[ 日豊本線 竜ヶ水駅 ]
先日紹介した隼人駅での撮影終了後、本来の撮影地である
竜ヶ水駅に向かいました。
この駅を選んだ理由としては、「
富士」の
途中運転(通過)時刻がはっきりと分からないためでした。
幸い、終点・鹿児島中央駅の到着予想時間は明示(10:30着)されていたので、
それより前に鹿児島中央に到着する列車(6937M)に乗れば先回りできる可能性はかなり高いと思われること、また終点2つ前(1つ手前は鹿児島駅)である竜ヶ水駅ならばほぼ確実にとらえることができるだろうという考えでした。
もうひとつの理由は、周囲にあまり人家のないこの駅ならば、ゆっくり写真を撮れるだろう・・・と思っての選択でした。
ところが、少なくとも
後者の考えは甘すぎたことを、すぐに思い知らされることになります(汗)。

普通列車(6937M)が竜ヶ水駅に到着すると同時に、
大勢の御同業者がどっと下車!∑(>_<)
元々駅で準備していた人たちも含め、
あっという間にカメラの放列ができてしまいました。
・・・うーむ、LMと同じ考えの人がこんなにいたとは( ̄▽ ̄;)
なかには、
門司港駅から
「ドリームにちりん」(大分駅)、
隼人駅からこの駅まで
ずーっと見かけた顔もありました(苦笑)。
写真で見るとさして多くないようですが、
実際にはもっと多いです。
LMの
背後にもいっぱいいましたし(苦笑)。
竜ヶ水駅訪問もうひとつの理由として、
駅そのものにも興味があり、
駅紹介の対象にとも思っていたのですが、
この日はあまりに人が多すぎた(こういう撮影では珍しいことですが、鉄道利用者が多かったので、撮影終了後も大半がホームに残っていました)ので、
撮影は断念せざるを得ず、紹介はまたの機会にお預けとなりました。


さて、LMの考えでは
「富士」はこの駅を通過していくはずなので、撮影タイミングは一瞬だろうなあと思っていました。
ところが、ヘッドマークを掲げた機関車がトンネルの前から姿を見せても信号機は赤から変わらず。
もしやと思っていると、減速しながら入線してきた「富士」は、竜ヶ水駅のホームに静かに停車。
どうやら、
列車待ち合わせのための運転停車のようです。
LMは
またも幸運であったわけです。お陰で思う存分「富士」を撮れたのですから(笑)。

しかし、しばらくして、後方から列車が接近してくる気配が。
「富士」の待ち合わせの対象となっている列車でしょう。
近づいてくる列車を見ると普通列車(後で調べたら、国分行き
6932Mでした)だったので、「
しまった、普通列車とブルートレインがかぶってしまう!」と思った刹那・・・
LMの杞憂をあざ笑うように、
減速しないまま走り去っていく列車。・・・アレ(;´Д`)?
一瞬あっけにとられましたが、すぐその理由が分かりました。
・・・そうでした。この
寂しい無人駅である竜ヶ水駅は、周囲の人口が少ないせいかどうかは知らないのですが、
普通列車さえ通過することがあるのでした( ̄▽ ̄;)
ということで、安心してさらに撮り続けます(笑)。


やがて、下り方面の信号が青になり、「富士」はゆっくりとホームを離れていきます。

目的地は
鹿児島中央駅でも、行き先表示は「
西鹿児島」・・・。

アレレ、「富士」「西鹿児島」の横に「
あけぼの」「
青森」の文字が・・・。
一体この列車の目的地は何処?まさか、日本列島一周寝台列車か!?(違
・・・ささやかなJRのサービス精神だったのですかねぇ(苦笑)。


LMは、帰路の関係上「富士」の追っかけをこの竜ヶ水駅で打ち止めにすることにしていたので、他の撮影者以上にひたすら撮りまくりました。
遠く離れていく「富士」をいつまでも見送りながら、また再開の日が来ることを心から祈ったのでした。

「リバイバル富士」を追いかけた記事も今日で終わりです。
これからしばらくは、
このブログ本来の使命(?)である駅紹介に戻ります。
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2009/09/20(日) 00:01:58|
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