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2010.06.08(Tue):駅探訪

紋穂内駅(1)
宗谷本線駅紹介シリーズ、本日は紋穂内駅をご紹介します。
訪問したのは17時台なのですが、日の長さが短い時期のことなので、既に周囲は真っ暗。
おまけに、寒さが一段と増してきたため、体が震えてしまい、ブレブレの写真が多発することに・・・(汗)。

紋穂内駅(3)

紋穂内駅(2)
紋穂内駅待合所。
この駅も、先に紹介した智恵文駅同様、車掌車改造の待合所となっています。
智恵文駅とは異なり、あちこちヒビが入った外壁に年季(笑)を感じます。
とは言え、昔からこの待合所だったわけではなく、かつてはちゃんとした駅舎が建っていました。
今は雪が覆い尽くされているので分かりませんが、資料を当たってみると、どうやら現待合所の傍に、旧駅舎の基礎が残っているようです。
それから判断すると、昔は立派な駅舎があったようですね。
まあ、それはともかくとして・・・。
屋根に降り積もった駅が凄いことになっています(((( ;゚Д゚)))
かなり怖いですね・・・(汗)。
これだけの重量を支えて頑張っている車掌車転用の駅舎に敬礼したい気分です。

紋穂内駅(4)

紋穂内駅(5)
待合所内部。
室内に入るためのドアは、凍結のためかなかなか開きません。
何度か押したり引いたりして、やっと中に入れました。
ストーブや暖房があるわけもなく、暖をとるものとてない室内ではありますが・・・。
外気がしんしんと冷えるこの時間、やはり中にいた方がいくらかでも楽です。
室内に自転車が引き込まれているため、狭い室内が余計に狭く感じます。
もっとも、この積雪では、室内に置いておかないとたちまち雪の下に埋もれるでしょうから、仕方ないでしょうけど。
狭いとは言え、1人ならこの程度の広さで十分です。
また、狭いとは言いながらもトイレとゴミ箱はちゃんと設置されており、最低限の備えはなされています。

紋穂内駅(6)
ホーム側から見た駅周辺の光景。
とは言っても、駅以外は真っ暗です(汗)。
雪に覆われているためと、時間があまりないせいもあって、それほど探索はできませんでしたが・・・。
付近には家も見当たらず、一面の雪景色が広がるだけで、閑散としていました。
まさに“秘境駅”としての雰囲気たっぷりです。
17時台であるにも関わらず、まるで深夜のような暗闇が周囲を包んでいます。
その理由のひとつに、家の照明や道路の街灯がほとんどないため、光源に乏しいことがあげられるでしょう。
そのため、夜の帳が下りると、辺りはたちまち真っ暗になってしまうのです。
そんな暗闇を煌々と照らす駅の灯は、とても心強く感じます。

紋穂内駅(7)
紋穂内駅ホーム(名寄方面)。
雪に覆われた駅周辺は、静寂に包まれています。
家や主要な道路が近辺にないということは、光源に乏しいだけでなく、音の発生源も少ないということを意味しています。
時折、電灯がジジジ・・・という音を立てるのが、唯一の音らしい音。
一人でいると不安になってくるような、寂しい雰囲気です。

紋穂内駅(8)
紋穂内駅ホーム(稚内方面)。
駅の照明でオレンジ色に染められた雪原が、何とも言えない独特な雰囲気を出しています。
この駅も智恵文駅と同じように、かつて林業が盛んだった頃は木材の出荷駅として賑わっていたそうです。
以前は木造駅舎があったこと、2面2線のホームを持ち、側線まであったことも同じです。
さらに、林業の衰退と共に駅も寂れ貨物取り扱いを廃止、現在は1面1線のホームに車掌車転用の待合所があるだけ、という点まで似通っています。
しかし、決定的に違う点が。
智恵文駅は駅の周囲に集落があるのに比べ、紋穂内駅周辺はそうした“人の気配”が感じられないことです。
辺り一面が雪で覆われた時期であることに加え、夜に行ったことが余計にそういう感情を増幅させたのかもしれません。

紋穂内駅(9)
紋穂内駅に近づく列車。
滞在時間が短かったため、写真を撮り終わる頃には帰りの列車まで10分を切るほどになり、ホームで列車を待っていましたが・・・。
寒い! とにかく寒い!!
北星駅を去る頃から徐々に本格化しだした寒さは、より厳しさを増してきました。
それでも撮影しているうちはそちらに集中していて気付きませんでしたが・・・。
その後、列車を待つ時分になって、急に寒さが堪えてきました。
元々、LMは、装備さえ万全ならば多少の寒さには抵抗力があるほうなのですが・・・。
この時は、完全装備にも関わらず、震えが止まりません。
ようやくやってきた列車の中へ逃げ込むように飛び乗ったのですが、暖房のきいた車内でも震えは収まらぬまま。
さらには、保温のために飲んだウイスキーが回ったのか、頭がクラクラし、体中にドッと疲労を感じます。
コチラの記事でも書いたことですが、こうした状況のため、本来ならばまだ駅探訪を続ける計画だったにも関わらず、やむなくこの日は撤収したのでした。
北海道の冬の厳しさを文字通り“体感”した夜でした。


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