
JR九州では、ここ最近、
国鉄色急行車両を使ったリバイバル列車を運行しています。
このリバイバル列車に使われている車両――2両の気動車は、
キハ65 36と
キハ58 569です。
いずれも国鉄時代、急行用の車両として配備されてきました。
その後、この2両は
久大本線で「
TORO-Q」というトロッコ列車用の車両として運用されてきました。
しかし、この度、再び国鉄色に塗り直され、イベント用列車として活用されることになったものです。
耐用限度の8月までは、九州各地でその雄姿が見られることになりそうです。

このキハ58+キハ65の国鉄色急行列車は、毎週のように北へ南へと九州各地を走り回っています。
「
故郷へ~汽車の風景」の前期高齢者様(I氏)のお誘いを受けたこともあり、国鉄色急行列車の雄姿を記録に残すため、LMとKも各地へ撮影に出向きました。
今日は、これまで撮影した成果をご報告したいと思います。
[ 日田彦山線 筑前岩屋-大行司間 ]

こちらは、2月6日、
日田彦山線経由で大分-門司港間を結んだ急行「
あさぎり」です。
まるで
天上からの眺めのような神秘的な俯瞰の景色・・・。
そんな雄大な自然の景色の中に、国鉄色がよく似合うと思います。
とは言っても、俯瞰なので小さくしか写っていませんが(笑)。

撮影場所は、以前、
コチラの記事で紹介した場所です。
夏には大変な思いをして登った記憶がありますが・・・。
今回は、冬ゆえに下草の類も少なく、ヘビ等も心配もないので安心(笑)。
そんなこんなで気楽に歩いたせいか、さほど疲れもなく、あっけなく到達しました。
ただ、高い場所の上に開けた地点なので、風が冷たいのには参りました(汗)。
ともあれ、この地点は素晴らしい撮影地点ですが・・・。
残念ながら、
元気な杉がすくすくと伸びているので、もうじき撮影は困難になるでしょう・・・(涙)。
[ 長崎本線 東園-大草間 ]



うって変わって、こちらは海景が美しい
長崎本線(旧線)を走る急行「
ながさき」です。
急行「ながさき」は、2月20日、長崎本線の旧線を経由し、長崎-博多を結びました。
前回に引き続き、好天に恵まれた撮影になりました。
ローカルな風景によく似合う国鉄色ですが、やはり晴天でこそその魅力は引き立つと思います。
それにしても、国鉄色の色合いは、どんな景色の中でも存在感を感じる色合いですね。
[ 長崎本線 喜々津-東園間 ]

こちらはKの撮影したもの。
LMは知りませんでしたが、ここは
長崎本線でも屈指の撮影地だとか。
この日も二十数人の“御同業者”で賑わったようです(笑)。
美しい自然の中を走るキハ58+キハ65の姿が印象的です。
多分、国鉄時代とほとんど変わらない光景なのではないでしょうか。
長崎本線は電化されていますが、こちら旧線は非電化のため、架線が写らないのも俯瞰撮影する際には嬉しいところ。
夏だったら、もっと空や海が青々していて良かったのかもしれませんが・・・。
まあ、そこまでは贅沢な望みですね(苦笑)。
[ 長崎本線 肥前七浦駅 ]

同じくK撮影のもの。
2月21日、同じく長崎本線経由で博多-長崎を結んだ急行「
いなさ」(ただし、喜々津-浦上間は新線経由)。
古き良き駅舎が残る
肥前七浦駅、昔ながらの国鉄色に身を包んだキハ58+キハ65、懐かしい「急行」の幕・・・。
まるで国鉄時代にタイムスリップしたかのような光景ですね(笑)。

今後も、キハ58+キハ65を使った国鉄色のリバイバル急行列車は、土日を中心に何回も運転される見通しです。
これからも撮影を続けていきますので、機会があれば、またアップしたいと思います。
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2010/03/10(水) 00:00:01|
- キハ58系
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