2010.12.20(Mon):キハ58系

[ 津山線 建部駅 ]
キハ28・58(1)
2010年は、何かと思い出の列車とのお別れが多い年になりました。
今回御紹介するキハ28・58もそのひとつです。

キハ28・58(2)
JR西日本のキハ28・58(国鉄色)は、これまで同社管内の臨時列車などに用いられてきました。
以前、因美線美作滝尾駅に行った際、同編成を用いた「みまさかスローライフ列車」をいつかは撮影したいなぁと思っていたのですが・・・。
LMの知らないうちに、今年の運行は終了していました(T-T)
しかも、その際、キハ28・58による運行は今年が最後だとも聞きました。
キハ28・58は、津山線で11月20・21日に運転される「ありがとう『キハ28・58』号」をもって、運用を離脱するというのです。
大切な撮影機会を逃し、大いに落ち込んだLMでしたが・・・。
その反動からか、せめてその最後の雄姿を捉えたい――と無性に思うようになりました。
そこで、最後の撮影機会である22日に撮影に行くことを急遽決定しました。

キハ28・58(3)
キハ58系(国鉄色)は、JR九州管内でもリバイバル急行として何度となく運行されてきました。
(JR九州の編成は、キハ58+65でしたけど)
実際のところ、LMの心の中にある現役時代の国鉄色・キハ58系は、もうだいぶ記憶から薄れていました。
ところが、この度重なるリバイバル急行運行は、LMの記憶の底に眠っていた埋もれ火のような思い出を蘇らせてくれたのです。
キハ58系は、LMが小さい頃から好きな列車でしたが、このリバイバル急行撮影で改めてキハ58系を間近に見て、田舎の風景によく似合うその姿を撮影するたびに、ますます好きになって行くのを感じました。
しかし、残念ながら、JR九州の国鉄色キハ58も「ひかりファイナル」の運行をもって終了。
それだけに「みまさかスローライフ列車」が因美線を走るのを楽しみにしていましたし、それを逃した時はとても悔しく思ったものです。
そうした感情があったからこそ、九州からわざわざ岡山まで出かける労苦をおかしても、撮影に行きたくなったのでしょうね。

キハ28・58(4)
LMは無難に駅で、Kは初めての場所ながら適当な場所を探して走行シーンを撮ることに決定。
LMがキハ28・58を待つ場所として選んだのは、味わい深い駅舎を残す建部駅です。
この駅では大量に写真を撮ったので、後日、改めて紹介しますね。

キハ28・58(5)

キハ28・58(6)

キハ28・58(7)
駅周辺の撮影などしながら建部駅で待つこと約4時間。
いよいよ目的の「ありがとう『キハ28・58』号」が入線してきました。
国鉄色の気動車は、いつ見ても心躍るものがあります。
折から、駅周辺は紅葉の見頃で、山々は美しく彩られていました。
そんな美しい田舎の景色に、国鉄色のキハ58系はとてもよく似合います。

キハ28・58(8)
今や貴重となった、キハ58系とキハ40系の横並び写真。
もちろん、国鉄色のキハ58系も貴重ですが・・・。
今は地元色で塗られているキハ40系も、もうすぐ塗り替え(末期色化)が進行するはずなので、こちらも貴重です。

キハ28・58(9)
去っていくキハ58系を見送りながら、LMは胸が熱くなるのを覚えました。
今度こそ、国鉄色のキハ58系を撮影するのは最後になるかもしれない・・・。
まだ高山本線で国鉄色のキハ58系が奮闘していますが、こちらも2011年3月までで運用離脱の見込みとか。
しかも、場所が遠いため、こちらはさすがに撮りに行けそうにありません。
それだけに、LMが国鉄色のキハ58系を撮影しようとすれば、今回が最後の機会だと思っていました。
それだけに、胸に来るものがあったのでしょうか。
ようやく記憶の中から蘇ったのに、またお別れなんて・・・。
それでも、今度は写真に“記録”できたので、“記憶”から忘却されることはありません。
それだけがせめてもの慰めでした。
さようなら、大好きな国鉄色のキハ58系。
心の中で、LMは去りゆくキハ28・58に手を振っていました。

[ 津山線 建部~福渡間 ]
キハ28・58(10)

キハ28・58(11)
最後に、Kの撮影した「ありがとう『キハ28・58』号」の走行シーンを紹介します。
農村風景というか、田舎らしい景色の中を走る国鉄色のキハ58系は、本当によく似合います。
緑の多い農村風景に同化することなく、かといって華美を誇るでもなく――。
風景の中に溶け込むようでいながら、どこか存在感を主張する色合い。
そんな国鉄色が、LMは大好きです。

(2010.11.21)


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