木次線の駅紹介、今日は
出雲横田駅をご紹介します。
前回は夜の写真でしたので、今日は日中の写真をお送りします。
・・・今日の駅名板、Kの写真の撮り方が悪く、写真が歪んでいたので「JR」が切れ、何かバランスの悪い写真になりました。すみません(苦)。


出雲横田駅駅舎。
1934(昭和9)年に開業した駅で、
神社を模した駅舎は
開業当時からのものです。
神話の根付く町への表玄関に相応しい、重厚な構えの駅舎ですね。
すぐ前にある
丸型郵便ポストも、いい味を出しています。
駅前周辺は、
旧横田町(現・
奥出雲町)の中心部だったこともあり、駅の近辺には
各種の公的施設や
学校などが集まっています。
そのせいもあってか、列車は学生の利用が多く、
亀嵩駅から乗車した列車に乗っていた学生たちは、ここで一気に全員下車し、乗っているのはLMとKだけになりました。



駅構内。
木次線内の主要駅だけあり、構内はそれなりの広さを持っています。
宍道・木次方面からの列車はほとんどがここで折り返し、
備後落合駅まで行く列車はわずかです。
また、この駅を跨いで走る列車は、この駅で
10分以上の停車時間があります。
中には
30分以上のんびりと停車する列車も・・・。
国鉄時代にはあり得た話ですが、JRではあまり例のない長時間停車ではないでしょうか。


珍しい
キハ120連結の切り離し作業。
※写真が下手で本当にすみませんm(_ _;)m
亀嵩駅から乗ってきたキハ120-208+キハ120-4編成のうち、キハ120-208はここで切り離しとなりました。
折り返し、宍道方面への列車に使われるのでしょうか。



亀嵩駅で“
神話駅名”についてご紹介しましたが、この駅の神話駅名は「
奇稲田姫(くしなだひめ)」です。
駅には、奇稲田姫について説明した看板(上・中)とその像(下)があります。
奇稲田姫は、
八岐大蛇を退治した出雲神話の英雄・
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の妻に当たる女神です。
奇稲田姫について、詳しく説明すると長くなるので、詳細は説明板の写真を拡大してお読みください(苦笑)。
像の後ろには絵馬掛があり、“
良縁と幸せを呼ぶ櫛絵馬”という文字が躍っています。
ここに掛けられた絵馬は、駅の東南にある
稲田神社に奉納されるようです。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2009/03/12(木) 00:00:01|
- 駅探訪
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| コメント:2
すごく味のある駅ですね!!
秘境駅でも、こういった歴史的な木造駅舎が残っていることがありますが、合理化(?)で取り壊されるケースも多々あるようです。
山陰では、御来屋駅が最古らしいですが、味のある木造駅舎はやはり減ってきているような気がします。
- 2009/03/13(金) 20:53:02 |
- URL |
- OBA3 #EeDw3ChA
- [ 編集 ]
こんばんは、OBA3様。
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
そうですね、歴史的な木造駅舎は次々と取り壊されていきますよね。
合理化もあると思いますが、個人的には阪神大震災の後、急にそれが加速した気がするので、ひょっとして耐震性の問題なんかもあるのではないかと思ったりしてます・・・。
この駅は、市街地(と言ってもしれていますが)にありますが、逆にそれだからこそ、しっかり管理が行き届いているのかもしれませんね。
- 2009/03/14(土) 00:07:27 |
- URL |
- LM #-
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