2011.05.24(Tue):駅探訪

安和駅(1)
前回、安和駅近くの高台で撮影した前、駅自体もいささか探索したので、その記事をアップしたいと思います。
いや~、久しぶりですな、駅紹介記事(^^;
我がブログのメインコンテンツ(のはず)なのに・・・orz
ともあれ、今回御紹介するのは、土讃本線から安和駅です。
駅名標にある通り、「安和」と書いて「あわ」と読みます。
最初、「あんわ」だとばかり思っていました(恥)。

安和駅(2)
前回も紹介した、高台から望んだ安和駅の遠景。
1面1線の侘びしい無人駅です。
カーブした線路にホームが一本あるだけの、列車から見ると駅があることを忘れてしまいそうな駅です。
しかし、この駅の取り柄は、何といっても目前に広がる太平洋安和海岸)。
その圧倒的な存在感が、ホーム一本の小さな駅をぐっと引き立てています
なお、この場所で撮影していた際に話を聞いた地元の人の話によると、昔はもっと賑やかだったようです。
駅は、今のような単式1面1線ではなく、両側に線路を持つ島式ホームだったようです。
また、貨物用(?)のホームと側線もあったということです。
実際、現在使用されているホームの右側に、草に埋もれた小さなホームが目につきます。

安和駅(3)

安和駅(4)

安和駅(5)
駅前の光景。
駅は、国道56号線から少し高台に上がった場所にあります。
駅前に至る道は完全に舗装されていますが、駅前の一部は舗装されていません。
また、大きな石がゴロゴロ埋まっていて、車を駐車する際は少し注意を必要とします。
前述の地元の人の話では、以前は木造駅舎があったとか。
見た限り、以前線路だった場所と駅舎だった部分が舗装されていないように思えました。
駅舎があり、島式ホームかつ貨物用側線まで有していた頃の安和駅は、今とだいぶ違った景色だったでしょうね。

安和駅(6)
ホームから見た安和海岸。
この写真撮影時は朝早い時間で、写真の方角から太陽が昇り、海がキラキラして眩しくて、とてもきれいでした。
この駅に立つ人は、誰もがもれなくこの美しい景色を楽しむことができます(笑)。
この景色を求めて、車で訪問する人も結構な数いました。

安和駅(7)
待合所。
やっと雨風を凌げる程度の小さなもの。
設置されたベンチは、待合所の規模に見合った小さなものですが、目の前に広がる景色は雄大です。
ベンチに座れば、静かな環境の中、波が浜辺に寄せる音だけが響いてきます。
心落ち着くこの環境・・・まさに最高です。
ちなみに、駅の近くの道路は、よくお遍路さんが歩いています。
その中には、時折駅まで来て、ベンチでその景色を楽しんだり、写真に撮ったりしている姿が見られました。
なお、待合所の端に扉があり、当初、これはトイレと思っていたのですが、鍵がかかっていて入れませんでした。
他にもこの駅にはトイレの設備がないので、訪問時は注意を必要とします。

安和駅(8)

安和駅(9)
駅ホーム(高知方面)。
ホームの手前で線路がやや右に寄っていますが、これこそが以前島式ホームだった名残のようです。
写真には写っていませんが・・・。
朝早いこの時間帯、金色に染まる海では、たくさんの漁船が走り回っていて、とても印象的でした。

安和駅(10)

安和駅(11)
駅ホーム(窪川方面)。
浜辺に立つソテツの木が、いかにも南国・土佐らしい雰囲気を醸し出しています。
このホームに立ち、ベンチに座って見た景色は、今でも忘れられません。
日本海側の海辺の駅(青海川駅驫木駅など)は、どこか哀愁漂う風情がありますが・・・。
太平洋岸のこの駅は、明るく開放的で、雄大な感じがします。
ベンチに座っていると波の音が聞こえると書きましたが・・・。
その音も「サザァー」という静かな感じではなく、「ドドン!」と腹に来る音で、いかにも勇壮な感じです。
その響きは、女々しい事に悩んだり落ち込んだりするLMの弱い心を叱るようでもあり、励ますようでもあります。
何か心地よいものに包み込まれるような気がする安和駅。
憂鬱な事や、辛い事を抱えていても、この駅に来て、この景色を目にすれば、晴れ晴れした気持ちになれそうです。


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