【リバイバルあかつき】武雄温泉駅新ホームにて

［　佐世保線　武雄温泉駅　］

今回の「あかつき」の目的地である武雄温泉駅。
その１番線に停車する「あかつき」です。
ＬＭは事情によって行けず、Ｋに撮影を託しました。


武雄温泉駅は、この新築なった高架駅で３代目になります。
まだ現役の「あかつき」が走っていた頃は、２代目の橋上駅でした。
しかし、コチラでも少し書きましたが、佐世保行きの「あかつき」が廃止された後の2001（平成13）年頃から駅周辺の区画工事事業に着手。武雄温泉駅は、高架駅として生まれ変わりました。
南口側の整備は一足早く終了し、駅舎としては2008（平成20）年から運用を初めていますが、北口側工事は続けられ、今年に入ってそちらもほぼ完成したようです。


「あかつき」が停車している１番ホームは北口側にあり、これまで工事が続けられていました。
ただ、詳細は不明ながら、このホームはまだ本格的に運用していないと思われるのですが・・・。
多分、このホームに入線したのは、今回の「あかつき」が初なのではないでしょうか。
このホームが完成するまでは、武雄温泉駅は１面２線の２、３番ホームだけで運用されていましたが、１番ホームの完成により、晴れて２面３線で運用することになったわけです。
もっとも、２代目橋上駅の頃も２面３線でしたが、そのうち１つについてはほぼ退避用として用いられていたので、今後もおなじような運用法になるのかもしれません。
にしても、国鉄時代からの風情を残すブルートレインと、真新しいホームの組み合わせは、何となく違和感を感じます。


途中まで「臨時」だったはずの方向幕ですが・・・。
いつの間にか「あかつき」「佐世保」の表示が出ていました。
テールマークは「臨時」のままでしたが（苦笑）。


この駅に２時間ほど停車し、市民に懐かしいブルトレの雄姿を見せた「あかつき」。
この後、さらに西へとひた走ることになります。

（2009.12.06）