
前回紹介した
備後落合駅を辞した時は、既に
22時近く。
遅れを取り戻すべく、この日の最終目的地・
出雲横田駅に急ぎました。
国道314号線は、進めば進むほどどんどん
山深くなっていきます。
下界(?)では全く見なかった雪が道の両脇に見え始め、しかも、進むごとに次第に道路のそばへと近寄ってきます。
正直、
道路凍結や
積雪を心配していましたが、無事車は進行しました。
しかし、急な山道を登り、高度が上がっていくにも関わらず、道路の近くには
木次線の線路が走っています。
時には踏切と交差。駅の近くを通り過ぎることもありました。
さすがに時間が遅いので、列車は走っていませんが・・・。
こんな高地にも線路が走っていることに、どことなく
違和感を感じ、そして
心強く感じたのでした。

約30分も走ったでしょうか、出雲横田駅に到着しました。
初めて見る出雲横田の駅舎は、
オレンジ色の強力な灯りに照らし出され、何とも言えぬ雰囲気でした。
この日は車中泊ですが、駅まで来た理由は、明日の旅立ち(この日は車が主力ですが、翌日はこの駅から木次線の列車に乗る予定だったので)に備え、まずは
駅の位置を確認しに来ただけでした。
ところが、
駅前広場の駐車場は思いのほか広かったこと、整備の行き届いた
駅のトイレがあること、列車に乗る際の利便が良いことなどから、結局、駅前広場にある駐車場に車を停め休むことにあっけなく決定。
せっかくなので、夜の出雲横田駅を少し探索しました。

駅舎内部。
この時、時間は既に23時を回っていますが、室内は明るく照らされていました。
窓口付近に時刻表が置かれていたので、写真撮影が終わった後、LMはひたすら明日の行程を確認していました。
木次線は
曜日によって区間運休する列車があり、注意が欠かせません。
そして、あいにく次の日は第3日曜日だったので、区間運休の列車がいくらかあり、計画は当初から多少修正を余儀なくされていました。ここでは、その計画にミスがないか、改めて確認しました。

ホーム側から見た駅舎。
室内の照明と
外灯、そして駐車場を照らし出す
オレンジの光のコントラストが、微妙な雰囲気を醸し出しています。


夜の出雲横田駅ホーム。
不必要に思えるほど、構内は明るい光で満たされています。
時間が経つにつれ、霧が少しずつ動き始めました。
やがて“
霧の魔術”にすっかり包まれた外灯や信号などの光は、霧との共演で幻想的な美しさをLMたちに見せてくれたのでした。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2009/03/08(日) 00:00:01|
- 駅探訪
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