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2009.07.14(Tue):駅探訪

肥前七浦駅(1)
前に、1日だけ復活した「あかつき」を撮影した場所――長崎本線肥前七浦駅
今日は、この駅を取り上げてみましょう。

肥前七浦駅(2)
肥前七浦駅駅舎。
無人駅ですが、雰囲気の良い、昔ながらの木造駅舎が残されています。
古い、歴史の重みを感じさせてくれるような、ある種の風格を持った駅舎です。
この写真を撮った日は、梅雨のただ中であったにも関わらず、非常な好天に恵まれました。

肥前七浦駅(3)

肥前七浦駅(4)
駅舎内部。
この駅が他の木造駅舎と比べ変わっているのは、旧駅員事務室の一画と思われる区画が開放され、待合室の一部となっていることです。
旧駅員事務室区画は封鎖されていることが普通なのですが・・・。
ここではその区画も待合室の一画とすることで、待合室がとても広く感じられます。
また、待合室内部も、古い木造ベンチ等が置かれ、雰囲気を壊さぬよう配慮してあります。
この日のLMは結構疲れていたので、他の人目がなければベンチで横になって寝たいくらいでした(苦笑)。

肥前七浦駅(5)
駅舎に残る運転時刻表。
何と、昭和55(1980)年の時刻表です。
通過列車を含め、長崎本線を行き交う数多くの列車が記されています。
特に目を引くのは、東京~長崎を結ぶ“栄光”の列車番号「1」――東京駅発の時刻が最も早い客車特急列車――
肥前七浦駅(6)
即ち、在りし日の寝台特急「さくら」です。
ひしめき合う列車の中でも、栄光の「」は、とりわけ目に焼きつきました。

肥前七浦駅(7)
ホーム側から見た駅舎。
こちら側から見た駅舎も、渋くてなかなかいい感じです。

肥前七浦駅(8)

肥前七浦駅(9)
肥前七浦駅ホーム(佐賀・肥前山口方面)。
ホームの先、駅の両側にはトンネルがあり、トンネルに挟まれたような地勢です。
典型的な2面2線の配線で、2つのホームは跨線橋で結ばれています。
下の写真では、特急「白いかもめ」が通過しています。
駅の面影は昔のままですが、そこを走る列車は、国鉄時代とはすっかり様変わりしてしまいました。

肥前七浦駅(10)

肥前七浦駅(11)

肥前七浦駅(12)
肥前七浦駅ホーム(長崎・諫早方面)。
こちらの下の写真では、ハイパーサルーン型の「かもめ」が通過中です。
長崎本線では、30分に1本の割合で特急が走っているため、頻繁に列車が走り抜けていく気がします。
しかし、この駅を通る普通列車はそれほど本数が多くなく、特に昼の時間帯は、列車で来るのが結構不便だったりします。

肥前七浦駅(14)

肥前七浦駅(15)
駅から見る七浦地区。
上は山手側、下は海側です。
七浦はミカンの産地として知られており、山の上まで延々とミカン園が広がっています。
海は、駅から少し離れた所にあり、海沿いの駅というわけではありませんが、跨線橋からは(家々にやや視界を邪魔されますが)海を眺めることができます。海は、日本一干満の差が大きいと言われる有明海です。
写りが悪いですが、写真でも海水が引いて干潟が広がっている様が観望できます。
この干潟を活用し、干潟の上で泥だらけになりながら行われる運動会がガタリンピックです。
この大会は、地域おこしのイベントとして定着しており、県外はもちろん海外からさえ参加者が訪れます。会場となる「道の駅鹿島」(鹿島市七浦海浜スポーツ公園)の最寄駅は肥前七浦駅であり、この日(6月上旬頃)は駅員が配置され、特急列車も一部停車するなど、駅はひと時の賑わいを見せます。


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