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2009.11.08(Sun):駅紹介・筑肥線編

肥前長野駅の夜(1)
今日は少し趣向を変えて、夜に訪れた肥前長野駅の写真をお送りします。
諸事情により、三脚を立てず全て手持ち撮影で通したため、ややピントが甘めですが、そこはご容赦願います・・・。

肥前長野駅の夜(2)
夜に撮影した肥前長野駅の駅舎。
くたびれたような駅舎の様子がよく分かります。
取り壊されないのが不思議なくらいの建物ですが、筑肥線中の数少ない木造駅舎の命脈を少しでも長続きさせてほしいものです。

肥前長野駅の夜(3)
駅舎前の長椅子。
高感度撮影しているため、実際よりも明るめです。
本当は、駅舎に灯りがないため、もっと暗いです(苦笑)。
しかし、ホームのライトが異様に明るいので、最低限の明るさはあります。
この長椅子に座り、何も考えずにボーッとしているだけで、日頃の疲れがとれる気がするのですから不思議なものです。
それもまた、木造駅舎の持つ温かい“安心感”によるものでしょうか。
特に、20時以降は利用者もほとんどなく、完全に“自分の世界”に浸ることができます。

肥前長野駅の夜(5)

肥前長野駅の夜(4)

肥前長野駅の夜(6)
夜の駅舎内部。
何度も書いていますが、駅舎内部には灯りがありません。
まばゆいホームのライトがわずかに差し込み、かろうじて駅舎内が闇に包まれるのを防いでいます。
せっかく駅舎があるのに、電灯もないなんて・・・と以前は思っていましたが、最近はこれでもいい気がしてきました。
この駅舎の雰囲気には、何となく灯は不要のもののように思えてくるのです。
この朽ち果てたような建物には、入口から差し込むかすかな光があれば、それで十分なのです。
室内の荒れ具合や汚損、朽ちた壁などを優しく隠してくれる夜の帳。
そこには、昼間は気付かない、夜にしか感じることのできない優しさがあるような気がしてくるのです。
夜の駅舎内に立っていると、ボロボロの駅舎だというのに、何かに守られているかのような温かさがあるのですから、不思議です。
ここに来るのは夜が多いのですが、その際、いつも不思議と心が落ち着くのは、そのせいかもしれません。
表現しがたいこの魅力――それこそが、木造駅舎の持つ偉大なオーラなのかもしれません。


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