2010.12.28(Tue):その他写真(非鉄)

京都にて(51)
鞍馬寺の本堂から遠く離れ、そろそろ貴船神社の方が距離的に近くなる頃――。
山道の途中に、不意に小さな建物が見えてきます。
この小堂が、鞍馬寺の奥の院になります。
その名も「奥の院魔王殿」。
「魔王殿」とはまた凄い名前(笑)ですが・・・。
650万年前、金星から地球に降り立った(!)という伝説が残る「護法魔王尊」を祀る場所なのです。

京都にて(52)
鞍馬弘教では、護法魔王尊は毘沙門天千手観世音と並ぶ「尊天」とされ、本尊になっています。
LMは拝見していませんが、寺に残る護法魔王尊像の外見は、天狗に近い姿だとか。
こうしたことから、「鞍馬天狗」も元々「護法魔王尊」なのだという説や、強力な力を持つ天狗を祀り上げたのが「奥の院魔王殿」なのだという説など、いろいろな話や学説が飛び交っています。
鞍馬山は古くから山岳信仰や山伏による密教が盛んだったとか。
そのため、いろいろな教えが渾然と混ざり合い、今に伝わっているのでしょうね。
しかし、LMはそういった事柄の専門家ではないですし・・・(苦笑)。
話も堅苦しくなるので、この辺りでやめておきます。

京都にて(53)
この奥の院を過ぎれば、後は一瀉千里の下り坂になります。
鞍馬寺側から来ると、ひたすら下り坂なので、転ばないようにバランスさえ気を配れば楽な道のりですが・・・。
貴船神社側から来る方は、勾配がきつい上り坂のため誰もがつらそうで、息切れされている方も少なくありません。

京都にて(54)

京都にて(55)
下り坂の途中にも、自然の生命力を感じさせられる眺めをあちこちで見ることができます。

京都にて(56)
坂を一気に下っていると、途中から水音が聞こえるようになります。
水音の正体は、貴船神社のすぐ脇を流れる清流・貴船川が流れる音です。
これが聞こえてくれば、終点・貴船神社は目前。
長い山道の終点まで、あとわずかです。

(2010.09.19)


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