三江線・
宇都井駅を再訪しました。
(以前の訪問記事は
コチラ)

午前中から旅立ったとはいえ、三江線訪問の拠点・
三次市に到着したのは15時過ぎ。
信木駅で時間をとるので、あと訪問できる駅といえば三江線内では1~2つくらい。
そこで、前回の三江線訪問時、
もっとも印象深かった宇都井駅の夕景を撮ろうと思い、LMは列車で、Kは車でそれぞれ宇都井駅を目指しました。

すっかり薄暗くなった夕暮れ時、LMを乗せた列車がゆっくりと宇都井駅に近づきます(K撮影)。
シルエットと化した駅が印象的です。

穏やかな光に包まれた待合室。
前回は朝方の訪問でしたが、照明が灯っていなかったので、室内は薄暗い印象でした。
しかし、今日は蛍光灯の白く柔らかな光が室内を包み込んでいました。
普通、蛍光灯の光というものは冷たさを感じさせるものですが、何故かここでは、その乳白色の灯がとても優しく、温もりのあるものに見えました。

“コンクリートの要塞”とでも呼べそうな宇都井駅。
しかし、日が暮れると、昼間とは全く違う印象を醸し出します。
光に包まれた階段は、次第に夜の帳が下りて辺りが薄暗くなる中、どこかホッと安心できる、
独特の温かさがあります。
コンクリの無骨さは姿を潜め、帰るべき家の灯のような優しい光に包まれているのが印象的でした。
ますます暗くなる世界の中で、そこは
誘われるような明るい空間です。
消防団格納庫の赤い灯が、
妙なアクセントになって光っていました。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2009/02/28(土) 00:00:01|
- 駅紹介・三江線編
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| コメント:2
はじめまして、訪問者リストから来ました^^
OBA3と申します。滋賀県大津市在住の中3です。
宇都井駅ですか、ここは三江線内でも新しい駅ですよね。
僕が鉄道を好きになったきっかけは京都へ友人と行ったことですが、実はこの駅も関与しています。
京都訪問後、友人と鉄道の話題で「想像を絶するローカル線」として友人の「Batchy」が三江線を挙げました。そして帰ってから三江線についてネットで調べると、宇都井駅がひときわ目をひきました。ものすごい高さにそびえ立つコンクリートの橋、そしてその上にある駅、だからといって特別利用者が多いわけではない、そんな不思議な駅に、僕は「鉄道のおもしろさ」に気づき始めました。
その後、全国のいろいろな路線のことを調べ、僕は完全に鉄道に目覚めました。
そして今、鉄道を追って写真撮影や乗り鉄に励んでいる日々です。
明日は、伊勢鉄道線・名松線・関西本線亀山以東・武豊線・美濃赤坂線を乗りつぶしてきます。
長文失礼いたしました。またよかったら書き込ませていただきます。
- 2009/02/28(土) 21:20:16 |
- URL |
- OBA3 #EeDw3ChA
- [ 編集 ]
こんばんは、OBA3様。
はじめまして。当ブログへようこそいらっしゃいました。
コメントありがとうございます。
私もOBA3様のブログは時折楽しみに拝見しております(^-^)
> 宇都井駅ですか、ここは三江線内でも新しい駅ですよね。
そうですね。三江線でも最後に開通した区間ですから。
確か、私の年齢と同じ(誕生月は宇都井駅が早い)だと思います・・・。
私も小学生時代にこの駅を知り、大いに興味をそそられたものです。
大人になったらぜひ行きたいと思ったものです。
実際訪問してみても、ローカルな三江線の中にあって飛び抜けて目を引くと言うか、異様とさえ言える駅でした。こんな駅に巡り合えるから、列車の旅はやめられないんですよね。
これから乗りつぶしの旅とのこと、うらやましいですね。
たくさんの旅の出会いと思い出を作ってください。
> 長文失礼いたしました。またよかったら書き込ませていただきます。
こちらこそ、よろしければまたぜひおいてください。
- 2009/03/01(日) 01:19:21 |
- URL |
- LM #-
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