
大井川鉄道の魅力を紹介するシリーズ第3弾。
今回は、
大井川本線の
青部駅をご紹介します。
青部駅は、木造の渋い駅舎が郷愁を誘う、閑静な駅です。
辺りは
お茶畑に包まれています。

この駅を最初に知ったのは、静岡県出身の
大鉄大好きっ娘・Y嬢の情報からでした。
この駅は、彼女が特に大好きな駅で、以前こちらに住んでいた時は、時間があると本を片手に時間を潰していたこともあったそうです。
LMの初訪問は2005年。尾盛駅に行く途上、この駅にも立ち寄り、その雰囲気にすっかり魅せられてしまいました。

久しぶりの再訪。
ホームに降り立つと、大井川が近く、朝だったせいもあり、清々しい空気でした。
期待を裏切らない雰囲気です。
しかし・・・駅舎を見て、ふと
違和感を感じました。
すぐにはその原因が何か分かりませんでしたが、駅舎に近づいてみてその原因が分かりました。
どうやら、前回訪問後に
改修が施されたらしく、壁の塗装やひさしのトタン屋根が新しくなっていたのです。
割と新しく感じましたが、いつ改装されたかまでは分かりません。

新しく設置された
駅名板。
以前はなかった気がしますが、確信を持ってまでは言えません。
改修されたとは言え、レトロな雰囲気は全く変わっていません。

無人駅なのですが、
“駅長”の札が。
かつては有人駅だったらしいので、以前、駅長室だった場所なのでしょう。
この札、以前はなかった覚えがあるので、新しく付けられたのでしょうか。
こんな雰囲気のいい駅なら、駅長になってみたい気もするなぁ。
元は、このあたりの壁に駅名標がありましたが、今は撤去されている模様。

駅舎側から千頭方面を臨む。
この辺りから千頭方面にかけて、有名な
“青部坂”が続きます。
SLの写真撮影をされる方には、格好のポイントとなっています。

反対側の金谷方面は、写真では分かりづらいのですが、
桜並木があり、春には絶好のポイントとなります。
しかし・・・たまたま駅で知り合った、写真撮影を趣味にしておられるおばさん(友人に連れられてSLを見て、その魅力に惹かれたということでした)の話では、春は多くのカメラマンが並び、大変
殺伐とした空気のようで、
“初心者”はとても近づきがたい雰囲気だそうです・・・。


青部駅のホームや駅舎の前は、周囲の人々が手入れしてくださっているのか、色とりどりの
花が咲き乱れていました。
この雰囲気のいい駅を、より心地よい空間にしてくださっている皆様に感謝です。

静寂が支配する駅舎の中・・・。
静かに物思いにふけったり、読書をするには最適の空間。

筆者が好きな、改札口からホームを臨む構図。
今回、ちょっとトリミングに失敗したなと思いましたが、植えられた花の美しさがそれを補ってくれました。

駅名標も花に包まれています・・・。

駅の近くにある
吊り橋。
筆者はこういうのが大好きで、揺れるのも全く平気ですが、友人のKは私が少し揺らすと怖がります(笑)。
とは言え、この橋、

という
注意書きが書かれているので、わざと揺らしたり走ったりするのはやめた方がいいかも・・・。
実際、板もかなり
きしみが激しい気がしましたし。
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行
- 2008/09/21(日) 02:58:49|
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