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LM徒然草 ~駅と列車と情景と~

風情ある駅と自然豊かな鉄道、そして心に残る情景を求めて・・・

鎧駅/LM旅行記~山陰編(1)

大井川鉄道編もまだ途中ですが、今日は新たなシリーズを。
9月に静岡に行ったついで(?)に、かねてから行きたいと思っていた余部鉄橋(正確には余部橋りょう)に行ってきました。
取り壊される前に余部鉄橋を見ておきたかったのと、工事の進行状況がどうなっているか確認しておきたかったからです。
余部鉄橋については次回紹介するとして、今日は順序としてまず鎧駅を紹介します。

大井川鉄道をSL急行で後にし、京都で1泊。
翌日はあいにくの雨模様
LMもKも、まだ智頭急行には乗車したことがなかったので、鳥取までは智頭急行の特急「スーパーはくと」で行くことにしました。

スーパーはくと
京都駅構内で停車中の特急「スーパーはくと1号」(智頭急行HOT7000系気動車)。
久しぶりの長旅、それも何かと動くことの多い旅になり、疲れがたまってヘトヘト・・・(情けない)。
なので、少し贅沢してグリーン席に。
いやあ、快適快適
・・・は良かったのですが、あまりに気持ち良かったため、前日までの疲れもあって爆睡してしまいましたΣ(|||▽||| )
お陰で、肝心の智頭急行はほとんど夢うつつ、記憶はほとんどなし(ノД`)
かろうじて残っているイメージは、さすがに新しい路線だけあって、高架が多いなということでした。

鳥取からは、いよいよ山陰本線に入ります。

スーパーまつかぜ
鳥取駅に到着した「スーパーまつかぜ」。
駅で朝飯代わりの立ち食いそばを食べていたら入線してきたので、撮りました。
既に表示は「回送」になっていました。

鳥取駅にて
鳥取駅に停車中のキハ47形+キハ33形気動車。
浜坂までお世話になります。
それにしても、やはり山陰本線はいいですね~。
偉大なるローカル線、といった感じが色濃く漂っています。
途中には雰囲気の良い駅がたくさんあり、つい寄り道したくなってしまいます(苦笑)。
しかし、この日は厳密にスケジュールが決まっていたので、それもできず、後ろ髪ひかれる思いで鎧駅へ。

鎧駅(1)
さて、鎧駅は、以前から訪れてみたかった駅のひとつでした。
今回、余部鉄橋へ行くのに伴い、一緒に訪問しようと決めました。
組み立てた行程は、浜坂からまず一度餘部駅を通過し、余部鉄橋を乗車して体感しながら鎧駅へ。
そして、鎧駅から再び浜坂方面に折り返し、餘部駅で下車、というものでした。
ただ、これだと鎧駅にはあまりいられないのですが、時間の制約が厳しいので、仕方ありません。

浜坂駅にて
浜坂駅にて。
色違いのキハ47形が並びます。
ここで豊岡行きに乗り換え、餘部駅に到着すると、大勢の“同業者”(笑)と思しき人々が乗降します。
連休中ということもあり、やっぱり多そうだな~と思いました。
とりあえず、今は餘部駅を通過し、余部鉄橋を通過します。

余部鉄橋上空
まさに“天空の橋”というにふさわしい感じの高さです。
写真では分かりづらいですが、下の方では手を振ったり、写真を撮ったりする人たちの姿が見えます。
にしても、この写真、右側にKの姿が少し写り込んでしまった・・・。
とんだ失敗作だ・・・。

鎧駅(2)
そして、列車は鎧駅に到着・・・と、マテ?
餘部駅で乗車した客がほとんど下車したぞ!?∑(;゚д゚)
まさか、皆さん私と同じ考えの人たち!?
どうやら考えが甘かったようです・・・。

気を取り直して(苦笑)、駅を観察します。

鎧駅(2)
機能性だけを追及したような、簡素ながらがっちりした造りの駅舎です。
向こうに見える看板を見ると、ここがかつてドラマの舞台になった場所と説明されていました。
それは知らなかった・・・(・・;)

鎧駅(3)
1番線ホームから餘部駅方面を見る。
この線路の先に、余部鉄橋はあります。

鎧駅(4)a 

鎧駅(4)b

駅舎側から見た1番線ホーム(上)と、待合所から見た海(下)。
海側の1番線ホームは、今年から使われなくなった(特急列車はこちらを通過)そうですが、出入りは自由にできます。
最近まで使われていたせいか、割とこぎれいな待合所です。
あいにくの雨ですが、眺望はよく、晴れたらさぞきれいだろうと思われます。
今度は晴れた時、また再訪したいなぁ・・・。

鎧駅(5)
駅から入り江と漁港(鎧港)を臨む。
この辺りは、平家の落人伝説があるそうですが、それが納得できるような場所です。
よくこんな不便な場所に港を開いたものだなぁ、と感心してしまいます。
かつては港でとれた海産物を駅から貨物で輸送していたようです。

鎧駅(6)
木でできたベンチの先に海を臨む。
晴れたら、もっといい絵になりそうですがねぇ・・・。

鎧駅(7)a

鎧駅(7)b
駅舎側の2番線ホームにある地下道入口(上)と、1番線側の地下道入口(下)。
この地下道で1番線ホームと2番線ホームは結ばれています。

そうこうしているうちに時間はあっという間に過ぎ、レールを叩く音と共に列車が入ってきました。
さあ、今度こそ余部鉄橋(&餘部駅)を訪問します!

(続く)
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2008/10/03(金) 23:58:12|
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  3. | コメント:1
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  1. 2008/10/04(土) 17:29:04 |
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Author:LM
鉄道旅行が趣味(&気晴らし)のLMが、旅先で出会った駅を下手な写真と駄文で紹介するブログです。
2010年以降は鉄道写真も多くなっています。

[ 趣 向 ]
風情あふれる木造駅舎とローカル線、SLが大好き。都会近辺の路線はやや苦手です。
廃墟系の建物や独特の雰囲気の建物、美しい自然も愛でています。

[ 構 成 ]
基本的に、LMがメインです。
他に、高校時代からの友人にして、このブログの共同経営者・Kが一部の写真撮影を担当しています。Kは夜勤が多いので、平日昼間の撮影に重宝しています(笑)。
このほか、表立っては出ませんが、LMやKの知り合いの女性たちが黒幕?として存在してます。

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