[ 佐世保線 佐世保駅 ]

22時過ぎに到着する
甲種輸送撮影のため、MRに乗って
佐世保駅へ。
後の撮影のことも考え、
佐々駅から乗車しました。
12月中旬から威力を振るい出した寒気のため、佐世保駅のホームはすっかり肌寒くなっていました。
しかし、LMを含め十人近くとなった“御同業者”は、その寒さを物ともせず、カメラを手に甲種輸送の到着を待ちます。
そんなカメラの放列が待ち構える中、早岐駅を出発したMR-600形甲種輸送の編成は、ゆっくりホームに入線してきました。


佐世保駅ホームにたたずむ甲種輸送。
佐世保駅では、運転士や要員の交代が行われたらしく、ホームでは何人かの関係者が動き回っていました。
夜に見るその雄姿は、昼間とはまた違った姿を見せてくれました。
昼間も思った事ですが・・・。
こうして見ると、何だか本当に
“客車列車”のように感じます(笑)。
夜ということもあり、ディーゼル機関車が先頭に立つ編成は、
夜行列車のような趣さえあります。


同じく、佐世保駅ホームで撮影した甲種輸送。
こちらは、MRのホーム側から撮影したものです。
柵の合間から撮影したので、ちょっと苦しい構図ですが・・・。
印象的な写真になったので、掲載してみました。



佐世保駅からは、いよいよ
松浦鉄道の路線に入ります。
甲種輸送自体が珍しい事ですが、
DE10がMRに入線するというのも、滅多にお目にかかれない光景です。
その
DE10がけん引する甲種輸送は、22時40分頃、佐世保駅を出発していきました。
佐世保駅が高架駅であることもあって、物凄い轟音が辺りに響き渡ります。
派手な出発音、そして、夜にディーゼル機関車がけん引する列車が出発する風情・・・。
それは何だか
旅情を誘われる光景で、まさしく
夜行列車を思わせるものでした。
他の“御同業者”は、ほとんど佐々駅の方へ向かわれていたようなので、この一種“感動的”な出発を見送ったのは、LMを含めて2人だけ。
でも、この“見送り”ができて良かったと思っています。
・・・なお、
写真がブレている点についてはご容赦ください・・・(-_-;)

おまけ。
甲種輸送が来る前に佐世保駅ホームで撮影したMRの車両たち。
写真左手はラッピングを施された
MR-600形(MR-609)、右手は
MR-100形(MR-121)です。
(そのさらに右手に停車しているのは、JRの
783系特急「みどり」)
ラッピング車両を見るのは初めてで、その物珍しさもあって撮影しましたが、今回興味の対象となったのはMR-100形。
今回の甲種輸送でMR-600形が増勢することにより、
MR-100形はいずれとってかわられることになります。
今はごく普通に見られているMR-100形(ちなみに、LMが佐世保への往復に乗ったMRの車種は、どちらもMR-100形)ですが、もうすぐ“
絶滅危惧種”になってしまうかもしれません。
(2009.12.12)
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2009/12/30(水) 00:00:01|
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