今回の旅路:武雄温泉駅(佐賀県)~上野駅(東京都)いよいよ
北海道旅行記を始めるわけですが・・・。
まずお断りしておきたいのは、
今回の旅行記は、ほとんど“北海道”と関係ない事です(汗)。
今回は、上野発札幌行きの寝台特急「
北斗星」に乗車するため、ひたすら東進する話になっています。
[ 0日目/武雄温泉駅 ]
(注 今回の写真の中には、
過去に撮った写真をイメージとして使っているものがあります・笑)
今回の旅立ちは、とある日の夜、
佐世保線の
武雄温泉駅から始まりました。
博多行きの特急「
みどり」最終便に乗車するため、切符を片手に改札をくぐろうとすると、駅員から驚きの声が。

↑
問題の切符。
まあ・・・駅員が驚くのも、ある意味では無理もないかもしれません。
武雄温泉駅は、
九州、佐賀県の西部にある駅です。
それなのに、LMの差し出した切符の目的地は“
札幌市内”ですよ?( ̄▽ ̄;)
さらには、そこに記された
経由地の多いこと(汗)。
普通に考えたら、まず“
あり得ない切符”です(;´Д`)
実際、その駅員も「
こんな切符、初めて見ました!」と言っていました。
そんな感嘆(?)の声を背に、旅は始まったのでした。

この日の移動は少なく、博多まで行くだけでおしまい。
(仕事の後、旅支度して博多に来ただけなので、0日目=つまり、実質的な旅の日程に組み込んでいません)
この移動の理由は、翌日、北海道へ行く前に京都での所用を控えており、翌朝一番の「
のぞみ」(6時発)に乗らねばならなかったためです。
その晩は駅前のホテルに投宿。
翌日の“要件”に備えて早く休みたかったのですが・・・。
正月休みは慌ただしく過ぎ、事前の仕事も忙しかったため、
この時点でもまだ北海道内の行程が確定していなかったのです(汗)。
行程見直しのため、遅くまで時刻表と格闘すること数時間。
行程は固まりましたが、結局ロクに寝れませんでした(涙)。
[ 1日目/京都駅 ]

翌日、朝一番の「のぞみ」で京都へ。
山陽新幹線の路線内は
トンネルばかり多く、沿線の景色にあまり興味はありません。
グリーン席の心地よさと、前夜の睡眠不足も手伝い、すっかり爆睡していました(汗)。
京都到着後、直ちに京都市内某所にて駆けつけ、そこで
所用のためお籠りしていました。
私的な用事ですが、重要な案件だったので、結構疲れました・・・(精神的に)。
ようやく解放され、京都駅に戻ってみると、駅に併設した伊勢丹では“
北海道フェアー”をやっていました。
「お土産、先にここで買っておこうかな」なんて
不埒な考えが、ふと頭をよぎります(笑)。
とは言え、時間的にそんな余裕はとてもなく、とりあえず一番手近な新幹線に駆け込みます。
上野から「北斗星」に乗車するため、東京を目指して旅立たなければならないのです。
京都からなら「
トワイライトEXP」に乗りたかったのですが、所用の関係上、時間的に無理でした。
[ 1日目/米原付近 ]


発車後の車内アナウンスで、
米原付近の雪の影響で5分程度遅れる旨の案内が流れます。
この旅行に旅立った頃は、
日本海側を中心に大雪が降っており、特に前日まではひどい
大荒れ状態でした。
新幹線においても、関ヶ原付近で大雪が降り、遅れが出ていることをネットの情報等で知ってはいました。
しかし、京都は、寒気こそ厳しかったものの、雪の気配すらありません。
そのため、発車段階では「そんなに雪が降っているのかな」と思っていたのですが・・・。
それからしばらく走ると、次第に雪がちらつき始め、やがて車窓には
辺り一面の銀世界が広がりました。
京都発車から30分も経っていないというのに・・・辺りはすっかり別世界です。
関ヶ原付近では、スプリンクラーの作動音と、そこから放たれる水が跳ね返る音が、断続的に車内にも響いてきます。
北の国にたどり着く前に、ひと足早く雪景色を楽しむことができました。
ところが、岐阜羽島付近まで来ると、雪は完全になくなり、からっとした青空に。
うーむ、どうやら
米原一帯は異世界のようです・・・。
[ 1日目/新富士付近 ]

岐阜羽島を過ぎてからは、ずっと好天に恵まれた車窓。
九州に住むLMにとって、
東海道新幹線の車窓はあまり馴染みがないので、新幹線の旅ながら車窓を楽しむことができました。
山陽新幹線はトンネルばかりで退屈かつ車窓の楽しみが全くないのに対し、東海道新幹線は比較的トンネルも少なく、
様々な景色を堪能できるのが嬉しいところ。
特に、
新富士駅付近で眺望できる
富士山の夕景には感動でした!
(そもそも、
富士山自体、滅多に見たことがないLMなのです・・・)
列車は途中で遅れを取り戻し、ほぼ定刻で東京駅に滑り込みました。
[ 1日目/上野駅 ]

東京~上野間は、常識的に考えて在来線を利用するのが当然ですが・・・。
この日は荷物が多く、ラッシュ時でもあり混雑に巻き込まれたくなかったため、新幹線で突っ走ることに。
ちょっと無駄な出費でしたが、仕方ありません。
ともあれ、ようやくたどり着いた
上野駅13番線ホーム。
ここから、
いよいよ北海道を目指す「北斗星」の旅が始まるのです。
(つづく)
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行
- 2010/02/08(月) 00:00:01|
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| コメント:2
Kyo-to様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
> いよいよ始まりましたね。楽しみにしてました!
あまり期待はしないでください・・・(汗)。
風邪をひいたりして体調を崩していますので執筆も進みませんが、気長にお待ちいただければ・・・と思います。
- 2010/02/08(月) 03:49:13 |
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