
今日は、LMの
暗い面が前面に出ています。
おまけに結構くさい、
かなり恥ずかしいことも書いている(汗)ので、
興味がない人は読まないでください(苦笑)。

昨日は、母方のいとこの結婚式でした。

親戚だけれども、LMとは似ても似つかぬ好男子のいとこ。
この日、新郎として立ち振る舞った彼は、新婦と共にとても輝いていた。
家が離れていることもあり、普段はあまり会わないし、会っても憎まれ口をたたくことも多いけれども、陰ではいつも心からLMのことを心配してくれていたナイスガイ。
そんな彼の幸せを、心から祈った。
彼に祝福の言葉をかけに行ったら「次はLMの番だな」と言われた。
そう言えば、母方の親戚は、LMを含めて4人いるけど、みんな結婚している。
だけど、LMは苦笑いするしかなかった。
だって――結婚しようと思っていた相手は、もうこの世にいないから。

本当は、LMは親戚のうちで一番早く結婚するはずだった。
「最愛の人」がいたから――。
愛すべき彼女は、何とLMと全く同じ生年月日。
奇跡のような偶然――お互いに、相手は運命の人だと思っていた。
彼女に対してなら、命を捧げても惜しくはないと、本気で思っていた。
彼女も、どうしようもないダメ人間のLMにはもったいないほどの愛――尋常なものではないほどの愛――を捧げてくれた。
愛し愛され、幸せだったLMの青春時代。
LMと彼女の絆は、最高のものだと信じて疑わなかった日々。
それなのに――まだ二十歳の若さで、彼女は永遠に失われた。

結婚式で不意に流れてきた曲。
その曲を聴いて、LMは激しく胸が痛んだ。
彼女が大好きだった曲――LMも大好きだけど、ずっと封印していた曲。
澄んだ音色のその曲は、
歌劇<カヴァレリア・ルスティカーナ>間奏曲。
いつも隣にいて、彼女と一緒にこの曲を聴いていたことを思い出してしまい、LMは祝福の席だというのに、ふと悲しみの涙をこぼしてしまった。
その顔を知られたくなくて、いつも以上に酒を浴び、泣き顔を隠した。

こんな悲しみはLM一人でたくさんだから・・・。
幸せの日を迎えた新郎新婦に、こんな悲しい思いはしてほしくないから・・・。
この日、心から神に祈った。
「愛し合う2人が、いつまでも幸せでありますように・・・」
そして――
「彼らが受くべき不幸があれば、全てLMに向かってやってきてほしい・・・」と。
※今日は感傷的な気分のせいか、おかしな文章を書いてしまい申し訳ありません。
明日からは、再び鉄道(駅)関係の話に戻ります。
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記
- 2009/10/19(月) 00:00:01|
- 雑記
-
-
| コメント:8
LMさんが謝る必要はありません。
心に傷を受けた者は、他人にやさしくなれるのです。
苦しい経験をしてきたことに今まで気がつかなくてごめんね。
- 2009/10/19(月) 05:02:10 |
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- らいと #hGSo2he6
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わたしの家族も11月1日に結婚式をするよ。
最近思うのだけれどね、『結婚』ってさ、漢字を変えたら良いのにね。
魂を結ぶと書いて『結魂』どうかな。
そしたら、LMさんはとうにけっこんしてるね!
それと、歌劇<カヴァレリア・ルスティカーナ>間奏曲は悲しい曲にしないで。
どうぞ、最愛の人を慈しむ曲に・・・ね。
LMさんの人間性が垣間見れた良い記事でした
^-^*
- 2009/10/19(月) 14:55:48 |
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- Kissa #-
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こんばんは。
コメントありがとうございます。
> 心に傷を受けた者は、他人にやさしくなれるのです。
そうだといいのですが・・・。
等身大のLMは、結構鬱陶しくて嫌な性格の人間ですよ(苦笑)。
> 苦しい経験をしてきたことに今まで気がつかなくてごめんね。
かえって変な気をつかわせて申し訳ありません・・・。
人間、みんないろいろな苦しみを持っているはず・・・LMだけではないと思います。
自分の体験を通して、そんな人の苦しみが分かる人間になれたらいいですね。
- 2009/10/20(火) 00:59:17 |
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- #-
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Kissa様へ
こんばんは、Kissa様。
コメントありがとうございます。
> 最近思うのだけれどね、『結婚』ってさ、漢字を変えたら良いのにね。
> 魂を結ぶと書いて『結魂』どうかな。
> そしたら、LMさんはとうにけっこんしてるね!
・・・素晴らしい言葉ですね、『結魂』。
そうですね、それならば、私たちはずっと昔から結ばれています。
きっと生まれる前から結ばれていたと思います。
・・・結構クサい台詞を吐いていますが、心からそう信じられるくらい、彼女のことが好きでした。
今後どれだけ生きるか分かりませんが、きっと彼女のことは永遠に心から離れないでしょう。
> それと、歌劇<カヴァレリア・ルスティカーナ>間奏曲は悲しい曲にしないで。
> どうぞ、最愛の人を慈しむ曲に・・・ね。
そうですね・・・LMもこの曲自体は好きなので、本当はそうしたいのですが。
この曲の悲しい調べが、LMの胸をいつもえぐるのですよ・・・楽しかった過去の思い出と共に。
でも、『結魂』・・・魂で結ばれた彼女は、たとえ肉体は滅びても、今も傍にいますから・・・いつかは、乗り越えたいですね。
- 2009/10/20(火) 01:57:37 |
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こんばんは。
コメントありがとうございます。
> ちょっと きました オヤジにも
そうですか。すみませんね、変な記事を書いて(苦笑)。
でも、私の正直な心の想いを綴ったつもりです。
> ちゃんと 乗り越えたんでしょうが
> 思い出すのは つらい ことですよね
乗り越えていません・・・。
今でも悲しみが胸をよぎりますよ・・・。
時折、好きな駅や列車の写真を撮りにいきたいと思うのは、ストレスから解放されたいからでもありますが、尽きぬ悲しみに押し潰されてしまいそうになるからでもあります。
> 忘れてあげるのも 男の 愛情ですよ
忘れないでしょうね、きっと死に行くまで・・・。
あなたや私が知らず鉄道のある風景や懐かしい故郷の景色を追い求めるように、魂に刻まれたものは、きっと忘れないんですよ・・・。
- 2009/10/20(火) 02:00:13 |
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- #-
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こんにちは。
先日初めてコメントを入れさせて頂きましたが、その後も少しずつ記事を読み進め(遡り)させて頂いています。
私から申し上げられることは殆どないのですが、こちらの記事に、以前の青海川駅の風景が載せられていることに共感しました。
LMさんの気持ちに、この駅の春〜初秋の晴れた日のような穏やかさが訪れますよう。
僕も、この駅に行きたくなって、この駅でぼんやりと時間を過ごして、この駅で心を澄ませてきたことが、幾度かありました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記:
http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
- 2013/04/22(月) 12:40:49 |
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- 風旅記 #O7xVy9HA
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風旅記 様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
諸事情により返信が遅れ失礼しました。
> その後も少しずつ記事を読み進め(遡り)させて頂いています。
> 私から申し上げられることは殆どないのですが、こちらの記事に、以前の青海川駅の風景が載せられている
> ことに共感しました。
> LMさんの気持ちに、この駅の春〜初秋の晴れた日のような穏やかさが訪れますよう。
> 僕も、この駅に行きたくなって、この駅でぼんやりと時間を過ごして、この駅で心を澄ませてきたことが、
> 幾度かありました。
最愛の人との記事を読んでくださいましたか。
ていねいにお読みいただき、ありがとうございます。
そうですね、この悲しみが癒えることはないでしょうが、青海川駅の光景は、そうした悲しみに沈んだ心を優しく包み込んでくれるような優しさがありました。
ここの青い空、青い海は心を澄み切らせてくれますね。
しばらく行っていませんが、好きな駅であることに変わりはないです。
- 2013/04/23(火) 23:44:55 |
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