2010.12.08(Wed):駅紹介・三江線編

[ 三江線 宇津井駅 ]
INAKAイルミin宇都井駅(1)
12月3~5日、宇都井駅とその周辺で「INAKAイルミ」が開催されました。
このイベントは、宇都井駅とその周辺を発光ダイオード(LED)のイルミネーションで美しく彩るもの。
今年初めて決行されたイベントで、雇用創造推進協議会が企画。
照明デザイナー・長町志穂さんの指導のもと、地元有志の皆さんがボランティアで飾り付けをされたそうです。

INAKAイルミin宇都井駅(2)

INAKAイルミin宇都井駅(17)
LMの大好きな宇都井駅がライトアップされる!
このイベント開催を知った時、LMの心は既に宇都井駅に飛んでいました。
普通の時でさえ、宇都井駅の夜景は心優しい情景でLMの心を安らげてくれますが・・・。
今回のイベントでは、駅はもちろん、美しい風景を見せる周囲の農村地帯までイルミネーションで包み込むとか。
その美しさはどんなものだろう・・・想像するだけで、期待に胸が膨らんできました。
これは何があってもいかなければ!
かなりの強行軍になるのは重々承知でしたが、無理を押しても宇都井駅に駆けつけることを決意しました。

INAKAイルミin宇都井駅(3)
ということで、LMとKは、4日夜に宇都井駅を訪問しました。
来場者は予想以上で、会場となった駅周辺は大賑わい。
シャトルバスまで運行されていました。
遠くからも、宇都井駅の輝く姿がはっきり見えてきます。

INAKAイルミin宇都井駅(4)
駅とその周囲は、実に約4万5千個ものLEDが設置されたとか。
実際に目の当たりにすると、ライトアップされた駅の美しさは、想像をはるかに超えるものでした。
正面から宇都井駅を見た時、あまりの美しさに、思わず息をのんだほどです。
神秘的というか、幻想的というか・・・。
とにかく、言葉では言い尽くせない、荘厳な美しさがありました。
ファインダー越しにその美しさを堪能しているうち、その光景にますます陶酔していくような感覚さえ覚えたものです。

INAKAイルミin宇都井駅(5)

INAKAイルミin宇都井駅(6)

INAKAイルミin宇都井駅(7)
夜空に光輝く、華麗なる“天空の駅”。
その光景は、まさに銀河鉄道が発着するのに相応しいイメージです。
ここで“銀河鉄道”という場合・・・
人によっては、ある人は宮沢賢治作の童話『銀河鉄道の夜』をイメージされる方もあるでしょうし、またある人は松本零士作の『銀河鉄道999』が頭に浮かぶ人もいるでしょう(笑)。
でも、そのどちらの作品にも、この駅ならばイメージにピッタリという感じがします。
地上から、あの空の向こう、宇宙の遥か高みまで――どこまでも走る列車の始発駅。
そんな情景に、この“天空の駅”ほど相応しい駅はないでしょう。

INAKAイルミin宇都井駅(8)

INAKAイルミin宇都井駅(9)
多少人は写りますが、それは承知の上で、少し駅に近づき撮影してみます。
駅撮影時の心強い味方・10~24mmの広角レンズを装着し、あえて横アングルで挑戦してみました。
ある意味、視野よりも広い空間を切り取る広角レンズが写しだした世界は、何とも独特な世界でした。
長時間露光しているため、目の前をたくさんの人が横切っているのですが、それは写っていません。
写っている人もまるで陽炎のようで、駅に漂う幻想的なイメージが増している気がします。

INAKAイルミin宇都井駅(10)
階段の途中にも、様々な色合いのライトが照り輝いています。
このライトが、宇都井駅の階段塔をより華やかに見せてくれているのです。
116段の階段を登るのは大変ですが、こんな美しい景色を見ながら登れるなら、苦にはなりません。

INAKAイルミin宇都井駅(11)
階段塔の中から見た高架上のホームと、それを彩るイルミネーション。
本当に銀河鉄道が発着しそうな雰囲気ですね。
都合のいいことに「○○分後に列車が到着します・・・」というアナウンスが響き渡ります。
普段は無人駅ですが、この日は列車到着の度ごとにアナウンスが流れていました。
その呼び声が、銀河鉄道の到着を知らせるアナウンスのように聞こえました。

INAKAイルミin宇都井駅(12)

INAKAイルミin宇都井駅(13)
ホーム上にて。
普段は慎ましやかな夜の宇都井駅も、この日は縁日のような華やかな光に包み込まれていました。
さすがにホームの上は寒さも厳しいですが・・・。
この日ばかりは寒さなど気にはならず、人の途切れた合間を狙って撮影に勤しんでいました。

INAKAイルミin宇都井駅(14)
ホームから見る駅周辺の光景も、この日は普段と全く違った夜景を見せてくれました。
家や田畑、川に至るまで配置されたLEDによって彩られた景色は、光の芸術作品のようです。
しかし、その美しさは、決して派手さや華美というふうではなく、慎ましやかな印象さえ抱かせます。
その農村らしいライトアップが、この夜景を優しいものにしていました。

INAKAイルミin宇都井駅(15)

INAKAイルミin宇都井駅(16)
ホームを発着する列車。
“銀河鉄道”というには、1両だけなのが寂しいところですが・・・。
露光時間を長くして、流してしまえば、かえって流星のような光跡が風情となり、悪くない感じになります。
約2時間半ほど、夢中になって輝ける宇都井駅を取り続けたLM。
ここ最近、仕事上の憂鬱が晴れず、暗い気分でしたが、この日はそんなことを忘れて撮影できました。
時間が短かったのがちょっと残念でしたが・・・。
その美しさには、十分満足できました。
かなりの強行軍となったため、かなり疲れる撮影ではありましたが・・・。
それだけの価値は十分にある、これまで見た中で最も印象に残る駅のイルミネーションでした。

(2010.12.04)


スポンサーサイト

Secret