桜情景、今日はLMたちの大好きな街のひとつ・
角館の桜です。
今日も鉄道(駅)の話からは離れてしまいますが、LMたちの大好きな桜たちを、皆さんにぜひ知っていただきたいのです。
以前、角館は独立した町でしたが、市町村合併により
仙北市角館町になっています。

角館は「
東北の小京都」と呼ばれ、春夏秋冬を通じて美しい街です。
特に
春は桜が咲き誇り、
街全体が華やかな雰囲気に包まれます。
まさに“小京都”の名に恥じない、美しい光景が広がっています。
角館の桜のおおよその目安は4月下旬。
関東以西ではすでに新緑が萌え始める頃、この“東北の小京都”には
一足遅れの春がやってくるのです。
今年、LMもぜひ行きたかったのですが、仕事の都合でアウトに(T-T)
Kがたくさん写真を撮ってきてくれたので、それを紹介します。

角館と言えば、まず有名なのが「
武家屋敷の桜」です。
ここには、主として
枝垂桜が植えられています。
残念ながら、枝垂桜は散り始めにかかっていました。
しかも、この日は風雨が強く、
花散らしになってしまいましたが、まだまだ華麗な美しさを見せています。

1664年、京都の公家の娘が角館の大名家(佐竹家)に嫁いできました。
その
嫁入り道具の中に、枝垂桜の苗木が3本入っていたと言われます。
それらは植え継がれ、古木から若木まで200本が武家屋敷を彩っています。
うち、
162本は国の天然記念物に指定されています。



雨模様の桜だけでは
角館の桜の美しさが映えないので、
晴れた日の写真も掲載してみました。
この写真はLMが撮ったもので、2007年訪問時のもの。
この時は
武家屋敷の桜がほぼ満開で、しかも好天に恵まれ、きれいな色彩の写真が撮れました。



角館の桜を語る時、武家屋敷の桜と並んで忘れられないのが「
桧木内川堤」です。
※下の写真のみ2007年(LM撮影)のもの。武家屋敷の方とは違い、こちらは
ソメイヨシノがメイン。
桧木内川の堤に沿いながら、
約2キロにわたって桜のトンネルが続く美しい景勝地です。
こちらは
国指定名勝になっています。


どこまでも続く
桜のトンネル。
この日は
あいにくの雨でしたが、こちらはほぼ満開状態で、多少の雨風にも散らず、咲き誇っています。
むしろ、
雨の日は客足も少ないので、ゆっくりしたい向きにはいいかも知れません。
もちろん、晴れの日には言葉に尽くしがたい魅力があるのですが、雨の日は雨の日で、しっとりした感じが何とも言えぬ雰囲気を醸し出していて、とても印象的です。

あまりにも鉄道から離れるのも寂しいので、
鉄道ネタもひとつ。
角館駅に停車する、
秋田内陸縦貫鉄道の臨時快速列車「
さくら号」。
東北屈指の桜の名所・
角館と、同じく東北屈指、いや全国でも指折りの桜名所・
弘前とを結ぶ“
花見列車”です。
正確には角館発弘前行が「
弘前お城とさくら号」、弘前発角館行が「
角館武家屋敷とさくら号」と命名されているようです。
使用される車両は秋田内陸縦貫鉄道の
AN8900形気動車で、同鉄道秋田内陸線の
急行「もりよし」と同じ車両みたいですね。
秋田内陸縦貫鉄道から奥羽本線に入り、2大桜名所を直通で結びます。
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テーマ:桜 - ジャンル:写真
- 2009/05/02(土) 00:00:01|
- 桜情景
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| コメント:2
東北・・・陸奥 一人旅 スミマセン
角館 なんか しぶいとこですよね
九州から ちょっと いや かなり 遠いところ・・・
いけるのが 羨ましい!
- 2009/05/04(月) 22:55:13 |
- URL |
- 前期高齢者さん #-
- [ 編集 ]
おはようございます。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
> 角館 なんか しぶいとこですよね
はい、とてもいい所ですよ。
特に桜の季節は、一度行ったら魅了されてしまいます。
> 九州から ちょっと いや かなり 遠いところ・・・
> いけるのが 羨ましい!
まあ、確かに(苦笑)。
でも、それだけの対価を払っても“行く価値”のある所です。
- 2009/05/06(水) 06:19:44 |
- URL |
- LM #-
- [ 編集 ]