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2009.02.19(Thu):駅紹介・筑肥線編

駒鳴駅旧駅舎(2)
これは運命かもしれない・・・。
今日起きたことを、LMはきっと忘れないでしょう。
本来なら、今日から新しいシリーズを始める計画でしたが、急遽予定が変わりました(苦笑)。

日頃からお世話になっている伊万里保線区様のブログで、ショックな記事を発見しました。
以前の記事にて、筑肥線駒鳴駅で警報機の工事を行っていることについては報告していましたが、どうやらその工事が終わり、国鉄時代から残っていた旧警報機は排除されてしまったのです。
前から書いているように、この警報機には多くの思い出があるので、LMとしてはショックな話でした。
すっかり気落ちしてしまったLM。
しかし、それから10分も経たないうちに、驚くべきことがおきます。
警報機がなくなったことを知った直後、LMはちょっとした探し物(証書関係)ができたので、何気なく物置を捜索していました。
昔のものなので、少し奥まった場所に入っているだろうと、奥へ奥へと調査は続きます。
すると、普段はあまり手入れをしない場所で、色褪せた紙袋に入ったネガを見つけました。
ネガ
何のネガだろう?
最近はネガをほとんど見かけないので、何となく興味を持ち、探し物の手をちょっと休めてネガを手に取り、何気なく透かし見た瞬間、LMは思わず凍りついたようにその場で立ち尽くしてしまいました。
何と、もうずっと前に、筑肥線を写した写真だったのです。
この写真は、筑肥(西)線を愛した亡き友人・R嬢の追憶のために、LMがかつて撮影したものでした。
このネガは、随分前に紛失していたため、なくしたものだとばかり思っていました。

意味なしイメージ(8)
以前の記事で書きましたが、LMは就職と同時にカメラを扱う身になりました。
それまで写真をほとんど撮らなかったLMですが、写真撮影の練習も兼ねて、趣味の鉄道関係を被写体に撮影するようになりました。
しかし、この頃の腕は悲惨なものでした。
今でもロクなものではありません(涙)が、この頃はもっとひどかったのです。
就職時までカメラをほとんど手にしなかった(というより、はっきりと敬遠していた)ことから、写真撮影自体に慣れず、アングルやピントのおかしな写真を連発していたのです。
おまけに、当時のフィルムは、その性質上、現像してみないことには結果が分からないため、そうした失敗写真・ネガが山積みになっていました。
さらに、LMは整理整頓が大の苦手(苦)。
そのため、ネガやプリントした写真が部屋のあちこちに雑然と放置されていました。
そうしたネガや写真の数々は、ある時、大掃除を行った際に一掃しました。
記念になるような写真ならともかく、どうでもいいような写真ばかりだったので・・・。
ただ、この筑肥線の写真はそれなり(あくまでも「それなり」ですが)に撮れていましたし、何より記念となるものだったので、処分の際、別にしていたはずでした。
しかし、これを機会に見かけなくなったので、てっきり間違って一緒に処分した・・・と思い込んでいました。
最近では、そんな写真を撮った事実さえ失念していました。
それが今日、忽然と出てきたのです。
しかもそこには、駒鳴駅の懐かしい旧駅舎も写っていたのです。
ついさっき、駒鳴駅の懐かしい警報機が消えたことを知り、またひとつ思い出がなくなったことに意気消沈したばかり。
ところが、今、その懐かしい思い出を記録にとどめた写真のネガが出てきたのです。
これを運命と言わずして何というのでしょう。
狂喜乱舞したLMは、探しものを直ちに中断、即刻馴染みの写真屋に駆け込みました。
現像し、プリントした写真に写されていたのは、今はなき筑肥線の懐かしい駅舎の写真でした。

前ふりが長くなりましたが、今日は、この懐かしい写真の中から、駒鳴駅の旧駅舎を紹介したいと思います。

駒鳴駅旧駅舎(1)
駒鳴駅旧駅舎。
ちなみに、現状は
駒鳴駅・現状比較(1)
こうなっています。
※2008年11月時点。現在は、警報機関係の工事が行われているので、さらに変わっています。
向きがまるで違うので、少し分かりづらいですが、どうやら電柱の位置は変わっていないようなので、それを基準に判断すれば、ある程度位置関係がつかめるかと思います。
プリントした旧駅舎を見て、懐かしさのあまり、思わず涙が出そうになりました。
何でもない駅舎のようですが、LMにとっては多くの思い出が詰め込まれた、大切な駅舎です。
いつ頃の写真なのか、明確な記憶はありませんが、少なくとも10年以上前のものと思われます。

駒鳴駅旧駅舎(3)
ホーム側から見た駒鳴駅旧駅舎。
現状は
駒鳴駅・現状比較(2)
こうなっています。
※これも2008年11月時点なので、今では警報機がなくなり、少し景色が変わっているでしょうが・・・。
やはり、向きが微妙に違いますが、何となく位置関係はお分かりいただけると思います。
以前から、この向きで警報機を撮る際、いつも何かが足りない気がしていましたが、今はその理由が明確に分かります。
この旧駅舎が足りなかったのです。
駅舎と警報機が揃ってこそ、絵になる光景になる気がします。

駒鳴駅の旧駅舎関係で、LMが撮っていた写真はここに掲げた3枚のみ。
しかし、今では貴重な3枚です。
思い出がたくさん詰まった駅の警報機が消えたのを知った日に、LMの手元に戻った大切な写真。
それは、消えゆく警報機からの、最後の“贈り物”だったのかもしれません。


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