三江線駅紹介シリーズ、本日取り上げるのは
川戸駅です。

川戸駅駅舎。
いい雰囲気の木造駅舎が残っています。
この辺りは、現在は
江津市に編入されていますが、かつては
桜江町という独立した町でした(2004年合併)。
川戸駅周辺は、その
旧桜江町の中心部に当たります。
そのため、駅の周囲には人家が立ち並び、割と賑やかです。
関係ない話ですが、この駅は
トイレがきれいで、LMたちもお世話になりました(笑)。



駅舎内部。
内部は広々としており、スペース的に余裕があります。
現在、駅舎にNPO法人「
結まーるプラス」が入居しており、「
さくらえサロン」という名称のコミュニティ・スペースになっています。
このNPO法人は、町づくり&夢おこしに努め、定住支援などを行われているようです。
田舎暮らしツアーなども企画されているようで、駅舎内部には、それに関連した新聞や雑誌の記事がたくさん貼り出されています。
窓口は残っているものの、切符販売は委託されていないため、川戸駅は無人駅扱いになります。

前述の田舎暮らし体験ツアーなどに参加した皆さんの残した記念品。
ツアーに参加しての感想などがつづられています。
絵馬に近い形状ですが、自然な感じの丸太や板で造られており、独特の雰囲気があります。


川戸駅ホーム。
上が三次方面、下が江津方面です。
川戸駅も、かつては2線2面で、列車交換可能な駅でした。
しかし、三江線の他の駅――
石見川越駅や
因原駅など――の例にもれず、ここも
片側(駅舎の反対側)の線路が撤去され、1面1線の駅となりました。
ちなみに、
因原駅に飾られている「
三江線一〇八・一キロの旅」を見ると、それには跨線橋(及び撤去された線路も)が写っていますが、それも撤去されたようです。



廃ホームを見る。
かすかに枕木の跡が残っています。
使われなくなったとはいえ、
ホームはしっかり手入れが行き届いており、草に埋もれるようなこともなくきれいに残っています。
レールがあったなら、すぐにでも使えそうなくらいです。
花に囲まれた駅名板が印象的です。

LMは何故か
木造駅舎の“雨除けひさし”が好きなのですが、ここはそれが良好に残っています。
何本も立つ屋根を支える柱、しっかりした木組み――全てがLMの好みにかないます。
目前には雄大な自然が広がり、椅子に座ってくつろいでいると、日頃の喧騒や仕事の重責から解放され、心が休まります。
そう、三江線を巡る旅は、LMにとって
心を癒やす旅路でもあるのです。
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テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行
- 2009/06/19(金) 00:00:01|
- 駅紹介・三江線編
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| コメント:2
この駅は地域の方の温かみがすごく感じられる駅だと思いました・w・
トイレがきれい、そして駅にも地域の方の協力がみられるところがいいですね^^
廃止されたホームもいつまでもこの形で残るといいんですが…-w-
- 2009/06/19(金) 00:32:52 |
- URL |
- OBA3 #EeDw3ChA
- [ 編集 ]
こんばんは、OBA3様。
お忙しい中に、いつもコメントいただき感謝しております<(_ _)>
> この駅は地域の方の温かみがすごく感じられる駅だと思いました・w・
そうですね、この駅は地域の方の温かさが感じられますね。
いつまでも今のまま残ってほしいです。
この駅については、後日、別の角度からまた取り上げる予定です。
- 2009/06/19(金) 03:13:31 |
- URL |
- LM #-
- [ 編集 ]