今回の旅路:旭川~雄信内~音威子府(北海道)[ 3日目/旭川駅 ]

3日目早朝、再び
旭川駅のホームへ。
乗車したのは、
宗谷本線始発の普通列車(
321D)です。
この日の321Dは、
キハ54 510でした。
この列車は稚内まで直通しますが、途中何度か列車番号が変わります。
(旭川-名寄=321D、名寄-音威子府=4325D、音威子府-稚内=4327D)
始発(6:05)に間に合わせるため、
朝5時起きで、かなりきついです・・・。
旭川-名寄間は、まだ暗いですし、
昨日も見た景色なのでいいや、ということで爆睡(汗)。
[ 3日目/4325D車中 ]


名寄から先は何とか起きて、ますます深くなってゆく雪景色を見ていました。
北へ北へとひた走る列車の窓から見えるのは、どこまでも続く白銀の世界。

時々、思い出したように、雪に埋もれた小さな駅に停車します。


降り続く雪と、果てしなく広がる銀世界――。
冬の北海道の自然は厳しいですが、一番“
北海道らしさ”を感じられる季節でもあります。
そんな景色を窓の外に見ながら、改めて自分が今、北海道を旅しているのだということを実感しました。
少し眠さはありましたが、それは至福の時間でした。
昨日、たくさんの思い出を作った北星駅。
降り積もる雪で、特徴的な板張りのホームも覆い尽くされているようです。
北星駅を過ぎ、列車はさらに北を目指します。
[ 3日目/音威子府駅 ]

旭川を出発して3時間弱ほど経った頃、列車は
音威子府駅に滑り込みます。
ここで、対向列車の待ち合わせなどもあり、
28分停車します。
これほど停車するなら、朝飯代わりに当地名物の
音威子府そばを味わいたいのですが・・・。
駅の立ち食いそば屋は、
この時間、まだ営業していません(ノД`)
仕方ないので、時間つぶし方々、外に出て写真撮影を行いました。

心地よく暖房がきいていた車内から外に出ると、強烈な寒さが体に襲いかかってきます。
LMがのんびり寝たり、ぼんやり外の景色を眺めている間にも、ひたすら走り続けていたキハ54。
真っ白になったキハ54の姿は、
車外の自然の厳しさと、ここに至る旅路の苦難を感じさせてくれるようです。


見渡す限り広がる白銀の世界・・・。
雪のあまり降らない九州の地に住むLMは、こういう神秘的な銀世界に憧れます。
もちろん、この地に住む人々は大変なのでしょうが・・・。

対向の特急「
スーパー宗谷2号」が、音威子府駅の3番線ホームに入線してきます。
これほどの雪の中でも、列車は時間通り正確に、定刻に運行していました。
その正確さを期待されてか、この日はかなりの乗降客があるようでした。
[ 3日目/雄信内駅 ]

音威子府からさらに1時間弱ほど走り、この日最初の目的地・
雄信内駅へ。
当然、下車客はLMだけ・・・と思っていたら、他に2人下車客が!(;゚∀゚)
どうやら
御同業者のようです(苦笑)。
雄信内駅では、ラッセル車(
DE15 2514)がこちらの普通列車を待って停車していました。

雄信内駅は、駅舎はしっかりしたものがありますが、周囲に人家の見られない、寂しい駅です。
(雄信内駅の詳細は、後日掲載の駅紹介で行います)

雪を蹴立ててやって来たのは、稚内へ向かう特急「
スーパー宗谷1号」。
颯爽とやって来る姿がカッコいいですね。
自慢の快速を活かして、あっという間に駅を通過していきます。

2時間ほど、駅とその周囲の散策を楽しみました。
帰りがけお世話になるのは、名寄行き普通列車(
4330D)です。
[ 3日目/音威子府駅 ]

再び音威子府駅に帰着。
駅の立ち食いそば屋に駆け込み、朝には食べられなかったそばを味わいました。
LMは、
三食全てそばでも飽きないというそば好きなのです(笑)。
そばに満足した後は、しばし駅周囲の散策を行います。


雪の勢いは、朝よりもむしろ強くなっていました。
そんな中、ホームには雄信内駅で先行したラッセル車が停車していました。
対向列車待ちの時間調整なのでしょうが、乗務員が下車していたので、休憩も兼ねているのかもしれません。


雪の中、音威子府駅に入線してくる普通列車(
4329D)。
この列車で次の目的地を目指すわけですが、この列車にはKが乗車していました。
本当は一緒に旅立ちたかったのですが、仕事の関係上、KはLMと休みが合わなかったので、後発で空路旭川入りし、ここまでやってきたのです。
3日目にして、ようやく合流です。
一人旅が気楽ではありますが、やはり
2人いる方が心強いですね。
ここからさらに駅巡りを続けつつ、最北の駅を目指します。
(つづく)
スポンサーサイト
テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行
- 2010/02/20(土) 00:00:01|
- 鉄道旅行
-
-
| コメント:0