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2009.06.17(Wed):駅紹介・三江線編

田津駅(1)
今日も三江線の駅紹介を続けます。
本日ご紹介するのは田津駅です。

田津駅(2)
駅近くの江の川
この付近のメインルートである国道261号から田津駅に向かう場合、長い橋を渡ることになりますが、その橋の上からの眺めです。
中国地方有数の大河としての貫録を十分に宿しています。
川幅には余裕がありますが、一度荒れ狂えば、大河であるだけに被害も大きいのでしょうね。
そしてこの後、LMたちは、その爪痕を目撃することになるのです・・・。

田津駅(3)
田津駅入口付近。
駅自体は江の川から少し離れており、高台にあるにも関わらず、川を望むことはできません。
高く積まれた石垣の上にある待合所と、駅を彩る花々が印象的です。

田津駅(4)
待合室に記された「昭和47年 7月12日 洪水のあと」。
この辺りの駅ではよく見かけます。
※他の駅の状況   
この位置に浸水線があるとなると、待合所はほぼ水没したことになりますね。
・・・が、ちょっと待った。
確かに、これまでの駅も、浸水線は駅舎がほぼ完全に水没する位置に記されていました。
でも・・・この駅は
田津駅(5)
石垣の上にあるんですよ?∑(゚∀゚;)
それなのに、こんな所まで水が来たと!?(赤丸内が浸水線
こんな所まで水が来たら、普通の家は2階まで水没しちゃうじゃないですカ!
実際、この記しのある位置は、近くにある家の2階近い高さでした。
ううむ・・・自然の猛威は侮りがたいですね。
こんな洪水は滅多にないでしょうが、やはり江の川は侮れない力を秘めているのですね。

田津駅(6)

田津駅(7)
田津駅ホーム。
上が三次方面、下が江津方面です。
三江線は山際に寄り添うような駅が多いのですが、この駅もその例にもれません。
木々に覆われた駅は、鬱蒼としたイメージです。
この駅も、他の三江線の駅同様、“”の中に埋もれるように存在していますが、駅舎の白と周囲の民家の赤瓦、そしてホーム沿いに咲く花がアクセントとなり、彩りを与えています。

田津駅(8)
田津駅待合室。
白く塗られた待合所が印象的です。
先程も少し書きましたが、この駅は石垣上の高台にあるため、待合所は普通の家の2階とほぼ同じ高さです。
右手に見える民家の屋根で、およその高さは推し量れると思います。
この待合室がすっかり浸かるほど水が押し寄せるなんて、考えるだけで怖いですな(苦笑)。
ただ、ふと思ったのですが・・・。
浸水した跡が記されている」ということは、その駅の駅舎(待合所)は、洪水後も壊されたりはせず、無事に生き延びてきた、ということなのでしょうか。
そう考えると、小さいながらも、頼もしさを感じますね。

田津駅(9)

田津駅(10)
待合室内部。
室内は清掃が行き届き、きれいに整えられています。
外観に比べ、内装は新しい印象を受けます。
居心地も悪くありません。
ただ、山に近く木々に覆われた駅の地勢上、昼でも室内は薄暗く(曇天というのもありますが)、撮影時はフラッシュを使う必要がありました。

田津駅(10)a
室内に掲げられた、謎の格言(?)。
上に貼られた紙には寺院の名が記されているので、そこのお寺の方から贈られたものでしょうか。
こういう類のものは、駅でも時折見かけますが、ここは額縁に入っていてとりわけ立派です(笑)。
もちろん、見た目が立派なだけでなく、書かれていることも立派・・・というか、含蓄ある言葉です。
額縁内の紙の後半に書かれた「青色青光」(しょうしきしょうこう)、「白色白光」(びゃくしきびゃっこう)とは、『仏説阿弥陀経』の言葉のようです。
浄土には様々な色の花(蓮華)が咲き乱れているが、それぞれに個性があり、尊厳がある・・・というのが大意のようです。
※関係者ではないので、詳しいことは分かりませんが・・・。間違っていたらご指摘ください。
ともあれ、この紙を額縁にきちんと納めることで、きれいで整理の行き届いた待合室内の空間にうまく溶け込んでいる気がします。
パッと目につく効果もありますし、言葉に重みを与えている気もします。
ただ壁に貼っただけではここまで目立たなかったでしょうね。
恐らく、ここで取り上げてもいないでしょう(笑)。


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