶に残るものです。
> このまま失われてしまうのは、あまりにも無念です。
私も復旧を望んでいますが、現状ではかなり困難でしょうね・・・。
路盤が完全に流された部分があるようなので。
まるで津波に流された東北地方の路線のようですらありますからね・・・。
また、復旧したとしても黒字化は難しい路線ですから。
それでも、あの海沿いの美しい景色は忘れられようもありません。
困難を越えて、ぜひ復旧してほしいです。
- 2016/01/24(日) 21:22:23 |
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