2010.05.02(Sun):鉄道写真

[ 肥薩線 大畑駅 ]
ごった煮(141)
俯瞰3連続撮影、次なる撮影地は、大畑駅構内を望む高台です。
ここは比較的有名な場所で、臨時列車が走る際には多数の撮影者が集まることもあるそうです。
大畑駅は、ループ線の途中にある駅であり、かつスイッチバック駅でもあるという、全国唯一の珍しい駅です。
スイッチバックが組み込まれているのは、駅を造るために必要な平坦な場所が必要だったからと言われています。
その構造的な性格上、通過不能の駅となっており、どんな列車でもいったん駅に停車しなければなりません。
ともあれ、この俯瞰地点に立つと、列車がスイッチバックを行う様子がよく分かります。

ごった煮(150)

ごった煮(151)
左下、木々の陰から列車が姿を現しました。
人吉側から駆け上がって来た列車です。
これから矢岳駅に向け、さらに勾配のきついループ線を駆け上がる前に、大畑駅でいったん休憩です。
この写真では木々に覆われ見えませんが、右手にある大畑駅のホームに吸い込まれていきます。

ごった煮(152)

ごった煮(153)
大畑駅で進行方向を変えた列車は、今度はいったん左手を目指します。
これは、ループ線を登坂するにあたり、加速する必要があるためです。
下の写真、山のハゲ具合が少し目立ちますが、それは気にしない方向で(笑)。

ごった煮(154)

ごった煮(155)
再び向きを変え、本来の進行方向に戻った列車。
加速線で列車を加速させ、勢いをつけながら、坂道(=ループ線)を上っていきます。
左から右へ、右から左へ、そしてまた左から右へ・・・。
少しずつゆっくりと、しかし確実に――列車は高みを目指します。
エンジン音を唸らせて走るキハ。
その姿を見ながら、ふと今とは比べられない苦労があっただろうSL時代のこの地に、思いをはせていました。

(2010.04.29)


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