
当ブログと相互リンクいただいている「
故郷へ~汽車の風景」の管理者・
前期高齢者(sirainosato)様(長いので、以下本名の名字からイニシャルをとりI氏とさせていただきす)のご好意で、
日田彦山線沿線の撮影ポイントをご案内いただくことになり、Kと一緒に出かけました。
I氏は、
山の上からの俯瞰写真がとても素晴らしい方です。
今回話題になる日田彦山線沿線も非常に美しく撮られていました。
LMもそんな写真が撮りたいと思ってはみたものの、
そんな高所まで登る体力はとても持ち合わせていませんし・・・(苦)。
すると、I氏から
「大半は車で行ける。ほんの少し歩けばいい」
という
甘いお誘いが(笑)。
この言葉で腹が決まり、I氏にご案内を請うことにして、日田彦山線まで出向くことを決めたのでした。
しかし、この言葉を信じたがために、
後でとんでもない苦労をするはめに・・・(苦笑)。

ともあれ、8月2日、高速道路のICの入口付近でI氏と合流。
初めてお会いしたI氏は、痩身ながらも行動力に満ちた、
フランクで渋い御方でした。
お互い話し合った結果、とりあえず概ね午前中は駅撮影に費やし、午後から日田彦山線沿線風景を撮ることに決めました。
限られた時間の中、この日は夜明~筑前岩屋間を撮影しました。
※これらの駅の紹介は、まだ資料にあたっていないので、後日掲載したいと思います。この日は非常に蒸し暑く、特に
湿度の高さは最悪。そんな日に駅を走り回ったせいで、LMはすっかり
体力を消耗してしまいました。
このような状態のため、疲れきったLMにとって、
午後からの撮影はかなり不安が残る状況に。
しかし、「
大半は車で行ける」というI氏の甘言(笑)を信じ、体を引きずるようにして午後の撮影に入りました。
いよいよ本格的に沿線の撮影に入ります。
今回、メインとなる撮影対象は、筑前岩屋側から順に
栗木野橋梁、
宝珠山橋梁、
第二大行司橋梁
という3つのアーチ橋です。
これらの3橋は
九州の近代土木遺産に指定されています。
その紹介サイトによると、この3橋はいずれも1938(昭和13)年に架橋されたもので、
無筋コンクリート充腹アーチという形式による造りのようです。
※九州の近代土木遺産としての紹介サイトは
コチラ。
※橋梁のある東峰村の紹介サイトは
コチラ。

[ 日田彦山線 第二大行司(松尾)橋梁 ]
午後の撮影は、まず、第二大行司橋梁の俯瞰撮影からスタートしました。
谷間からのぞき込んだようなこのアングルは、林道近くで撮影したものです。
車を降りてすぐに撮影できるのですが、少しだけヤブに入り込むので、
ヘビなどが出てこないか不安です(((( ;゚Д゚)))
しかし、I氏はガンガン踏み込み、Kも割と平気な顔で続いていきます。
結局、LMは、I氏から
ヘビからかまれても貫通しそうにない頑丈な長靴を借り受け、へっぴり腰ながらお供しました。

別の日に撮影した第二大行司橋梁。
普通の撮影なら、こちらのアングルがおすすめかも(笑)。
が、こちらは
電柱柱や電線が目立つのが難です・・・。

その後、さらに林道の奥に進み、より高い場所から俯瞰撮影しました。
この場所は道路のすぐ脇で、車を降りてすぐ撮影することができます。
草むらも少なく、ヘビの心配もあまりありません(笑)。
でも、うっかり前に転んだら、
山の斜面をまっさかさまという破目になります(汗)。

この辺りまで来ると、
さすがに高さがすごいです。
あいにくの曇天で、湿度が高いせいか残念ながら
クリアな画像は得られません。
でも、
雄大な自然を眼下に見ながら撮影するのもいいものです。
思わず「ヤッホー」と叫びたくなります(←ただのアホガキ;)
しかし・・・。
本当の試練は、これから始まるのでした(笑)
(続く)
スポンサーサイト
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2009/08/05(水) 00:00:01|
- 鉄道写真
-
-
| コメント:4
こんばんは。
毎度のコメントありがとうございますです。
> あらまあ~ あること あること
> みんな 事実のような ・・・
基本的には事実を書いとるつもりですが(笑)。
まあ、一部で
言葉のあやや
誤解を招く表現があるかもしれませんが(苦笑)。
> 身体もこころも 絶好調のことと
> およろこび 申し上げます
その日は楽しく笑い過ごせても・・・。
少し経つと、また悲しさが押し寄せてきます。
仕事のことなら何とかなりますが・・・。
“あの悲しみ”は消えません。
だから、また鉄道の走る景色の中へ身を任せていたいです。
その間だけは、忘れられますから・・・。
- 2009/08/06(木) 01:17:10 |
- URL |
- #-
- [ 編集 ]
はじめましてコメントありがとうございました。
俯瞰や山の中での撮影はヘビや蚊との闘いですね。
俯瞰じゃないのですが山口線・二反田でマムシを踏みつけてしまったことがあります。ヤバイ!って咄嗟に思ったのですが長靴に救われました。もっとも夏の暑い盛りに東京駅から「富士」に乗るときは長靴で恥ずかしい思いしたのですが助かりました。
これからも宜しくお願いいたします。
- 2009/08/07(金) 06:37:59 |
- URL |
- kazu #YpqZtgVo
- [ 編集 ]
こんばんは、kazu様。
当ブログへようこそお越しくださいました。
コメントありがとうございます。
> 俯瞰や山の中での撮影はヘビや蚊との闘いですね。
・・・ですね。
今回、幸い蚊が群がることもなく、幸いヘビも出てきませんでしたが、“ヘビが出るかも”という心理的プレッシャーは相当なものです(汗)。
> マムシを踏みつけてしまったことがあります。
> ヤバイ!って咄嗟に思ったのですが長靴に救われました。
想像するだけで怖いです・・・(汗)。
そもそも、踏んだときの感覚を考えただけでも怖いですよ。
やっぱり、こういう景色を撮る際に長靴は必須ですね・・・。
またのご訪問、お待ちしております。
これからもよろしくお願いします。
- 2009/08/08(土) 00:11:06 |
- URL |
- #-
- [ 編集 ]