fc2ブログ

LM徒然草 ~駅と列車と情景と~

風情ある駅と自然豊かな鉄道、そして心に残る情景を求めて・・・

駒鳴駅警報機工事始末記


駒鳴駅工事完了後(1)
新しいシリーズを始める前に、自分の中で整理をしておきたくて、この記事を書きました。
駒鳴駅警報機の工事については、過去の記事(詳しくはコチラ)において紹介してきたとおりです。
また、旧警報機が撤去され、それを他のブログの紹介によって知り、ショックを受けた直後に駒鳴駅他の旧駅舎を写した貴重なネガが出てきたこと(詳細はコチラ)についても縷々説明してきました。
しかし、思い出深い駅だからこそ、やはり自分の目で確認しなくては――と思い立ちました。
今日も体調は優れませんが、一度思い立つと矢も盾もたまらず、駒鳴駅に車を向けていました。

駒鳴駅工事完了後(2)

駒鳴駅工事完了後(3)

駒鳴駅工事完了後(4)
この日は春のような陽気
駒鳴駅周辺には菜の花を始め様々な花が咲き乱れていました

駒鳴駅工事完了後(5)
駅の近くの田地には、菜の花が一面に咲いていました。
何となく心和まされる光景です。

駒鳴駅工事完了後(6)

駒鳴駅工事完了後(7)
新しくなった警報機
過去、駒鳴駅を紹介したコチラの記事と比較すると、違いがよく分かると思います。

駒鳴駅工事完了後(8)
感覚的にはそう大きな違いはありません。
もし、他の駅ならば、気にせずすませていたことでしょう。
ただ、この駅の警報機には、青春時代の思い出がたくさん残っているので、寂しい気持ちになったのでした。
いつかはこういう日が来ると分かっていましたが、思ったよりもその日は早く来てしまいました。

駒鳴駅工事完了後(9)
構内踏切のこの部分だけは昔と変わっていません。
風が「レールの匂い」とでも呼べそうな心地よい鉄路の香りを運んできます。
少し暮れかけた日に、レールがキラキラ光っていました。
その光の中に、遠い記憶を呼び起される気がします。

駒鳴駅工事完了後(10)

駒鳴駅工事完了後(11)
列車が近付き、点滅しながら警報を発する新警報機。
思い出深いこの駅がどう変わるのかに興味を持ち、工事の様子をずっと追いかけてきました。
しかし、新警報機が設置され、工事もどうやら終わったようなので、それも終わりです。
かつての警報機がもう見れないのは残念ですが、これも時代の流れでやむを得ないこと。
いつの日か、古きものは新しいものに道を譲らねばならないものなのです。
感傷を断ち切るように、新しい警報機に「これからもよく来ると思うから、よろしく」とつぶやいたのでした。


スポンサーサイト



テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行

  1. 2009/02/22(日) 00:00:01|
  2. 四季彩・筑肥線
  3. | コメント:0
<<三江・木次線訪問記 | ホーム | 【駅紹介・追憶の筑肥線】西相知駅旧駅舎>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このブログについて

LM

Author:LM
鉄道旅行が趣味(&気晴らし)のLMが、旅先で出会った駅を下手な写真と駄文で紹介するブログです。
2010年以降は鉄道写真も多くなっています。

[ 趣 向 ]
風情あふれる木造駅舎とローカル線、SLが大好き。都会近辺の路線はやや苦手です。
廃墟系の建物や独特の雰囲気の建物、美しい自然も愛でています。

[ 構 成 ]
基本的に、LMがメインです。
他に、高校時代からの友人にして、このブログの共同経営者・Kが一部の写真撮影を担当しています。Kは夜勤が多いので、平日昼間の撮影に重宝しています(笑)。
このほか、表立っては出ませんが、LMやKの知り合いの女性たちが黒幕?として存在してます。

[ 機 材 ]
LM:
・Nikon D500(メイン機)

K:
・Nikon D7200(メイン機)

これまでの下車客

多分、新しい記事・・・のはず

御意見箱

乗換案内

このブログをリンクに追加する

この駅の歴史

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング

ブログランキングに参加中!

FC2Blog Ranking

↑クリックしていただけると嬉しいです。

検索フォーム

pictlayer

写真拡張表示機能

写真を拡大表示するプラグイン。クリックで簡単に写真を拡大(原寸表示)できます。お試しあれ!